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【PW】AD199905《氷の刃》
邂逅
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窓から差し込むオレンジの光と暗さをより深めていく影のコントラストは、何処か不気味で神秘的だった。
中年の男性教師を先頭に本郷と共に暁は藤のクラスがある2年C組のクラスに向かっていた。
道中、警戒も含めて周囲を観察した暁は知らないはずなのに何処か懐かしい雰囲気に一瞬仕事を忘れてしまった。
しかし、良くこんなにすんなりと校舎に入れたなと暁は改めて思った。
職員玄関から直ぐの事務室に声を掛けた時の反応は正直芳しくなかった。
事務員は怪訝な表情を浮かべて職員室に電話をしている間の本郷の態度も宜しいものとは言えず。正直追い返されるかもと別の手を考えていたが、応対に来た、教頭と校長は事情を説明すると学年主任の教師を呼び、校内放送をかけて、念の為にと藤のクラスまで行ける様に手配してくれたのだ。
本郷もそんな教頭や校長の応対に次第に態度を軟化させ、最後は礼儀正しく深々とお礼をしていたくらいだ。
暁は、そんな本郷を見てそっと胸を撫で下ろした。
白硝子高校は、県立の学校だが4階建ての3棟の建物と学食棟、格技場と体育館で構成された良くある学校だった。
管理棟と普通教育棟と特別教育棟の3棟にそれぞれ1年のクラス、2年のクラス、3年のクラスと別れていた。
お目当ての2年のクラスは普通教育棟にある。
職員室のある管理棟から渡り廊下を通り抜け2階上がった棟の真ん中辺りにお目当てのクラスはあった。
学年主任がドアのガラスからクラスを覗き込むとそこには、頭に包帯を巻いた1人の黒髪の女子高生が窓から外を眺めていた。
「藤、放送で呼んだんだが聞こえなかったか?」
教師がそう聞くと、藤はゆっくりと振り返り静かに暁達を見つめていた。
藤に会釈をしながら近づくと本郷はポケットから警察手帳を取り出した。
「埼玉県警の本郷と言うものです、今君が危ない奴らに狙われてるという情報を得たので一緒に着いてきてもらいたいのですが」
「刑事さん達は、何も持ってない人を撃てますか?」
唐突の意味の分からない返しに本郷は立ち止まり、暁もまた藤の顔を凝視した。
「おい、藤お前何を突然言うんだ?」
全員が何を言われ何を返したら良いのかわからないまま、妙な沈黙が走ったがそれを破ったのは学年主任の常識的な疑問だった。
「もし、撃てないのなら私を守れません。お引取りを、じゃないと命の保証は出来ません」
しかし、そんな教師の言葉を無視し藤はそう続けると再び窓へ目を向けた。
本郷は困惑しながら暁の方へ向くが暁もまた何を言われているのかよく理解出来ずにいた。
何も持ってない人間を撃てなければ守れない…
その言葉が暁の頭の中にこびりつく様に残った。
「藤さん…君は最初から自分の命が狙われている事を知っていたのか…?」
暁は、そんな言葉から生まれた率直な疑問を藤にぶつけると藤は暁を一瞥するとゆっくりと頷いた。
「なら、君を狙っているのが誰かも知っているのかい?」
「岩倉 但」
藤の淡々とした返しに暁は息を飲んだ。
「何故、君が岩倉に狙われる?何か彼と取引でも?」
「いいえ、私はアイツの仕事なんて興味はない。ただアイツを許せないだけ」
「それは…」
「それは、どういう意味なんですか?藤先輩」
暁の言葉を押しのけて、若い女性の声が入り込んできた。
暁達の視線が声の方向に向かうとそこには、男女の生徒が立っていた。
「星見さんと車木くん、漸く視えたの?」
星見の顔を見て暁は、ハッとした。
昼間彩南医大で林と居た女子高生だった。
「少しだけ、でもわからない。貴方は何者なの?」
星見がそう問うと藤は呆れた溜息を漏らした。
「何も見えてないのね、何も分かってない」
「だから、それはどういう意味ですか?」
「私は見識者、そう言えば理解してもらえる?」
見識者、その言葉に星見と車木の表情が無表情で固まった。
「嘘よ…」
「嘘じゃない」
星見が絞り出した応えをアッサリと藤は否定した。
「貴方からは…何も感じない…」
「それは、そうよ。そう見せているのだもの。接続者がみんな垂れ流しにしてると思っているの?」
何を話しているんだこの2人は。
暁は、一切理解が追いつけないまま事の動向を見守る事しか出来なかった。
ただ、藤の言葉に星見は、言葉を失いただ呆然とその顔を睨んでいた。
「分かって貰えた?貴方は役不足なの、中途半端な情報を調整者側に伝えてればいいのよ」
「…貴方は…何者なの?」
星見にそう問われた藤はゆっくりと首を傾けた。
「私は私、どちらでもなく、何者でもない」
藤の応えに星見は、黙って睨むだけで暁や本郷は事態が飲み込めず2人のやり取りを無言で見守る事しか出来ずにいた。
重い沈黙がクラス内を包んだ。
静寂に似た空間だがそんな穏やかなものでは、なく。
重苦しい時間だった。
そんな静けさだからこそ、その音を暁と本郷の耳は、捉えた。
幾つもの足音、その音はどうしても暁にとってイヤに気なるものだった。
フト、本郷と目が合い、その表情は暁と同じ心境であるのは、自然と察する事が出来た。
暁達は、素早く踵を返すと廊下側に顔を出した。
青いジャージを羽織った4人の男が教室を覗きながらこちらに向かってくるのが見えた。
「どうかしましたか?ん?誰だ君た…」
暁達の行動を不思議と思ったのか気づくと学年主任の教師が後ろから現れ4人の男達に近づこうとするのを暁と本郷が素早く腕を掴み止めた。
学年主任の教師の一言で4人の男達の視線がこちらに集中しかと思うと太々しい態度で歩いてくる。
腰元に手を持っていくのが2名、素手でくるのが2名、距離は30m程。
暁は、観察しながらゆっくり臨戦態勢に入る。
「警察だ!そこで止まれ、お前らは不法侵入してる、命令を聞かない場合はそれなりの対応する」
本郷もまたゆっくりと顎引き、姿勢をゆっくりと臨戦態勢に入れながら警告を告げた。
その警告に足を止めたのは素手の1名のみで残りの3人は歩を止める事無く迫ってきた。
距離が20mを切ったぐらいの時だった。
腰元に手を当てた2名が警棒を抜くと一気に走り出した。
暁と本郷はそれを見ながらタイミングを計る。
1人は振り上げ暁の頭部を狙い、1人は体をねじりながら警棒を持つ手を引いた。
距離が5mぐらいを切った瞬間、暁は1歩踏み込み、本郷は体の動きに合わせて半身になると両手を胸元まで上げた。
暁は、振り下ろす警棒を持つ手を腕で横に捌くとその手を絡め取り、その体を床に叩きつけながら抑え込んだ。
本郷は、走る突きを身体を捻りながら躱すと首元に二の腕を膝元に足を差し込みながら壁に叩きつけた。
硬い床と壁に叩きつけらた2人は苦悶の悲鳴を上げながらその痛みで抵抗すら出来ていなかったが暁と本郷は念の為に抑え込みながら残る2人を威嚇の為に睨みつけた。
残る2人は一瞬の出来事にその歩を止め、怪訝な表情で暁と本郷を見ていた。
「どうした?まだやるか?」
本郷がそう言いながら壁に押さえ付けた男を床に押し倒して足で関節を決めながら抑えつけると空いた両手をゆっくりと上げた。
