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番外編
二虎が追う者一兎を逃さず 7
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「さて・・・香油もいいんですが今日はこれがあるのでこちらを使いましょうか」
片手の指で私の後孔を円を描くように優しく撫でさすりながら、ベッドサイドに手を伸ばしたシェラさんはそこに置いてあったハチミツにもう片方の手を伸ばした。
そのままつぷりと中指をそこに付けると粘度を持つそれを指にまとわり付かせ、ずぷん!と一気にその指の根元までを私のお尻の中に挿入した。
「ふ・・・っ、ぅん・・・!」
突然の異物感とお腹の裏側辺りに感じる僅かな圧迫感に一瞬息を呑む。
シェラさんはそのまま中で指をくるくる回しながら抽送をして話す。
「こちらは前の方と違ってナカにヒダがない分また感じ方が違うんですよねぇ・・・。女性は男性と違って後ろには前立腺のように分かりやすい性感帯もないので、何度も経験を積んで気持ち良さを刻みつけないといけない分オレもやりがいはありますが。」
さてどうしましょうか。独り言なのか私やシグウェルさんに聞かせているのかよく分からないことを言っていた。
「そっ・・・そんなに悩むならやめっ、やめましょ・・・っ⁉︎んぁっ・・・あっ!」
前の方をまだシグウェルさんに突き上げられ、喘ぐ声の合間になんとか説得しようとしたけど
「おい君、後ろにばかり気を取られないでいてくれるか。それとも気が散るほどまだ刺激が足りていないか?」
おもむろにシグウェルさんが腰を掴んでいた手を離し、繋がっているところに伸ばした片手の親指でぐりぐりと粒を押し潰した。
「きゃふ・・・ッ⁉︎」
しかももう片方の手も私の乳首をきつく摘んで引っ張り上げながら捏ね回している。
いわゆる三点責めの強い刺激だ。しかも更に後ろの孔もシェラさんに責められている。
「やっ、やめ、伸びちゃうから・・・っ!」
声に出して言ってしまってから、なんて恥ずかしいことを言ったんだろうとハッとして涙目になる。
顔が赤いのは揺さぶられ過ぎて熱くなっているからか恥ずかしいからなのかもうよく分からない。
だけどそれを聞いた二人はどちらも嬉しそうに
「なんだ?思っていることはもっと口に出して言えばいい」
だとか
「どうして欲しいのか教えてくださいユーリ様、なんでもいたしますよ?」
だの言っている。
「うぅ~・・・っ、もっ、やらっ、みっ、見ないでぇ・・・っ」
やめてと言いながら、どこもかしこも責められてそれから来る気持ち良さで、言葉とは矛盾したひどく蕩けきった酷い顔を今の自分はしているに違いない。
そう思ったら羞恥心と快楽でポロポロと涙を溢しながら私の顔を見ないで欲しいとお願いした。
すると、
「・・・君、それは逆効果だ」
と言うシグウェルさんのモノがなぜか私の中でぐんと質量を増して、奥の奥にある切先が子宮の入り口をぐにぐにと押し上げながら捏ねるように擦り付けてきた。
シェラさんも、
「ユーリ様の泣き顔でのおねだり・・・すごく可愛い・・・そのお顔、もっと見せて欲しいです」
と私の背中に舌を這わせながら後ろに挿し入れていた指をもう一本増やしてきた。
「ひィ・・・ンッ」
前も後ろもぞわぞわするのが止まらない。ぷしッ!とまた潮を吹いてイってしまい、私の言葉と裏腹にやっぱり身体は思うようにならない。
「見ないで・・・ってばぁ・・・っ」
それでもなんとかもう一度お願いしたら、シェラさんはふいに私の背中への口付けをやめて後ろに挿れていた指も抜いた。
「んぁっ・・・」
ちゅぽんと指を抜かれる、お腹の裏側を引っ張られたようなその感触にぞくっとして思わず声が出る。
あ・・・。どうしよう、今ちょっと気持ち良かったかもしれない。
