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番外編
ダンス・ウィズ・ハビーズ 2
ワルツを踊るレジナスさんの足さばきはその真面目な性格通り、私にも分かりやすいよう基本のステップをきちんと正確にゆったりと踏んでいる。
「どうだユーリ、何となくリズムは掴めたか?」
「え、えーと・・・」
一歩下がって次に両足を揃えて、それからまた左後ろに下がる・・・?
レジナスさんの足の上に乗ったまま、ゆらゆらゆっくり動いてもらうと何となくは分かるけど。
問題はレジナスさんの足から降りた時だ。
足の動きを見て確かめながら覚えようと下を向けば、
「ユーリ、下を見ちゃダメだよ。背筋を伸ばしてレジナスの顔を見なきゃ」
いつの間にかただ立って眺めているんじゃなくてゆったり腰掛けてお茶を飲んでいたリオン様がアドバイスしてくる。
「ひ、人ごとだと思って・・・!」
「でも前の小さい姿だった時よりはだいぶスムーズだよ。やっぱり以前は初心者だったのに突然踊るには無理があったんだね。それにあの時習ったステップも段々と思い出して来たんじゃない?」
「踊れているように見えているのって、多分ほぼレジナスさんのおかげです」
なぜなら恐らく私の歩幅も把握しているだろうレジナスさんは、さっきから私に無理のない歩幅で足を運びながら動いてくれているからだ。
だから何となく踊れているように見えているのかも。
そんな私にリオン様は
「体力作りというなら、これからは時間を取れる時はなるべく王宮の僕の政務室までおやつを食べに散歩がてら歩いて来ない?」
と提案してきた。
確かに、奥の院から曲がりくねった回廊をいくつも通って五階の高さにあるリオン様の政務室まで通うのは体力を使いそう。
ちなみにリオン様の政務室へ通う時は、いつもは王宮本宮の正面入り口まで馬車で行って、政務室への階段を登る途中で疲れたら癒しの力を自分に使っていた。
だけど今の私はまだ力が回復しきっていないので疲れても癒しの力は使えない。
ということは本当に自分の純粋な体力だけで五階までの階段を登らなければいけないということだ。それはかなりいい運動になって体力が付きそう。
「それ、いいですね・・・!」
レジナスさんの足の上に乗って動かされているだけなのになぜかもう息が切れてきた私が頷けば、レジナスさんが休憩をとってくれた。申し訳ない。
ひと息ついて、リオン様の淹れてくれたお茶を飲みながらこれから先のダンスの練習の予定について話し合う。
「僕の政務室でおやつを食べた後も時間に余裕があれば、僕かレジナスと練習していけばいいよ。後はそうだね・・・。シェラやシグウェルとも練習の時間を取った方がいいし・・・」
ふむ、と思案したリオン様にレジナスさんが提案する。
「ユーリが一人で乗っても大丈夫な、おとなしくて小柄な頭の良い馬を準備します。ユーリが魔導士院に行く時は馬車でなくその馬を使いましょう。乗馬は体幹が鍛えられて体力もつきますから」
ここから魔導士院までは馬車でも10分以上はかかるくらい距離が離れている。
数頭立ての馬車ではなく馬での移動、しかも一人での乗馬にそれほど慣れていない私ならそれ以上に時間がかかって体力を使いそうだけど・・・。
「大丈夫ですか?私、一人で手綱を取っての乗馬は馬場の中でしか経験がないから馬がうっかり変な方向に行っちゃうとかないですか?」
外を馬で移動する時はいつもレジナスさんやシェラさんとの二人乗りで、本格的に一人で馬に乗っての移動はしたことがない。
だけどレジナスさんは大丈夫だと頷き、
「護衛の騎士も何人か同行させて脇を固めるし、エルに先導させる。エルの乗る馬の後をおとなしくついて行くような奴を選ぶから、ユーリはゆっくり姿勢を整えるのを意識しながら乗ればいい」