「別に構わないが、状況的にこっちは怪我をさせない保証はしない」
その言葉に2人の止まった歩が少しだけ引く。
「逃げてもいいが、お前らの顔は覚えたからな」
追い討ちの一言に2人の男が息を飲むのがわかった。
中年の男性教師を先頭に本郷と共に暁は藤のクラスがある2年C組のクラスに向かっていた。
道中、警戒も含めて周囲を観察した暁は知らないはずなのに何処か懐かしい雰囲気に一瞬仕事を忘れてしまった。
しかし、良くこんなにすんなりと校舎に入れたなと暁は改めて思った。
職員玄関から直ぐの事務室に声を掛けた時の反応は正直芳しくなかった。
事務員は怪訝な表情を浮かべて職員室に電話をしている間の本郷の態度も宜しいものとは言えず。正直追い返されるかもと別の手を考えていたが、応対に来た、教頭と校長は事情を説明すると学年主任の教師を呼び、校内放送をかけて、念の為にと藤のクラスまで行ける様に手配してくれたのだ。
本郷もそんな教頭や校長の応対に次第に態度を軟化させ、最後は礼儀正しく深々とお礼をしていたくらいだ。
暁は、そんな本郷を見てそっと胸を撫で下ろした。
白硝子高校は、県立の学校だが4階建ての3棟の建物と学食棟、格技場と体育館で構成された良くある学校だった。
管理棟と普通教育棟と特別教育棟の3棟にそれぞれ1年のクラス、2年のクラス、3年のクラスと別れていた。
お目当ての2年のクラスは普通教育棟にある。
職員室のある管理棟から渡り廊下を通り抜け2階上がった棟の真ん中辺りにお目当てのクラスはあった。
学年主任がドアのガラスからクラスを覗き込むとそこには、頭に包帯を巻いた1人の黒髪の女子高生が窓から外を眺めていた。
「藤、放送で呼んだんだが聞こえなかったか?」
教師がそう聞くと、藤はゆっくりと振り返り静かに暁達を見つめていた。
藤に会釈をしながら近づくと本郷はポケットから警察手帳を取り出した。
「埼玉県警の本郷と言うものです、今君が危ない奴らに狙われてるという情報を得たので一緒に着いてきてもらいたいのですが」
「刑事さん達は、何も持ってない人を撃てますか?」
唐突の意味の分からない返しに本郷は立ち止まり、暁もまた藤の顔を凝視した。
「おい、藤お前何を突然言うんだ?」
全員が何を言われ何を返したら良いのかわからないまま、妙な沈黙が走ったがそれを破ったのは学年主任の常識的な疑問だった。
「もし、撃てないのなら私を守れません。お引取りを、じゃないと命の保証は出来ません」
しかし、そんな教師の言葉を無視し藤はそう続けると再び窓へ目を向けた。
本郷は困惑しながら暁の方へ向くが暁もまた何を言われているのかよく理解出来ずにいた。
何も持ってない人間を撃てなければ守れない…
その言葉が暁の頭の中にこびりつく様に残った。
「藤さん…君は最初から自分の命が狙われている事を知っていたのか…?」
暁は、そんな言葉から生まれた率直な疑問を藤にぶつけると藤は暁を一瞥するとゆっくりと頷いた。
「なら、君を狙っているのが誰かも知っているのかい?」
「岩倉 但」
藤の淡々とした返しに暁は息を飲んだ。
「何故、君が岩倉に狙われる?何か彼と取引でも?」
「いいえ、私はアイツの仕事なんて興味はない。ただアイツを許せないだけ」
「それは…」
「それは、どういう意味なんですか?藤先輩」
暁の言葉を押しのけて、若い女性の声が入り込んできた。
暁達の視線が声の方向に向かうとそこには、男女の生徒が立っていた。
「星見さんと車木くん、漸く視えたの?」
星見の顔を見て暁は、ハッとした。
昼間彩南医大で林と居た女子高生だった。
「少しだけ、でもわからない。貴方は何者なの?」
星見がそう問うと藤は呆れた溜息を漏らした。
「何も見えてないのね、何も分かってない」
「だから、それはどういう意味ですか?」
「私は見識者、そう言えば理解してもらえる?」
見識者、その言葉に星見と車木の表情が無表情で固まった。
「嘘よ…」
「嘘じゃない」
星見が絞り出した応えをアッサリと藤は否定した。
「貴方からは…何も感じない…」
「それは、そうよ。そう見せているのだもの。接続者がみんな垂れ流しにしてると思っているの?」
何を話しているんだこの2人は。
暁は、一切理解が追いつけないまま事の動向を見守る事しか出来なかった。
ただ、藤の言葉に星見は、言葉を失いただ呆然とその顔を睨んでいた。
「分かって貰えた?貴方は役不足なの、中途半端な情報を調整者側に伝えてればいいのよ」
「…貴方は…何者なの?」
星見にそう問われた藤はゆっくりと首を傾けた。
「私は私、どちらでもなく、何者でもない」
藤の応えに星見は、黙って睨むだけで暁や本郷は事態が飲み込めず2人のやり取りを無言で見守る事しか出来ずにいた。
重い沈黙がクラス内を包んだ。
静寂に似た空間だがそんな穏やかなものでは、なく。
重苦しい時間だった。
そんな静けさだからこそ、その音を暁と本郷の耳は、捉えた。
幾つもの足音、その音はどうしても暁にとってイヤに気なるものだった。
フト、本郷と目が合い、その表情は暁と同じ心境であるのは、自然と察する事が出来た。
暁達は、素早く踵を返すと廊下側に顔を出した。
青いジャージを羽織った4人の男が教室を覗きながらこちらに向かってくるのが見えた。
「どうかしましたか?ん?誰だ君た…」
暁達の行動を不思議と思ったのか気づくと学年主任の教師が後ろから現れ4人の男達に近づこうとするのを暁と本郷が素早く腕を掴み止めた。
学年主任の教師の一言で4人の男達の視線がこちらに集中しかと思うと太々しい態度で歩いてくる。
腰元に手を持っていくのが2名、素手でくるのが2名、距離は30m程。
暁は、観察しながらゆっくり臨戦態勢に入る。
「警察だ!そこで止まれ、お前らは不法侵入してる、命令を聞かない場合はそれなりの対応する」
本郷もまたゆっくりと顎引き、姿勢をゆっくりと臨戦態勢に入れながら警告を告げた。
その警告に足を止めたのは素手の1名のみで残りの3人は歩を止める事無く迫ってきた。
距離が20mを切ったぐらいの時だった。
腰元に手を当てた2名が警棒を抜くと一気に走り出した。
暁と本郷はそれを見ながらタイミングを計る。
1人は振り上げ暁の頭部を狙い、1人は体をねじりながら警棒を持つ手を引いた。
距離が5mぐらいを切った瞬間、暁は1歩踏み込み、本郷は体の動きに合わせて半身になると両手を胸元まで上げた。
暁は、振り下ろす警棒を持つ手を腕で横に捌くとその手を絡め取り、その体を床に叩きつけながら抑え込んだ。
本郷は、走る突きを身体を捻りながら躱すと首元に二の腕を膝元に足を差し込みながら壁に叩きつけた。
硬い床と壁に叩きつけらた2人は苦悶の悲鳴を上げながらその痛みで抵抗すら出来ていなかったが暁と本郷は念の為に抑え込みながら残る2人を威嚇の為に睨みつけた。
残る2人は一瞬の出来事にその歩を止め、怪訝な表情で暁と本郷を見ていた。
「どうした?まだやるか?」
本郷がそう言いながら壁に押さえ付けた男を床に押し倒して足で関節を決めながら抑えつけると空いた両手をゆっくりと上げた。
「別に構わないが、状況的にこっちは怪我をさせない保証はしない」
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