早くも後ろへの刺激にも快楽を拾い始めた自分の身体が怖い。どうなっちゃうのこれ。
自分で自分の身体の構造に戦慄していたその時だ。不意に自分の視界が塞がれて真っ暗になった。
「えっ⁉︎」
しゅるしゅる、と言う柔らかい衣擦れの音と共に私の頭の後ろで紐のような何かが結ばれた感触がする。
なにこれ、まさか目隠し⁉︎
「それ、まさかユーリの夜着の腰紐か?」
真っ暗な視界の中でシグウェルさんの声がして、それに答えるシェラさんの声もする。
「ええそうです。前にユーリ様の夜着のデザインをあなた方にプレゼンさせていただいた時にも話したと思いますが、この夜着は腰のリボンが解きやすいだけでなくドレスから離れるタイプです。肌を傷付けない柔らかな素材ですのでほら、このように目隠しや手足の軽い緊縛に使っても安心です」
何が安心⁉︎目隠しプレイで前後を責められるとか、特殊プレイが過ぎる。
三点責めもとい四点責めの強い刺激にまだ息が整わないまま、
「何するんです・・・⁉︎取って、これ・・・取ってくださいよ・・・⁉︎」
と見えない視界の中でいやいやをするように首を振る。なぜなら私の両手は目隠しをした後のシェラさんが後ろから指を絡めてしっかりと縫い止めているからだ。
だけどいくら首を振ってもしっかりと私の後ろで結ばれた紐は全く緩まない。
そんな私にシェラさんは、絡めた指で私の手をにぎにぎと強弱を付けながら握り締めて、
「お顔を見られるのが嫌なようでしたので、ユーリ様からは見えないようにいたしました。これなら恥ずかしくないでしょう?」
と私の耳元で囁いてそのまま耳たぶをそっと噛んだ。
その刺激にびくんと震えて無意識に顔が上がれば
「すごくいやらしくていいな」
と、目隠しをされる間は止まっていたシグウェルさんの腰の動きや乳首への責めが再開した。
「でしょう?愛らしくていやらしいなんてユーリ様は本当に、最高に素晴らしいお方です。」
そう言ったシェラさんもまた後ろに指を這わせるとそこへの刺激を再開した。今度は最初から指が二本入っていて、私の後ろの孔もそれをすんなりと受け入れている。
前も後ろも、最初は控えめだったにちっ、にちっ、という音がすぐにもっと水分と粘度を持ったぐちゅぐちゅとした音に変わる。
しかも私は見えない分、何が起きているのか確かめようとして聴覚と触覚が敏感になってしまったかのようにその音と感触を今まで以上に敏感に拾い上げている。
あ・・・前の方でぐちゃぐちゃって言ってるのは私の中から溢れ出る蜜と、シェラさんやシグウェルさんが出したものが掻き回されて混ざって泡立ってるみたい・・・。
シェラさんの指も三本に増えてる・・・?最初はぷちゅぷちゅって言ってたのに、今は空気を含んでぐぷぐぷって音に変わっていてすごく卑猥だ。シェラさんのことだから、私に聞かせようとわざとそんな音を立てているかも知れない・・・。
揺さぶられながら、視界は塞がれているのになぜか前後に与えられる刺激とそこからする音の違いまで明確に分かる。しかも気持ち良過ぎてもっとずっとそうして欲しいとさえ思い始めていた。
さっき私のことをいやらしいって二人は言ったけど、こんなのが嫌じゃないなんて本当にそうかも知れない・・・。
そう思ったらお腹の奥がぎゅっと強く痙攣するように収縮した。
「おや、またイかれましたね。どうですかシグウェル殿、ユーリ様の魔力に変化は?」
「始める前とまだそう変わらない気がする。一晩置かないと結果は分からないかも知れないな。」
「そうですか・・・。それでは残念ながらこのまま朝まで寝かせずにユーリ様を責め続けるわけにはいきませんね。きちんと休息を取っていただき、体力が回復すればそれに合わせて魔力も戻るかも知れませんしねぇ・・・」
余裕もなく翻弄されっぱなしの私とは違い、責め続けながら本来の目的である魔力量の回復について話し合っているあたり随分と二人は余裕だ。・・・この体力お化け!