頼んだぞ、とレジナスさんは扉の前で私達を見守っているエル君を見ればエル君もいつもの無表情ながら黙って小さく頷いた。
こうして時間を作り、改めてダンスの先生を雇ったり王宮に歩いて通ってはリオン様やレジナスさんともダンスの練習を重ねる日々が始まった。
魔導士院へも、私の魔力の回復を見ながら魔法の勉強やダンスの練習をするために通っていたんだけど。
「ま、待ってエル君!いつもよりちょっと早くないですか!?」
気のせいかいつもよりも馬の歩く速度が早い気がする。
一人での乗馬にもだいぶ慣れたとはいえ、今日はいつもよりも自分の頭がガクガクと揺れているような・・・。
「きちんと内腿を締めて背筋を意識してください。少し慣れてきたみたいなので今日は今までよりも少しだけ並足を早めています」
私の前を行くエル君がちらりとこちらを振り返ってそんな事を言った。
「やっぱり!?もっとゆっくり・・・!」
「慣れて来たら少し負荷をかけないと、いつまで経っても体力はつかないですよ」
私のお願いもむなしくエル君が自分の乗る馬の速度を早めれば、私の乗っている賢い栗毛の馬も遅れまいとそれに付いて足を早めた。
そうして魔導士院に着けば、ちょうど何かの用事で入り口付近にいたシグウェルさんとユリウスさんに迎えられた。
「あれ?ユーリ様、予定の時間よりも着くのが早くないっすか?ていうか、何で馬から降りないんすか?」
馬上で馬の首に抱きつくように突っ伏している私にユリウスさんは不思議そうに首を傾げている。
「ちょ、ちょっと待ってください、降りる前に休憩・・・!内腿がブルブルしていて降りられないんです・・・!」
情けないことに、ちょっと早く走った馬の上で姿勢を崩すまいと必死に頑張ったらそれだけでもう足がガクガクしていた。
このまま馬から降りようとしたら確実に転げ落ちる。
するとシグウェルさんが
「まったく体力がついたように見えないがそれで大丈夫なのか?」
と観察するように目を細めて見つめてきた。それを言われると辛い。
「息は切れてませんから!ちょっと足が疲れただけですよ?」
負け惜しみのような言い訳を言えば
「本番で俺達と踊る時は馬でここまで移動してくるよりも恐らく長丁場になるぞ」
と返されてしまった。た、確かにこの程度の移動時間でしかも座ったままなのに足がふらついていたらダンスどころじゃない。
う、と言葉に詰まったところで私に歩み寄っていたシグウェルさんが私を馬から降ろしてくれた。
そしてそのままひょいとお姫様抱っこをされる。
「ちょっとシグウェルさん!?」
「どうせ歩けないんだろう?無理をして焦っても何も身に付かない、このまま抱えて団長室まで運んでやるから少し休むといい。今日のダンスの練習はそれからだ」
有無を言わさずそう話しながらすでに歩き始めている。
情けないけど、確かに休む時はちゃんと休んでから練習する方がいい気がする。
寝不足の状態で仕事や勉強をしてもコストパフォーマンスが落ちるのと一緒だ。
「すみません、ありがとうございます・・・」
しおしおとお礼を言いながら謝れば、そんな私をチラリと見やったアメジストの瞳が面白そうに微笑んだ。
・・・ん?面白そう?
シグウェルさんがそんな表情をする時はたいてい碌な事がない。例えば無謀な魔法実験を思いついた時とかだ。
すると
「気にするな、俺も君の体力の無さを考慮してもっと効率良くダンスを覚える方法はないか考えておいた。今日はそれを試してみよう」
と言われた。それを聞いた私達の後ろからついてきていたユリウスさんが声を上げる。
「ちょっと団長!アンタこないだ言ってたアレ、さっそく作っちゃったんですか!そんな事してるヒマがあったら王宮依頼の仕事を早く片付けてくれって俺、言ったっすよね!?」
王宮の仕事を後回しにしてまで作ったシグウェルさん思いつきの物って何・・・?
私は一体なんの実験に付き合わされるんだろう、と逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
だけどあいにくと私を抱える上機嫌なシグウェルさんの腕はそれを許してくれずに、しっかりと私を抱えたままなのだった。
「どうだユーリ、何となくリズムは掴めたか?」
「え、えーと・・・」
一歩下がって次に両足を揃えて、それからまた左後ろに下がる・・・?
レジナスさんの足の上に乗ったまま、ゆらゆらゆっくり動いてもらうと何となくは分かるけど。
問題はレジナスさんの足から降りた時だ。
足の動きを見て確かめながら覚えようと下を向けば、
「ユーリ、下を見ちゃダメだよ。背筋を伸ばしてレジナスの顔を見なきゃ」
いつの間にかただ立って眺めているんじゃなくてゆったり腰掛けてお茶を飲んでいたリオン様がアドバイスしてくる。
「ひ、人ごとだと思って・・・!」
「でも前の小さい姿だった時よりはだいぶスムーズだよ。やっぱり以前は初心者だったのに突然踊るには無理があったんだね。それにあの時習ったステップも段々と思い出して来たんじゃない?」
「踊れているように見えているのって、多分ほぼレジナスさんのおかげです」
なぜなら恐らく私の歩幅も把握しているだろうレジナスさんは、さっきから私に無理のない歩幅で足を運びながら動いてくれているからだ。
だから何となく踊れているように見えているのかも。
そんな私にリオン様は
「体力作りというなら、これからは時間を取れる時はなるべく王宮の僕の政務室までおやつを食べに散歩がてら歩いて来ない?」
と提案してきた。
確かに、奥の院から曲がりくねった回廊をいくつも通って五階の高さにあるリオン様の政務室まで通うのは体力を使いそう。
ちなみにリオン様の政務室へ通う時は、いつもは王宮本宮の正面入り口まで馬車で行って、政務室への階段を登る途中で疲れたら癒しの力を自分に使っていた。
だけど今の私はまだ力が回復しきっていないので疲れても癒しの力は使えない。
ということは本当に自分の純粋な体力だけで五階までの階段を登らなければいけないということだ。それはかなりいい運動になって体力が付きそう。
「それ、いいですね・・・!」
レジナスさんの足の上に乗って動かされているだけなのになぜかもう息が切れてきた私が頷けば、レジナスさんが休憩をとってくれた。申し訳ない。
ひと息ついて、リオン様の淹れてくれたお茶を飲みながらこれから先のダンスの練習の予定について話し合う。
「僕の政務室でおやつを食べた後も時間に余裕があれば、僕かレジナスと練習していけばいいよ。後はそうだね・・・。シェラやシグウェルとも練習の時間を取った方がいいし・・・」
ふむ、と思案したリオン様にレジナスさんが提案する。
「ユーリが一人で乗っても大丈夫な、おとなしくて小柄な頭の良い馬を準備します。ユーリが魔導士院に行く時は馬車でなくその馬を使いましょう。乗馬は体幹が鍛えられて体力もつきますから」
ここから魔導士院までは馬車でも10分以上はかかるくらい距離が離れている。
数頭立ての馬車ではなく馬での移動、しかも一人での乗馬にそれほど慣れていない私ならそれ以上に時間がかかって体力を使いそうだけど・・・。
「大丈夫ですか?私、一人で手綱を取っての乗馬は馬場の中でしか経験がないから馬がうっかり変な方向に行っちゃうとかないですか?」
外を馬で移動する時はいつもレジナスさんやシェラさんとの二人乗りで、本格的に一人で馬に乗っての移動はしたことがない。
だけどレジナスさんは大丈夫だと頷き、
「護衛の騎士も何人か同行させて脇を固めるし、エルに先導させる。エルの乗る馬の後をおとなしくついて行くような奴を選ぶから、ユーリはゆっくり姿勢を整えるのを意識しながら乗ればいい」
頼んだぞ、とレジナスさんは扉の前で私達を見守っているエル君を見ればエル君もいつもの無表情ながら黙って小さく頷いた。
こうして時間を作り、改めてダンスの先生を雇ったり王宮に歩いて通ってはリオン様やレジナスさんともダンスの練習を重ねる日々が始まった。
魔導士院へも、私の魔力の回復を見ながら魔法の勉強やダンスの練習をするために通っていたんだけど。
「ま、待ってエル君!いつもよりちょっと早くないですか!?」
気のせいかいつもよりも馬の歩く速度が早い気がする。
一人での乗馬にもだいぶ慣れたとはいえ、今日はいつもよりも自分の頭がガクガクと揺れているような・・・。
「きちんと内腿を締めて背筋を意識してください。少し慣れてきたみたいなので今日は今までよりも少しだけ並足を早めています」
私の前を行くエル君がちらりとこちらを振り返ってそんな事を言った。
「やっぱり!?もっとゆっくり・・・!」
「慣れて来たら少し負荷をかけないと、いつまで経っても体力はつかないですよ」
私のお願いもむなしくエル君が自分の乗る馬の速度を早めれば、私の乗っている賢い栗毛の馬も遅れまいとそれに付いて足を早めた。
そうして魔導士院に着けば、ちょうど何かの用事で入り口付近にいたシグウェルさんとユリウスさんに迎えられた。
「あれ?ユーリ様、予定の時間よりも着くのが早くないっすか?ていうか、何で馬から降りないんすか?」
馬上で馬の首に抱きつくように突っ伏している私にユリウスさんは不思議そうに首を傾げている。
「ちょ、ちょっと待ってください、降りる前に休憩・・・!内腿がブルブルしていて降りられないんです・・・!」
情けないことに、ちょっと早く走った馬の上で姿勢を崩すまいと必死に頑張ったらそれだけでもう足がガクガクしていた。
このまま馬から降りようとしたら確実に転げ落ちる。
するとシグウェルさんが
「まったく体力がついたように見えないがそれで大丈夫なのか?」
と観察するように目を細めて見つめてきた。それを言われると辛い。
「息は切れてませんから!ちょっと足が疲れただけですよ?」
負け惜しみのような言い訳を言えば
「本番で俺達と踊る時は馬でここまで移動してくるよりも恐らく長丁場になるぞ」
と返されてしまった。た、確かにこの程度の移動時間でしかも座ったままなのに足がふらついていたらダンスどころじゃない。
う、と言葉に詰まったところで私に歩み寄っていたシグウェルさんが私を馬から降ろしてくれた。
そしてそのままひょいとお姫様抱っこをされる。
「ちょっとシグウェルさん!?」
「どうせ歩けないんだろう?無理をして焦っても何も身に付かない、このまま抱えて団長室まで運んでやるから少し休むといい。今日のダンスの練習はそれからだ」
有無を言わさずそう話しながらすでに歩き始めている。
情けないけど、確かに休む時はちゃんと休んでから練習する方がいい気がする。
寝不足の状態で仕事や勉強をしてもコストパフォーマンスが落ちるのと一緒だ。
「すみません、ありがとうございます・・・」
しおしおとお礼を言いながら謝れば、そんな私をチラリと見やったアメジストの瞳が面白そうに微笑んだ。
・・・ん?面白そう?
シグウェルさんがそんな表情をする時はたいてい碌な事がない。例えば無謀な魔法実験を思いついた時とかだ。
すると
「気にするな、俺も君の体力の無さを考慮してもっと効率良くダンスを覚える方法はないか考えておいた。今日はそれを試してみよう」
と言われた。それを聞いた私達の後ろからついてきていたユリウスさんが声を上げる。
「ちょっと団長!アンタこないだ言ってたアレ、さっそく作っちゃったんですか!そんな事してるヒマがあったら王宮依頼の仕事を早く片付けてくれって俺、言ったっすよね!?」
王宮の仕事を後回しにしてまで作ったシグウェルさん思いつきの物って何・・・?
私は一体なんの実験に付き合わされるんだろう、と逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
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