887 / 1,022
メルカとの旅9
この街はクリスタルで出来ているみたいで、建物から続々と人が出てきた
その人たちもクリスタルのような体を持っている
「なんだか昔に行った世界の宝石人たちのようですね」
サニアさんが言う宝石人の世界は、宝石の体を持った人々がいる世界らしい
ただここはその世界とは似て非なる世界っぽい
宝石人の世界が宝石で出来ているのに対し、ここは全てがクリスタルで出来ている
しかも光を吸収するらしく、そのせいで夜の間は光が一つもない真っ暗闇になる
急に明るくなったのは日が昇り、光が一斉にクリスタルに反射したからだ
「なんかすごく見られてるね」
恐らくクリスタルボディじゃない僕らを、ていうか他の種族を見たことないんだと思う
「なんだあれは」
「魔物か? それにしてはヒトに近い気が」
「と、とにかく警備隊に連絡を!」
あ、これ捕まるやつだ
誰かがすでに通報したのか、警備隊らしい人達に取り囲まれた
「あの、僕達あやしいものじゃ、ないんだけどなぁ」
「だ、黙れ! 何だその姿は! 魔物が化けてるに違いない! ひっとらえるぞ!」
ああここはおとなしく捕まった方がいいかな
みんなもそう思ったのか、全員彼らについて城へと向かうことになった
どうやら王の判断をあおるらしい
「まぁ王に正体を明かしてこの状況を打破するしかありませんね」
サニアさんの意見に僕も賛成
彼らは仕事をしているだけだから倒すわけにもいかないしね
「はやくこい!」
「この! リディエラ様に何をしている!」
「あ、クロハさん、おとなしくしてね」
「うう、リディエラ様がそういうなら」
あやうく黒いお姉さんが警備隊をボコそうとしたので慌てて止める
警備隊の人もクロハさんが一瞬力を解放しそうになったのでかなりびくついてる
このお姉さんの呪力が漏れ出すと大変なことになるから危なかったよ
城に着くと城の兵に僕らの身柄は拘束された
一応抵抗しないから縄で縛られたりとかはなかったけど、やっぱり捕まるのっていい気分ではないよね
「こっちだ」
兵が案内したのは王がいる王宮
その中の大きな部屋、要は謁見の間だ
そして王座にいるひときわ輝く人、それが王だね
「その者達が突如現れたという・・・、いや、その方たちは・・・。宝石人たちから聞いておりましたルーナ様」
王様が立ち上がってルーナ様、僕の叔母であるサニアさんに膝ま付いた
「宝石人を知っているのですか?」
「はい、彼女らとは世界が近いため、宝石の神を通してやり取りをしております」
「同じ神が管理する世界でしたか」
どうやら宝石人の世界とクリスタル人の世界は同じ宝石の神が管理してるらしい
その縁もあって、サニアさんのことは知られていたっぽいね
かつての大戦争の時、サニアさんはルーナという名前で世界を巡っていた
詳しくは知らないけどね
「この方たちは神々である。無礼があってはならん。丁重におもてなしをするのだ」
王のこの一言で、僕らは怪しい一団からお客人になった
その人たちもクリスタルのような体を持っている
「なんだか昔に行った世界の宝石人たちのようですね」
サニアさんが言う宝石人の世界は、宝石の体を持った人々がいる世界らしい
ただここはその世界とは似て非なる世界っぽい
宝石人の世界が宝石で出来ているのに対し、ここは全てがクリスタルで出来ている
しかも光を吸収するらしく、そのせいで夜の間は光が一つもない真っ暗闇になる
急に明るくなったのは日が昇り、光が一斉にクリスタルに反射したからだ
「なんかすごく見られてるね」
恐らくクリスタルボディじゃない僕らを、ていうか他の種族を見たことないんだと思う
「なんだあれは」
「魔物か? それにしてはヒトに近い気が」
「と、とにかく警備隊に連絡を!」
あ、これ捕まるやつだ
誰かがすでに通報したのか、警備隊らしい人達に取り囲まれた
「あの、僕達あやしいものじゃ、ないんだけどなぁ」
「だ、黙れ! 何だその姿は! 魔物が化けてるに違いない! ひっとらえるぞ!」
ああここはおとなしく捕まった方がいいかな
みんなもそう思ったのか、全員彼らについて城へと向かうことになった
どうやら王の判断をあおるらしい
「まぁ王に正体を明かしてこの状況を打破するしかありませんね」
サニアさんの意見に僕も賛成
彼らは仕事をしているだけだから倒すわけにもいかないしね
「はやくこい!」
「この! リディエラ様に何をしている!」
「あ、クロハさん、おとなしくしてね」
「うう、リディエラ様がそういうなら」
あやうく黒いお姉さんが警備隊をボコそうとしたので慌てて止める
警備隊の人もクロハさんが一瞬力を解放しそうになったのでかなりびくついてる
このお姉さんの呪力が漏れ出すと大変なことになるから危なかったよ
城に着くと城の兵に僕らの身柄は拘束された
一応抵抗しないから縄で縛られたりとかはなかったけど、やっぱり捕まるのっていい気分ではないよね
「こっちだ」
兵が案内したのは王がいる王宮
その中の大きな部屋、要は謁見の間だ
そして王座にいるひときわ輝く人、それが王だね
「その者達が突如現れたという・・・、いや、その方たちは・・・。宝石人たちから聞いておりましたルーナ様」
王様が立ち上がってルーナ様、僕の叔母であるサニアさんに膝ま付いた
「宝石人を知っているのですか?」
「はい、彼女らとは世界が近いため、宝石の神を通してやり取りをしております」
「同じ神が管理する世界でしたか」
どうやら宝石人の世界とクリスタル人の世界は同じ宝石の神が管理してるらしい
その縁もあって、サニアさんのことは知られていたっぽいね
かつての大戦争の時、サニアさんはルーナという名前で世界を巡っていた
詳しくは知らないけどね
「この方たちは神々である。無礼があってはならん。丁重におもてなしをするのだ」
王のこの一言で、僕らは怪しい一団からお客人になった
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~
志位斗 茂家波
ファンタジー
ある日、ひょんなことで死亡した僕、シアンは異世界にいつの間にか転生していた。
とは言え、赤子からではなくある程度成長した肉体だったので、のんびり過ごすために自給自足の生活をしていたのだが、そんな生活の最中で、あるメイドゴーレムを拾った。
…‥‥でもね、なんだろうこのメイド、チートすぎるというか、スペックがヤヴァイ。
「これもご主人様のためなのデス」「いや、やり過ぎだからね!?」
これは、そんな大変な毎日を送る羽目になってしまった後悔の話でもある‥‥‥いやまぁ、別に良いんだけどね(諦め)
小説家になろう様でも投稿しています。感想・ご指摘も受け付けますので、どうぞお楽しみに。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!
Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた!
※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています