586 / 777
番外編
夢で会えたら 7
しおりを挟む
起きたらシャル君に大まかな事情を説明する。
そう言ったリオン様は宣言通り朝も早くから起き抜けにベッドの上でシャル君と向かい合っている。
私もベッドの上でリオン様の正面に座り、膝にシャル君を座らせてその手を取ってあげているのだ。
「・・・シャル、昨日眠る前に自分の話したことを覚えている?」
シャル君の頭を優しく撫でながらそう聞いたリオン様にシャル君は小首を傾げた。
「ボク、なんて言ったんですか?ごめんなさい、おぼえてないです・・・」
どうやら寝入りばなに話していた、
「ボクだけのとうさま達にあいたいっておねがいがかなったのかな」
という自分の言葉は覚えていないらしい。だからリオン様は改めてそれを説明した。
そして未来のシグウェルさんの忠告通り、おそらく精霊の力が強い選女の泉の近くでその事を考えてしまったから過去の世界であるここへ迷い込んだのだろうということも。
ゆっくりと子供にも分かりやすく噛んで含めるような話し方をしたせいか、シャル君はぎゅっと力を込めて私の手を握りながらじっとリオン様の話に耳を傾けていた。
ただ、その説明の中でリオン様は小さなウソを一つついた。
「・・・だからね、シャルが僕達に会いたいって願ったのと同じように、僕らも早く自分たちの赤ちゃんに会いたいって思っていた気持ちが新年のこの時期に丁度重なったんだよ。シャルの気持ちに同調したっていうのかな?そのおかげで僕とユーリはかわいいシャルにこうして会えたんだよ。」
だからシャルのせいでここに迷い込んだんじゃない。
そうリオン様は言った。きっとシャル君が、自分だけが両親に甘えたいと願いそれが叶ったのはわがままな事なんじゃないかと気にすると思ったのかもしれない。
だからシャル君がここにいるのは私とリオン様もシャル君に会いたいと思ったからだとウソをついた。
するとシャル君は、
「じゃあほんとうに、ボクの前にいるとうさま達はボクが生まれる前のとうさまとかあさまなんですか?だからエルも小さくてマリー達もなんだかヘンだったの?」
と私とリオン様を交互に見た。その青い瞳がまだ少しだけ不安そうに揺れている。
だからそんなシャル君を私は後ろからぎゅうっと抱きしめた。
「そうですよ!びっくりしましたけど、こんなにかわいいシャルに会えて嬉しいです!いっぱい甘えて下さいね。」
「二、三日後にはノイエ領に行く予定だからそれまではずっとシャルと一緒にいるよ。僕らにたくさん甘えて遊んで満足すれば、あの選女の泉を通してきっとイリューディア神様がシャルを元の世界に帰してくれるはずだ。」
そう微笑んだリオン様にシャル君はおずおずと、
「ボク・・・ボクだけこんなにとうさま達をひとりじめしていいの?ラーズは?ボク、ラーズをあの泉のところに一人で置いてきちゃったの?」
と聞いてきた。
「心配しなくても大丈夫。ここに現れたのがシャルだけということはラーズは元の世界でみんなと一緒で、一人じゃないよ。置いてきたんじゃなく、ラーズはシャルが僕らとたくさん遊んで戻ってくるのをレジナス達と待っているから、ラーズに寂しい思いはさせてないよ。」
「元の世界に帰ったら私達とたくさん遊んできたんだよってラーズ君に自慢してあげましょうね!」
そう言った私に、「ボク、みんなにしんぱいをかけてないといいな・・・」とシャル君は気にしている。幼児なのになんて気の遣いようなんだろうか。
「そんなに気にしないで大丈夫。さあ、今日はレジナスがシャルに小馬を準備すると言っていたから乗馬をしようか。それに他にもシャルに会いに来る人がいるはずだから忙しくなるよ。」
リオン様のその言葉にシャル君の顔がパッと明るくなった。
「お馬さん⁉︎うわあ、うれしいです!」
無邪気に喜んでいるけど、私はリオン様のセリフの後半が気になった。
「シャル君に会いに来る人って誰ですか?」
「一人はもうそこにいて待機してると思うけど」
え?こんな朝早くから?マリーさん達のことじゃないよね?
不思議に思った私の疑問はすぐに解ける。
コン、と軽いノックの音と共に
「そろそろユーリ様の朝のお世話をしてもよろしいでしょうか?」
いつもの艶やかな声と共にそこに立っていたのはシェラさんだ。
「シェラさん⁉︎え、こんな朝早くからわざわざ別邸まで来たんですか⁉︎」
「昨夜はレジナスも含めて三人ともお帰りにならず、シャルという小さな子の世話で別邸に泊まるとデレクから聞いておりましたので。」
その事情についても先ほど大まかにエル君から聞いて、更には今のリオン様の説明で大体のところは把握したという。
「なるほど、この子が殿下とユーリ様の・・・」
シェラさんはあの色気を含んだ金色の瞳でシャル君をジッと見た。少し迫力を含んだ観察するような眼差しだったけどシャル君は怯まない。
「シェラとうさまだ!おはようございます!朝からかっこいいですね‼︎」
と笑いかけると私の膝からシャル君は降りる。そして
「かあさまのお世話ですよね?どうぞ!かあさま、シェラとうさまがかあさまの髪を結うところを見ていてもいいですか?」
そんな事を聞いてきた。
「え?それは構わないですけど・・・」
未来でもシャル君のいるところでシェラさんに朝から世話をされてるんだ。あの過剰なお世話っぷりを子供に知られているのはなんだか気恥ずかしい。
だけどシャル君は、
「ボク、シェラとうさまがかあさまの髪を結っているところを見るの大好きなんです!まほうみたいにいろんな髪型があっという間にできちゃうの!」
と言い
「あ!お世話の途中でシェラとうさまがかあさまにキスする時はちゃんと目をつぶるからだいじょうぶですよ!」
と付け足してきた。爆弾発言だ。
「へ⁉︎な、なんですかそれ!」
「おや」
慌てた私とは真逆にシェラさんは面白そうに目を細めた。そしてリオン様は
「ユーリ・・・朝からシェラに身支度をまかせながら二人でそんなに仲良くしてたんだ?」
と意地悪そうに瞳を煌めかせた。
「誤解です、そんなことしてないですよ!」
そう。濡れ衣だ、本当に朝からシェラさんとそんな風にいちゃついてなんかいない。ただし現時点では、だけど。
まさか未来の私は、シャル君の目の前でごく自然にリオン様やレジナスさんと口付けているのと同じようにシェラさんとも朝からそんな感じなんだろうか。
シェラさんも同じようなことを思ったらしく、
「なるほど、この子が話していることが未来のオレとユーリ様の正しいあり方なら今から同じように行動しておかなければいけませんねぇ・・・。シャル、ユーリ様はどこに口付けられていましたか?」
なんて聞いている。子供になんてことを聞くんだろう。そして無邪気なシャル君も、その質問に素直に答える。
「えっと、ほっぺとかお耳の近くとか・・・あっ!ちがいます、ボク見てません‼︎ボク、いい子だから!」
途中でハッとしてあの小さな両手で口を塞いだ。その仕草はかわいいけども。
「しっかり見られてるじゃないですか!子供の前で何してるんですかシェラさん‼︎」
現状まだ何もしていないシェラさんに言っても仕方ないと分かりつつ、つい文句を言ってしまった。
「ですがユーリ様も特段それを拒まれているわけではなさそうですよ?なるほど、頬や耳ですか。」
ふむ、と頷きながら私の顔や首筋を見るシェラさんの目が怪しい。これはやる気だ。
未来の私、情緒が死んでると評されているわりにはあの四人の愛情に素直に応えて受け入れてるのはいいけどちょっとやり過ぎじゃないかなあ⁉︎
そしてリオン様の言っていた「シャル君に会いに来る人」の一人がシェラさんなら、多分シグウェルさんも来るはずだ。
だって魔力に人一倍敏感なあの人が王都に突然現れた私やリオン様に似た気配の、強い魔力に気付かないはずがない。
まさかそのシグウェルさんともシャル君の前で余計ないちゃつきを披露していないよね?一抹の不安が胸をよぎった。
そう言ったリオン様は宣言通り朝も早くから起き抜けにベッドの上でシャル君と向かい合っている。
私もベッドの上でリオン様の正面に座り、膝にシャル君を座らせてその手を取ってあげているのだ。
「・・・シャル、昨日眠る前に自分の話したことを覚えている?」
シャル君の頭を優しく撫でながらそう聞いたリオン様にシャル君は小首を傾げた。
「ボク、なんて言ったんですか?ごめんなさい、おぼえてないです・・・」
どうやら寝入りばなに話していた、
「ボクだけのとうさま達にあいたいっておねがいがかなったのかな」
という自分の言葉は覚えていないらしい。だからリオン様は改めてそれを説明した。
そして未来のシグウェルさんの忠告通り、おそらく精霊の力が強い選女の泉の近くでその事を考えてしまったから過去の世界であるここへ迷い込んだのだろうということも。
ゆっくりと子供にも分かりやすく噛んで含めるような話し方をしたせいか、シャル君はぎゅっと力を込めて私の手を握りながらじっとリオン様の話に耳を傾けていた。
ただ、その説明の中でリオン様は小さなウソを一つついた。
「・・・だからね、シャルが僕達に会いたいって願ったのと同じように、僕らも早く自分たちの赤ちゃんに会いたいって思っていた気持ちが新年のこの時期に丁度重なったんだよ。シャルの気持ちに同調したっていうのかな?そのおかげで僕とユーリはかわいいシャルにこうして会えたんだよ。」