喘ぎながら心の中で悪態をついていたら、シェラさんの声が突然すぐ近くの耳元でした。
「そういうわけでユーリ様、申し訳ありませんが今日はオレ達はあと一回しかユーリ様のナカに放って満足させることが出来ません。物足りないとは思いますが、リオン殿下達がバロイ国から帰国するまではまだ日にちがあります。それまでにまた三人で楽しみましょうね。」
本当に名残惜しそうにそう言っている。
いや、私は全然。これで打ち止めにして、もうリオン様達が帰って来るまで何もなくても全く構わないんだけど。
そう思っていたら、シェラさんに突然後ろからぐいと肩を引かれて倒れ込んでいたシグウェルさんの上にまた座らせられた。
「ひゃぁ・・・っ、いゃあ・・・!奥、ぐりぐりって・・・っ!またイっちゃうからぁ・・・っ」
中を抉られている角度が強制的に変えられてプシュッと潮を吹いた。
だけどシェラさんはそれに構わずシグウェルさんに、
「あなたも起き上がって座ってもらえますか?ユーリ様をあなたの方にもたれかけて、少し腰を浮かせて・・・そう、そうです。ありがとうございます。」
と何事かを指示している。
シェラさんが言うような、少し前傾気味の姿勢にさせられて腰を僅かに浮かせられると、いつの間にか後ろにいるシェラさんにお尻を突き出す格好になっていた。
すると今まで指で弄られ倒していた後ろの孔に、添えた指でくぱぁ、と大きくそこを開いたシェラさんは自分のモノを擦り付けた。
「ピンク色でひくひくしているのがすごく可愛いです。だいぶ柔らかくほぐれていますし、ユーリ様にはイリューディア神様のご加護もありますからね。痛くはないと思いますがなるべく力を抜いてください。」
ぬちぬちと擦り付けられるシェラさんのモノはその切先から傘の部分までを浅く何度も出入りしている。
その動きの最中にも孔の周りの皺を伸ばすように、孔を広げているその手は丁寧に周りを撫で続け、浅く出入りさせているシェラさん自身のモノはその動きの途中、私の中から出る時にわざとその傘の部分を引っ掛けて刺激している。
そのもどかしい動きに、さっきまでみたいにもっと奥まで刺激が欲しいと、気付かず腰が揺れていたらしい。
「素直でとっても可愛らしいですよ。後ろでもきちんと満足させてあげますからね。」
そう囁いたシェラさんが、なぜか舌舐めずりをしたような気がした。
片手の指で私の後孔を円を描くように優しく撫でさすりながら、ベッドサイドに手を伸ばしたシェラさんはそこに置いてあったハチミツにもう片方の手を伸ばした。
そのままつぷりと中指をそこに付けると粘度を持つそれを指にまとわり付かせ、ずぷん!と一気にその指の根元までを私のお尻の中に挿入した。
「ふ・・・っ、ぅん・・・!」
突然の異物感とお腹の裏側辺りに感じる僅かな圧迫感に一瞬息を呑む。
シェラさんはそのまま中で指をくるくる回しながら抽送をして話す。
「こちらは前の方と違ってナカにヒダがない分また感じ方が違うんですよねぇ・・・。女性は男性と違って後ろには前立腺のように分かりやすい性感帯もないので、何度も経験を積んで気持ち良さを刻みつけないといけない分オレもやりがいはありますが。」
さてどうしましょうか。独り言なのか私やシグウェルさんに聞かせているのかよく分からないことを言っていた。
「そっ・・・そんなに悩むならやめっ、やめましょ・・・っ⁉︎んぁっ・・・あっ!」
前の方をまだシグウェルさんに突き上げられ、喘ぐ声の合間になんとか説得しようとしたけど
「おい君、後ろにばかり気を取られないでいてくれるか。それとも気が散るほどまだ刺激が足りていないか?」
おもむろにシグウェルさんが腰を掴んでいた手を離し、繋がっているところに伸ばした片手の親指でぐりぐりと粒を押し潰した。
「きゃふ・・・ッ⁉︎」
しかももう片方の手も私の乳首をきつく摘んで引っ張り上げながら捏ね回している。
いわゆる三点責めの強い刺激だ。しかも更に後ろの孔もシェラさんに責められている。
「やっ、やめ、伸びちゃうから・・・っ!」
声に出して言ってしまってから、なんて恥ずかしいことを言ったんだろうとハッとして涙目になる。
顔が赤いのは揺さぶられ過ぎて熱くなっているからか恥ずかしいからなのかもうよく分からない。
だけどそれを聞いた二人はどちらも嬉しそうに
「なんだ?思っていることはもっと口に出して言えばいい」
だとか
「どうして欲しいのか教えてくださいユーリ様、なんでもいたしますよ?」
だの言っている。
「うぅ~・・・っ、もっ、やらっ、みっ、見ないでぇ・・・っ」
やめてと言いながら、どこもかしこも責められてそれから来る気持ち良さで、言葉とは矛盾したひどく蕩けきった酷い顔を今の自分はしているに違いない。
そう思ったら羞恥心と快楽でポロポロと涙を溢しながら私の顔を見ないで欲しいとお願いした。
すると、
「・・・君、それは逆効果だ」
と言うシグウェルさんのモノがなぜか私の中でぐんと質量を増して、奥の奥にある切先が子宮の入り口をぐにぐにと押し上げながら捏ねるように擦り付けてきた。
シェラさんも、
「ユーリ様の泣き顔でのおねだり・・・すごく可愛い・・・そのお顔、もっと見せて欲しいです」
と私の背中に舌を這わせながら後ろに挿し入れていた指をもう一本増やしてきた。
「ひィ・・・ンッ」
前も後ろもぞわぞわするのが止まらない。ぷしッ!とまた潮を吹いてイってしまい、私の言葉と裏腹にやっぱり身体は思うようにならない。
「見ないで・・・ってばぁ・・・っ」
それでもなんとかもう一度お願いしたら、シェラさんはふいに私の背中への口付けをやめて後ろに挿れていた指も抜いた。
「んぁっ・・・」
ちゅぽんと指を抜かれる、お腹の裏側を引っ張られたようなその感触にぞくっとして思わず声が出る。
あ・・・。どうしよう、今ちょっと気持ち良かったかもしれない。
早くも後ろへの刺激にも快楽を拾い始めた自分の身体が怖い。どうなっちゃうのこれ。
自分で自分の身体の構造に戦慄していたその時だ。不意に自分の視界が塞がれて真っ暗になった。
「えっ⁉︎」
しゅるしゅる、と言う柔らかい衣擦れの音と共に私の頭の後ろで紐のような何かが結ばれた感触がする。
なにこれ、まさか目隠し⁉︎
「それ、まさかユーリの夜着の腰紐か?」
真っ暗な視界の中でシグウェルさんの声がして、それに答えるシェラさんの声もする。
「ええそうです。前にユーリ様の夜着のデザインをあなた方にプレゼンさせていただいた時にも話したと思いますが、この夜着は腰のリボンが解きやすいだけでなくドレスから離れるタイプです。肌を傷付けない柔らかな素材ですのでほら、このように目隠しや手足の軽い緊縛に使っても安心です」
何が安心⁉︎目隠しプレイで前後を責められるとか、特殊プレイが過ぎる。
三点責めもとい四点責めの強い刺激にまだ息が整わないまま、
「何するんです・・・⁉︎取って、これ・・・取ってくださいよ・・・⁉︎」
と見えない視界の中でいやいやをするように首を振る。なぜなら私の両手は目隠しをした後のシェラさんが後ろから指を絡めてしっかりと縫い止めているからだ。
だけどいくら首を振ってもしっかりと私の後ろで結ばれた紐は全く緩まない。
そんな私にシェラさんは、絡めた指で私の手をにぎにぎと強弱を付けながら握り締めて、
「お顔を見られるのが嫌なようでしたので、ユーリ様からは見えないようにいたしました。これなら恥ずかしくないでしょう?」
と私の耳元で囁いてそのまま耳たぶをそっと噛んだ。
その刺激にびくんと震えて無意識に顔が上がれば
「すごくいやらしくていいな」
と、目隠しをされる間は止まっていたシグウェルさんの腰の動きや乳首への責めが再開した。
「でしょう?愛らしくていやらしいなんてユーリ様は本当に、最高に素晴らしいお方です。」
そう言ったシェラさんもまた後ろに指を這わせるとそこへの刺激を再開した。今度は最初から指が二本入っていて、私の後ろの孔もそれをすんなりと受け入れている。
前も後ろも、最初は控えめだったにちっ、にちっ、という音がすぐにもっと水分と粘度を持ったぐちゅぐちゅとした音に変わる。
