【本編完結】異世界再建に召喚されたはずなのになぜか溺愛ルートに入りそうです⁉︎【コミカライズ化決定】

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第七章 ユーリと氷の女王

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「・・・だからですね、リオン様は
間違ってるし、酷いって言ってるんです!
聞いてますかぁ⁉︎」

鏡に向かってドンと水の入ったコップを置く。

目の前の鏡にはリオン様、その後ろには
いつものようにレジナスさんの立つ姿が
映っている。

対する私はシェラさんにもらった水を
手にリオン様に文句を言っていた。

2人ともその表情は戸惑っていて、
私に何て言ったらいいか分からなそうだ。
当然だ。今まで私が2人にこんな態度を
取ったことはないからその気持ちも
分からないでもない。
でもこっちは大マジメなのだ。
ちゃんと私の話を聞いているのかな?

公爵城に戻ってすぐ、シェラさんは
私の髪の毛をちょいちょいと
整えて、私が自分で引き裂いた服は
肌が見えないように上から毛皮のついた
外套を着せて前をぴっちり閉めてくれた。

ちなみにあの騒ぎの中でも
シェラさんの作ってくれた
薔薇の髪飾りみたいな編み込みは
全然崩れていなかった。
シェラさんすごい。

「頭が揺れてますよ、ユーリ様。」

酔いでゆらゆら揺れている私が
倒れないようにシェラさんは
後ろから両肩に手を当てて
支えてくれる。

「はい、ありがとうございます。
・・・ほらぁ、こんなに気を使ってくれる
シェラさんにだけ内緒の頼みごとして、
お仕事の重大さにシェラさんの
胃に穴が空いたらどうするんですかぁ!」

『・・・いや、シェラはこう見えて
案外神経が太いし、そんな繊細な
人間じゃないから大丈夫だと思うよ』

リオン様は酔っ払いの私を前に、
どうしようか考えた結果
とりあえずなんでもいいから私と
会話をしてちゃんと話を聞いてるよ
アピールをする事にしたらしい。

「わー、リオン様の言い様がひどいです!
怒ってもいいんですよシェラさん‼︎
私も怒ってますから一緒に怒りましょう‼︎」

『ユーリ、落ち着いて。あんまり興奮すると
酔いが回って倒れてしまうかもしれないから』

「酔いなんかとっくに回ってますよ?
だからこの姿なんじゃないですかぁ。
でも後悔してませんからね、
私に出来ることぜーんぶ試して
全力を尽くさなかったら、
ここまで来た意味はないですから!」

『ああ・・・うん。』

「リオン様が私の事を心配して、
無理しないように気を使ってくれたのも
ちゃんと分かってますから。
それでもやっぱり、内緒はダメですよ!
私も一緒に、心配ごとや悩みごとは
分かち合いたいですっ!
世の中にはどうしたって残酷な選択を
しなきゃいけない事があるのは私も
分かってますから、私だけ綺麗な場所に
置いてかないで下さい!
私の前でお肉を解体しないで残酷なところを
見せないようにしたって、動物の皮を剥いで
血抜きをして、内臓も処理してるってことは
ちゃあんと分かってるんですからね!
ほかのどーぶつの命を分けてもらって
おいしいご飯を食べてるのは、
目の前で解体とかされなくても
分かってますからっ‼︎」

だから命を頂きますって意味で、
ご飯の時はいただきます、って言うんです!

そう言った私にさすがのリオン様も
首を傾げた。

『えーと・・・後半は何の話かな』

「恐らく、ダーヴィゼルドに着く前の
昼休憩のことかと。昼食用に狩った獲物を
ユーリ様に気を使って見えない所で
デレクが捌いて調理しましたので。」

『あ、そういうこと』

支離滅裂な私の話をシェラさんが
フォローしてくれる。

私はと言えば、ひといきに言いたいことを
言ってしまって満足したら途端に眠気が
襲ってきた。なんだか体も重いし、
そろそろ本当に限界かもしれない。

「とにかく、ひと段落してそっちに
帰ったらリオン様は直接私に
ごめんなさいってして下さい。」

『え?』

「え?じゃないですよ、私に悪いと
思ってないんですかぁ⁉︎」

『いや、それはもう本当にごめんねって
思ってるけど』

「か、軽っ!軽すぎる‼︎
悪いと思ってるなら直接顔を合わせた時に、
ちゃんと私にごめんなさいして下さいよぉ!
いくら王子様でもそれが人としての
マナーですよ⁉︎
ありがとうとごめんなさいを素直に
言うのは、人としての基本ですから!」

酔っ払いに説教される言われはないと
思うんだけど優しいリオン様は
そんな私の言うことも素直に
聞いてくれる。

『じゃあ、早くこっちに戻って来てね。
そしたらユーリの顔をきちんと見て、
手を取って、ちゃんと謝るから。
それまでは体調に気を付けて。
シェラ、頼んだよ。』

分かればいいんです、と頷く私に
苦笑いをしたリオン様は
後方のシェラさんにも声を掛ける。

『状況がもう少し落ち着いたら、
今回の顛末の報告を。
それから、カイゼル殿にも
お見舞いの言葉を伝えてもらえるかな』

「かしこまりました。その前に、
今夜の定時連絡の時間までには
また何か新しい事が分かると
思います。それから・・・」

二人のやり取りが心地良い子守唄に
聞こえ始めた。ああ、眠い。

普段こんなにも他人に対して怒るなんて、
元の世界にいた時だってなかった。
なんだか怒り疲れた気がする。

リオン様は優しくて基本何でも私の言うことを
聞いてくれるので、リオン様が相手だと
つい甘えてしまって感情が出やすい気がする。
ダメだなあ。リオン様には怒ったけど、
私も反省しないと。

あんまり感情的になって
自分の事ばっかり考えてたら、
イリューディアさんと約束した
この世界を建て直すお手伝いが
疎かになる気がする。
しっかりしなきゃ。

リオン様とシェラさんの声が
遠くに聞こえる。
そのまま私は意識を手放して
ぐっすりと眠り込んでしまった。


・・・何だろう。顔が熱い。身体も。
誰か男の人と私が話している。
誰だろう。これは夢なのかな、
頭に霞がかかっているようで
よく分からない。

・・・・紫色の、霧?
誰かの笑い声がする。
甲高いあの声は聞き覚えがある。
ヨナスだ。
あの、細長い神経質そうな指が
私の首に伸びてくる。
やめて。
誰か助けて。イリューディアさん!

そう思った時、頭の中にリン‼︎と
一際高く鈴の音が響いた。

ハッとして目を覚ます。
ゆ、夢か。まだ心臓がドキドキする。

胸元を抑えて起き上がれば、
公爵城の私の居室のベッドの上だった。
服は眠る時用の白いナイトウェアだけど
なんだかブカブカで、手を見てみれば小さい。
そっか、大きくなったままの私に
合わせたサイズで着替えさせてくれたんだ。
でも今はもう、いつものあの姿に戻っている。

何だったんだろう。
なんの夢かは覚えてないけど、
誰かと話していた気がする。

なんだかまだほっぺが熱くて
ドキドキしてるぞ。
一体どんな夢を見ていたんだろう。
それに、最後のあれはヨナスだ。
カイゼル様を助けた時に
あの変な紫色の霧みたいなのを
吸い込んだのが悪かったのかな。

でも鈴の音がした。
あれはシグウェルさんのくれた鈴の音だ。
そういえばあの鈴、どうしたっけ?
確かワンピースのポケットに入れた。

慌てて周りを見回して、ベッドサイドの
テーブルの綺麗な布の上にそれが
置いてあるのを見つけた。

「・・・割れてる。」

じゃああれはただの夢じゃなくて、
ヨナスの影響を受けた何かだったのだろうか。

真ん中からぱっきりと割れている
魔除けの鈴を手に、座ったまま
困惑していると小さな音を立てて
寝室の扉が開いた。シェラさんだ。

私が起きているとは思わなかったのか、
水差しを載せたお盆を手にした
シェラさんはちょっと驚いていた。

「ユーリ様。元に戻られたのですね。
ということはお酒は抜けたのですか?
体調はいかがです?」

心配して掛けてくれる声を聞きながら
ぼんやりと考える。

あれ?さっき見た夢の男の人は
シェラさんだったのかな。
いや違う、リオン様?
それともレジナスさん?
うーん・・・シグウェルさん?

とにかく、誰か聞き覚えのある声の
人だったんだけど思い出せない。
なんだかなあ・・・。

「大丈夫ですか?まだお顔が少し
赤いようですが。お水を飲まれますか?」

あ、何か言わないと心配させちゃう。

「平気です!リオン様に言いたいことを
言ってスッキリしました‼︎」

笑ってそう言えば、安心したように
シェラさんの目元が笑んだ。

「ふふ、あの時は大変愉快なやり取りを
見せていただきました。
酔っていたとは言え、ルーシャ国広しといえど
殿下にあのように意見できるのはユーリ様
ただお一人でしょうね。さすがはオレの女神。」

出た。また言われたよ。

「・・・ホント、それ他の人の前で
言わないで下さいね。恥ずかしいんで‼︎」

「では2人の時ならよろしいと?」

お許しが頂けて光栄です。
そう言ったシェラさんは水を
私に差し出した。
当たり前のように私の左側に立って
コップを手渡してくれたから、
やっぱり私が左手で水を飲むって
分かっているんだね。

人の言葉の揚げ足取るみたいなところは
リオン様に似てるよね、と思いながら
水を飲む。おいしい。
レモンみたいな爽やかな味がついている。

「なんかもうめんどくさいんで、
2人の時はどうでもいいですけど・・・。
でも他の人達の前で言おうとしたら
全力で止めますからね!
まったく、私のクセまで把握して
こんなに気を使えるのに、
それさえなきゃ完璧なのになあ。」

ぶつぶつ言った私におや、と
シェラさんが目を丸くした。

「お気付きになっていたんですか?」

「まさかたった一回お水をもらっただけで
私の事をそこまで把握されるとは
思いませんでしたけど・・・。
朝の紅茶を置いてくれた時も
私が持ちやすいようにしてくれましたよね。
気遣ってくれてありがとうございます。」

ぺこりとお辞儀をした。
ほんとすごいよね。

「今まで幾度となく同じような事は
してまいりましたが、
気付いていただけたのはユーリ様が
初めてです。
身に付いてしまっている癖みたいなもので、
褒めて貰おうと思ってしていたわけでは
ありませんがそう言っていただけると
存外嬉しいものですね。」

そう言って微笑んだ顔はいつもと違って
あの滴るような色気は影をひそめた静かな、
それでいて満ち足りたように
幸福そうな笑顔だった。
満足してくれたなら何よりだ。
私はお礼を言うくらいしかできないからね。

「それよりも、私はどれくらい眠ってましたか?」

「ユーリ様はリオン殿下とお話された後に
すぐに眠られて、今はちょうどその
翌日の早朝になるところですよ。
ダーヴィゼルドに着いて3日目の朝です。
もう少しすれば公爵城の侍女達も
起き出してきますから、
もう一眠りされてもよろしいかと。」

「うーん、もう眠くないんですよね。
何か出来ることないかな・・・。」

少し考える。そうだ。
あの山はどうなったんだろう?
























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