だからシャルのせいでここに迷い込んだんじゃない。
そうリオン様は言った。きっとシャル君が、自分だけが両親に甘えたいと願いそれが叶ったのはわがままな事なんじゃないかと気にすると思ったのかもしれない。
だからシャル君がここにいるのは私とリオン様もシャル君に会いたいと思ったからだとウソをついた。
するとシャル君は、
「じゃあほんとうに、ボクの前にいるとうさま達はボクが生まれる前のとうさまとかあさまなんですか?だからエルも小さくてマリー達もなんだかヘンだったの?」
と私とリオン様を交互に見た。その青い瞳がまだ少しだけ不安そうに揺れている。
だからそんなシャル君を私は後ろからぎゅうっと抱きしめた。
「そうですよ!びっくりしましたけど、こんなにかわいいシャルに会えて嬉しいです!いっぱい甘えて下さいね。」
「二、三日後にはノイエ領に行く予定だからそれまではずっとシャルと一緒にいるよ。僕らにたくさん甘えて遊んで満足すれば、あの選女の泉を通してきっとイリューディア神様がシャルを元の世界に帰してくれるはずだ。」
そう微笑んだリオン様にシャル君はおずおずと、
「ボク・・・ボクだけこんなにとうさま達をひとりじめしていいの?ラーズは?ボク、ラーズをあの泉のところに一人で置いてきちゃったの?」
と聞いてきた。
「心配しなくても大丈夫。ここに現れたのがシャルだけということはラーズは元の世界でみんなと一緒で、一人じゃないよ。置いてきたんじゃなく、ラーズはシャルが僕らとたくさん遊んで戻ってくるのをレジナス達と待っているから、ラーズに寂しい思いはさせてないよ。」
「元の世界に帰ったら私達とたくさん遊んできたんだよってラーズ君に自慢してあげましょうね!」
そう言った私に、「ボク、みんなにしんぱいをかけてないといいな・・・」とシャル君は気にしている。幼児なのになんて気の遣いようなんだろうか。
「そんなに気にしないで大丈夫。さあ、今日はレジナスがシャルに小馬を準備すると言っていたから乗馬をしようか。それに他にもシャルに会いに来る人がいるはずだから忙しくなるよ。」
リオン様のその言葉にシャル君の顔がパッと明るくなった。
「お馬さん⁉︎うわあ、うれしいです!」
無邪気に喜んでいるけど、私はリオン様のセリフの後半が気になった。
「シャル君に会いに来る人って誰ですか?」
「一人はもうそこにいて待機してると思うけど」
え?こんな朝早くから?マリーさん達のことじゃないよね?
不思議に思った私の疑問はすぐに解ける。
コン、と軽いノックの音と共に
「そろそろユーリ様の朝のお世話をしてもよろしいでしょうか?」
いつもの艶やかな声と共にそこに立っていたのはシェラさんだ。
「シェラさん⁉︎え、こんな朝早くからわざわざ別邸まで来たんですか⁉︎」
「昨夜はレジナスも含めて三人ともお帰りにならず、シャルという小さな子の世話で別邸に泊まるとデレクから聞いておりましたので。」
その事情についても先ほど大まかにエル君から聞いて、更には今のリオン様の説明で大体のところは把握したという。
「なるほど、この子が殿下とユーリ様の・・・」
シェラさんはあの色気を含んだ金色の瞳でシャル君をジッと見た。少し迫力を含んだ観察するような眼差しだったけどシャル君は怯まない。
「シェラとうさまだ!おはようございます!朝からかっこいいですね‼︎」
と笑いかけると私の膝からシャル君は降りる。そして
「かあさまのお世話ですよね?どうぞ!かあさま、シェラとうさまがかあさまの髪を結うところを見ていてもいいですか?」
そんな事を聞いてきた。
「え?それは構わないですけど・・・」
未来でもシャル君のいるところでシェラさんに朝から世話をされてるんだ。あの過剰なお世話っぷりを子供に知られているのはなんだか気恥ずかしい。
だけどシャル君は、
「ボク、シェラとうさまがかあさまの髪を結っているところを見るの大好きなんです!まほうみたいにいろんな髪型があっという間にできちゃうの!」
と言い
「あ!お世話の途中でシェラとうさまがかあさまにキスする時はちゃんと目をつぶるからだいじょうぶですよ!」
と付け足してきた。爆弾発言だ。
「へ⁉︎な、なんですかそれ!」
「おや」
慌てた私とは真逆にシェラさんは面白そうに目を細めた。そしてリオン様は
「ユーリ・・・朝からシェラに身支度をまかせながら二人でそんなに仲良くしてたんだ?」
と意地悪そうに瞳を煌めかせた。
「誤解です、そんなことしてないですよ!」
そう。濡れ衣だ、本当に朝からシェラさんとそんな風にいちゃついてなんかいない。ただし現時点では、だけど。
まさか未来の私は、シャル君の目の前でごく自然にリオン様やレジナスさんと口付けているのと同じようにシェラさんとも朝からそんな感じなんだろうか。
シェラさんも同じようなことを思ったらしく、
「なるほど、この子が話していることが未来のオレとユーリ様の正しいあり方なら今から同じように行動しておかなければいけませんねぇ・・・。シャル、ユーリ様はどこに口付けられていましたか?」
なんて聞いている。子供になんてことを聞くんだろう。そして無邪気なシャル君も、その質問に素直に答える。
「えっと、ほっぺとかお耳の近くとか・・・あっ!ちがいます、ボク見てません‼︎ボク、いい子だから!」
途中でハッとしてあの小さな両手で口を塞いだ。その仕草はかわいいけども。
「しっかり見られてるじゃないですか!子供の前で何してるんですかシェラさん‼︎」
現状まだ何もしていないシェラさんに言っても仕方ないと分かりつつ、つい文句を言ってしまった。
「ですがユーリ様も特段それを拒まれているわけではなさそうですよ?なるほど、頬や耳ですか。」
ふむ、と頷きながら私の顔や首筋を見るシェラさんの目が怪しい。これはやる気だ。
未来の私、情緒が死んでると評されているわりにはあの四人の愛情に素直に応えて受け入れてるのはいいけどちょっとやり過ぎじゃないかなあ⁉︎
そしてリオン様の言っていた「シャル君に会いに来る人」の一人がシェラさんなら、多分シグウェルさんも来るはずだ。
だって魔力に人一倍敏感なあの人が王都に突然現れた私やリオン様に似た気配の、強い魔力に気付かないはずがない。
まさかそのシグウェルさんともシャル君の前で余計ないちゃつきを披露していないよね?一抹の不安が胸をよぎった。
99
あなたにおすすめの小説
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
喪女なのに狼さんたちに溺愛されています
和泉
恋愛
もふもふの狼がイケメンなんて反則です!
聖女召喚の儀で異世界に呼ばれたのはOL・大学生・高校生の3人。
ズボンを履いていた大学生のヒナは男だと勘違いされ、説明もないまま城を追い出された。
森で怪我をした子供の狼と出会ったヒナは狼族の国へ。私は喪女なのに狼族の王太子、No.1ホストのような武官、真面目な文官が近づいてくるのはなぜ?
ヒナとつがいになりたい狼達の恋愛の行方は?聖女の力で国同士の争いは無くすことができるのか。
英雄魔術師様とのシークレットベビーが天才で隠し通すのが大変です
氷雨そら
恋愛
――この魔石の意味がわからないほど子どもじゃない。
英雄魔術師カナンが遠征する直前、フィアーナと交わした一夜で授かった愛娘シェリア。フィアーナは、シェリアがカナンの娘であることを隠し、守るために王都を離れ遠い北の地で魔石を鑑定しながら暮らしていた。けれど、シェリアが三歳を迎えた日、彼女を取り囲む全ての属性の魔石が光る。彼女は父と同じ、全属性の魔力持ちだったのだ。これは、シークレットベビーを育てながら、健気に逞しく生きてきたヒロインが、天才魔術師様と天才愛娘に翻弄されながらも溺愛される幸せいっぱいハートフルストーリー。小説家になろうにも投稿しています。
結婚後、訳もわからないまま閉じ込められていました。
しゃーりん
恋愛
結婚して二年、別邸に閉じ込められていたハリエット。
友人の助けにより外に出ることができ、久しぶりに見た夫アルバートは騎士に連行されるところだった。
『お前のせいだ!』と言われても訳がわからなかった。
取り調べにより判明したのは、ハリエットには恋人がいるのだとアルバートが信じていたこと。
彼にその嘘を吹き込んだのは、二人いたというお話です。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた
いに。
恋愛
"佐久良 麗"
これが私の名前。
名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。
両親は他界
好きなものも特にない
将来の夢なんてない
好きな人なんてもっといない
本当になにも持っていない。
0(れい)な人間。
これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。
そんな人生だったはずだ。
「ここ、、どこ?」
瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。
_______________....
「レイ、何をしている早くいくぞ」
「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」
「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」
「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」
えっと……?
なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう?
※ただ主人公が愛でられる物語です
※シリアスたまにあり
※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です
※ど素人作品です、温かい目で見てください
どうぞよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる