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アモンの旅4
走り続けることおよそ一日
妖精の住む楽園のような花畑についた
そこの妖精たちは悪しき者が近づくと一斉に攻撃する性質があるのだが、悪の権化たる悪魔の彼がその性質に引っかからなかった理由
それは彼の心が清らかだったからだ
悪魔としての片りんは消え、彼は既に悪魔ではなくなりつつあった
「ようこそ、ようこそ、ようこそ」
小さな妖精がパタパタと羽をはためかせて寄ってくる
それにつられてなのか同じように小さな妖精たちが回りに寄って来た
「可愛いな・・・」
人懐っこい妖精たち
アモンの心が綺麗でなければ彼らは寄ってこなかっただろう
「こっちこっちきて」
「え?」
アモンの腕を引っ張る妖精たち
彼らはアモンをどこかへ連れて行きたいようだ
「分かったよ、ついて行けばいいんだね?」
妖精たちが導くままにアモンはその後をついて行く
花畑を抜けて森のさらに奥地へ
そこには人一人優に乗れそうな花があり、その花の上には美しい羽を持った女性が座っていた
「よく来てくださいました。悪魔の最後の生き残りアモンさん」
「どうして、それを」
「ええ知っています。知っていますとも。あなたのことは母様からよく聞いています。悪魔なのに人々を救っていた変わり者。そして、優しき戦士」
「その、恥ずかしいんですが」
彼女はこの世界の妖精女王エティン
エティンの母は妖精神エラリウラで、リディエラの母シルフェインの妹にあたる
つまり彼女はリディエラの従姉となるわけだ
妖精祖神エラリウラはこの世界によく来ているらしく、様々な情報を教えてくれるのだとか
アモンの情報もその母親から得たのだ
「あなたがこの世界に来た時から見ていました。あなたの知りたい情報、私ならなんとかできるかもしれません」
「本当ですか!?」
「期待はしすぎないで下さいね。私は母様からの権能によってさまざまな世界の妖精と繋がることができます。そこからもしかしたらあなたの仲間の情報も得られるかもしれません」
この世界に来たのは本当にただの偶然だったが、その世界にまさかこのような力を持つ妖精がいるとは思いもよらなかった
「あなたのこれまでの良き行い。母様から聞かされてきました。貴方への協力は惜しみませんよ」
「ありがとうございます!」
「では始めます。少し待ってくださいね」
エティンは目をつむって瞑想のような状態になる
その体がうっすらと青く輝く
彼女が発する権能を待つアモン
その間周りでは妖精たちがアモンを取り囲んで遊び始めていた
可愛いその様子にアモンも癒される
「集まりました。かのアカシックレコードには遠く及びませんが、私の権能もなかなかのものですよ」
集まった情報を整理し、頭の中でまとめると要約してそれを話し始めた
「あなたの仲間、みんな同じ場所で囚われているようです。アルカルドという世界の妖精たちが囚われた彼らを見ているようなのです」
「アルカルド?」
「はい、ウルに支配された世界、仙人という種族が納めていたのですが、彼らも残るところあとわずか・・・。妖精もその多くが」
「・・・。僕がその世界を救います。妖精も、仙人も」
「よろしくお願いします。そして、これをあなたに」
花のブローチを渡される
「それを妖精に見せれば皆協力してくれるはずです」
「なにからなにまでありがとうございます。必ずその世界を救って、僕の仲間たちも救い出します!」
エティンは優しく微笑みながらうなづき、アモンを送り出した
目指すはアルカルド
仙人が切り開いた仙力溢れる世界だ
妖精の住む楽園のような花畑についた
そこの妖精たちは悪しき者が近づくと一斉に攻撃する性質があるのだが、悪の権化たる悪魔の彼がその性質に引っかからなかった理由
それは彼の心が清らかだったからだ
悪魔としての片りんは消え、彼は既に悪魔ではなくなりつつあった
「ようこそ、ようこそ、ようこそ」
小さな妖精がパタパタと羽をはためかせて寄ってくる
それにつられてなのか同じように小さな妖精たちが回りに寄って来た
「可愛いな・・・」
人懐っこい妖精たち
アモンの心が綺麗でなければ彼らは寄ってこなかっただろう
「こっちこっちきて」
「え?」
アモンの腕を引っ張る妖精たち
彼らはアモンをどこかへ連れて行きたいようだ
「分かったよ、ついて行けばいいんだね?」
妖精たちが導くままにアモンはその後をついて行く
花畑を抜けて森のさらに奥地へ
そこには人一人優に乗れそうな花があり、その花の上には美しい羽を持った女性が座っていた
「よく来てくださいました。悪魔の最後の生き残りアモンさん」
「どうして、それを」
「ええ知っています。知っていますとも。あなたのことは母様からよく聞いています。悪魔なのに人々を救っていた変わり者。そして、優しき戦士」
「その、恥ずかしいんですが」
彼女はこの世界の妖精女王エティン
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つまり彼女はリディエラの従姉となるわけだ
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アモンの情報もその母親から得たのだ
「あなたがこの世界に来た時から見ていました。あなたの知りたい情報、私ならなんとかできるかもしれません」
「本当ですか!?」
「期待はしすぎないで下さいね。私は母様からの権能によってさまざまな世界の妖精と繋がることができます。そこからもしかしたらあなたの仲間の情報も得られるかもしれません」
この世界に来たのは本当にただの偶然だったが、その世界にまさかこのような力を持つ妖精がいるとは思いもよらなかった
「あなたのこれまでの良き行い。母様から聞かされてきました。貴方への協力は惜しみませんよ」
「ありがとうございます!」
「では始めます。少し待ってくださいね」
エティンは目をつむって瞑想のような状態になる
その体がうっすらと青く輝く
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「アルカルド?」
「はい、ウルに支配された世界、仙人という種族が納めていたのですが、彼らも残るところあとわずか・・・。妖精もその多くが」
「・・・。僕がその世界を救います。妖精も、仙人も」
「よろしくお願いします。そして、これをあなたに」
花のブローチを渡される
「それを妖精に見せれば皆協力してくれるはずです」
「なにからなにまでありがとうございます。必ずその世界を救って、僕の仲間たちも救い出します!」
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