しかも私は見えない分、何が起きているのか確かめようとして聴覚と触覚が敏感になってしまったかのようにその音と感触を今まで以上に敏感に拾い上げている。
あ・・・前の方でぐちゃぐちゃって言ってるのは私の中から溢れ出る蜜と、シェラさんやシグウェルさんが出したものが掻き回されて混ざって泡立ってるみたい・・・。
シェラさんの指も三本に増えてる・・・?最初はぷちゅぷちゅって言ってたのに、今は空気を含んでぐぷぐぷって音に変わっていてすごく卑猥だ。シェラさんのことだから、私に聞かせようとわざとそんな音を立てているかも知れない・・・。
揺さぶられながら、視界は塞がれているのになぜか前後に与えられる刺激とそこからする音の違いまで明確に分かる。しかも気持ち良過ぎてもっとずっとそうして欲しいとさえ思い始めていた。
さっき私のことをいやらしいって二人は言ったけど、こんなのが嫌じゃないなんて本当にそうかも知れない・・・。
そう思ったらお腹の奥がぎゅっと強く痙攣するように収縮した。
「おや、またイかれましたね。どうですかシグウェル殿、ユーリ様の魔力に変化は?」
「始める前とまだそう変わらない気がする。一晩置かないと結果は分からないかも知れないな。」
「そうですか・・・。それでは残念ながらこのまま朝まで寝かせずにユーリ様を責め続けるわけにはいきませんね。きちんと休息を取っていただき、体力が回復すればそれに合わせて魔力も戻るかも知れませんしねぇ・・・」
余裕もなく翻弄されっぱなしの私とは違い、責め続けながら本来の目的である魔力量の回復について話し合っているあたり随分と二人は余裕だ。・・・この体力お化け!
喘ぎながら心の中で悪態をついていたら、シェラさんの声が突然すぐ近くの耳元でした。
「そういうわけでユーリ様、申し訳ありませんが今日はオレ達はあと一回しかユーリ様のナカに放って満足させることが出来ません。物足りないとは思いますが、リオン殿下達がバロイ国から帰国するまではまだ日にちがあります。それまでにまた三人で楽しみましょうね。」
本当に名残惜しそうにそう言っている。
いや、私は全然。これで打ち止めにして、もうリオン様達が帰って来るまで何もなくても全く構わないんだけど。
そう思っていたら、シェラさんに突然後ろからぐいと肩を引かれて倒れ込んでいたシグウェルさんの上にまた座らせられた。
「ひゃぁ・・・っ、いゃあ・・・!奥、ぐりぐりって・・・っ!またイっちゃうからぁ・・・っ」
中を抉られている角度が強制的に変えられてプシュッと潮を吹いた。
だけどシェラさんはそれに構わずシグウェルさんに、
「あなたも起き上がって座ってもらえますか?ユーリ様をあなたの方にもたれかけて、少し腰を浮かせて・・・そう、そうです。ありがとうございます。」
と何事かを指示している。
シェラさんが言うような、少し前傾気味の姿勢にさせられて腰を僅かに浮かせられると、いつの間にか後ろにいるシェラさんにお尻を突き出す格好になっていた。
すると今まで指で弄られ倒していた後ろの孔に、添えた指でくぱぁ、と大きくそこを開いたシェラさんは自分のモノを擦り付けた。
「ピンク色でひくひくしているのがすごく可愛いです。だいぶ柔らかくほぐれていますし、ユーリ様にはイリューディア神様のご加護もありますからね。痛くはないと思いますがなるべく力を抜いてください。」
ぬちぬちと擦り付けられるシェラさんのモノはその切先から傘の部分までを浅く何度も出入りしている。
その動きの最中にも孔の周りの皺を伸ばすように、孔を広げているその手は丁寧に周りを撫で続け、浅く出入りさせているシェラさん自身のモノはその動きの途中、私の中から出る時にわざとその傘の部分を引っ掛けて刺激している。
そのもどかしい動きに、さっきまでみたいにもっと奥まで刺激が欲しいと、気付かず腰が揺れていたらしい。
「素直でとっても可愛らしいですよ。後ろでもきちんと満足させてあげますからね。」
そう囁いたシェラさんが、なぜか舌舐めずりをしたような気がした。
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