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開花10
レダと抱き合うが、段々とレダが抱きしめる力が強くなる
「い、痛いよレダ」
「もう、離さない。絶対離さない。お前が死ぬまで」
「え?」
ゴキ、ベキ
骨がきしむ音がする
「い、痛い、やめ」
「お前らは僕達を置いて逃げた。僕達家族を置いて逃げたんだ。僕はまだ死にたくなかった」
レダの顔を見ると、魔物に顔面を喰われ、ズタボロになっていた
「あ、ひっ」
目玉がどろりと落ちる
「ターナーさんも、ほら、君を憎んでいる」
レダが指さす方には、内臓が飛び出たターナーがゆっくりとこちらに近づいてきている
その顔は憎しみから歪んでいた
「君はこの村全員に恨まれているんだ。助かったのは君たち家族だけ。なんで何の能力も持たない君が生き残って、将来有望だった僕が死ななきゃいけないんだ!」
レダはとあるスキルを持っていた
大英雄というスキルで、そのスキルを持った者はその名の通り将来が約束されたようなものだった
様々な武器や能力を使いこなし、戦闘に秀でた才能
だが彼が使いこなすにはまだ幼すぎたため、村を襲った魔物たちに当然ながら対処できず殺された
その際レノンナを守って死んだはずだった
「許さない、許さない、許さない許さないユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ!!」
奇声を上げ、ゾンビとなったレダはさらにレノンナを締め上げた
ベキャッ
右腕の骨が折れ、奇妙に曲がる
「アアアアアアアアアアアアア!! 痛い! イタイイイイ!!」
(そっか、レダは私を、憎んでたんだ)
バキバキと骨が少しずつ折れ、砕け、口から血をドバっと吹き出す
「ごめ、んな、さいレダ、でも私は、あなたのことが、好きだから、いいよ、このまま、あなたに殺されるなら」
レダの目は赤く光り、段々と締める力も強くなる
その時だ
「それは僕じゃない!」
レノンナの胸元が輝いて何かが飛び出す
それはレダにもらった何の変哲もない、ただ綺麗なだけの小石
幼いころ、結婚の約束をしてレダがレノンナに送ったものだった
その小石から現れたのは、レダだった
「レノンナしっかりして! これは幻覚だ。君の見ている夢だ。ぼくは、ここにいる!」
そのとたんパッと視界が開けたかのように目が覚める
「これは、さっきの塔の中?」
そこは塔から入ってすぐ、入り口付近だった
まわりには仲間たちが倒れている
そして目の前にはレダにもらった石が転がっていた
いつも肌身は出さず持っていたもの
それがレノンナを守ったのだった
仲間たちは以前悪夢にうなされているようで、すごい汗だ
「っ、起こさなきゃ」
全員をゆすってみたが反応がない
そのままにするわけにもいかず、再びゆすり、叩いて何とか起こそうと試みた
「い、痛いよレダ」
「もう、離さない。絶対離さない。お前が死ぬまで」
「え?」
ゴキ、ベキ
骨がきしむ音がする
「い、痛い、やめ」
「お前らは僕達を置いて逃げた。僕達家族を置いて逃げたんだ。僕はまだ死にたくなかった」
レダの顔を見ると、魔物に顔面を喰われ、ズタボロになっていた
「あ、ひっ」
目玉がどろりと落ちる
「ターナーさんも、ほら、君を憎んでいる」
レダが指さす方には、内臓が飛び出たターナーがゆっくりとこちらに近づいてきている
その顔は憎しみから歪んでいた
「君はこの村全員に恨まれているんだ。助かったのは君たち家族だけ。なんで何の能力も持たない君が生き残って、将来有望だった僕が死ななきゃいけないんだ!」
レダはとあるスキルを持っていた
大英雄というスキルで、そのスキルを持った者はその名の通り将来が約束されたようなものだった
様々な武器や能力を使いこなし、戦闘に秀でた才能
だが彼が使いこなすにはまだ幼すぎたため、村を襲った魔物たちに当然ながら対処できず殺された
その際レノンナを守って死んだはずだった
「許さない、許さない、許さない許さないユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ!!」
奇声を上げ、ゾンビとなったレダはさらにレノンナを締め上げた
ベキャッ
右腕の骨が折れ、奇妙に曲がる
「アアアアアアアアアアアアア!! 痛い! イタイイイイ!!」
(そっか、レダは私を、憎んでたんだ)
バキバキと骨が少しずつ折れ、砕け、口から血をドバっと吹き出す
「ごめ、んな、さいレダ、でも私は、あなたのことが、好きだから、いいよ、このまま、あなたに殺されるなら」
レダの目は赤く光り、段々と締める力も強くなる
その時だ
「それは僕じゃない!」
レノンナの胸元が輝いて何かが飛び出す
それはレダにもらった何の変哲もない、ただ綺麗なだけの小石
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その小石から現れたのは、レダだった
「レノンナしっかりして! これは幻覚だ。君の見ている夢だ。ぼくは、ここにいる!」
そのとたんパッと視界が開けたかのように目が覚める
「これは、さっきの塔の中?」
そこは塔から入ってすぐ、入り口付近だった
まわりには仲間たちが倒れている
そして目の前にはレダにもらった石が転がっていた
いつも肌身は出さず持っていたもの
それがレノンナを守ったのだった
仲間たちは以前悪夢にうなされているようで、すごい汗だ
「っ、起こさなきゃ」
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