悪役令嬢は家族に支えられて運命と生きる

西 ゆう

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ここは16歳から貴族、一部の平民が、魔法、マナー、剣術、政治等を2年間学ぶ魔法学園である。

学園の中庭をアルフォンスとヒロインの真凛が歩いてた。

その2人の前に眩い光が差し、その中か
猫っ毛の長い黒髪で身長は165㎝ぐらいで、胸とお尻は大きく、お腹はくびれていて、メイクはしていないのに、匂い立つ様な色気を出しているが、嫌らしさの感じない絶世の美女が落ちて来た。

「いっ!痛いー。
もーなんなの?
てゆうかここどこ?」
と美女に似合わない言葉使いで辺りを見渡していた?

やっと落ち着いた来た頃、目の前に2人の人影を見つけた。
1人はヒロインそしてもう1人はアルフォンス殿下であった。

久しぶりに見るアルフォンスは、
身長187㎝ぐらいで鍛え上げられた身体付きをしているが、小説に出て来るアル様と同じ、色気のある男性に成長していた。

エリーナは誰にも聞こえない声で
「アル」と呟いた。
久しぶりに会えたアルフォンスから香るツガイの甘い匂い、成長した姿に心を弾ませた。

そんなアルフォンスはエリーナだと気づかない様子で
「レディ大丈夫?」
と起き上がるために手を差し伸べていた。

その手を取った瞬間ピリッと電気の様な物が走り2人は手を握ったまま、顔を見て、動けずにいた。


そんな2人の元に側近のクレインと兄リチャードが走って来た。

リチャードはエリーナを見つけると
「エリィ?君は僕の妹のエリーナだよね?
エリィーーーー
会いたかった!!心配してたんだよ」とエリーナに詰め寄り抱き締め泣き始めた。

それを聞いたアルフォンスは「エリィ」と呟いて唖然としていた。

そんなアルフォンスを尻目に
「先日会ったばかりじゃ無いですか?
なんでそんなに泣いているんですか?」
状況がよく分からないエリーナは泣いて離さないリチャードを宥めていた。

泣いて落ち着いたリチャードは
「話は後だ。
どうしてここに居るんだい?」

「よく分からないんです。
お父様と一緒に移動したら私だけここに飛ばされました。
ちなみにここは何処ですか?」 

「ここは魔法学園だよ。
父上と一緒だったのか。
家に帰ってから父上に確認してみよう」
ホッとした様子でリチャードは答えた。

2人の話が落ち着いた頃、アルフォンスは
「久しぶりだねエリィ。
体はもう大丈夫かな?」とエリーナに話しかけた。

エリーナはカーテシをし、
「ご挨拶が遅くなり申し訳ございません。
ご心配をお掛けしましたが、元気なりました」
と臣下の礼を下まで、アルフォンスに話しかけた。
それを見たアルフォンスは傷付いた様子で、エリーナを見ていた。

えっなんで傷付いた様子なの?

「元気になったエリィを見れて嬉しいよ。
また今度都合いい日にお茶でもどうかな?」

えっお茶?2人で会うの?どうしたらいいの?
と顔には出さずエリーナは困惑していた。

「エリィはこちらに帰ってばかりなので落ち着きましたらこちらからご連絡します」とリチャードはエリーナを手助けした。

「そうだね。久しぶり会えて気が焦ってしまったよ。
連絡待ってるね」
と微笑んでエリーナを見ていた。

その後リチャードとエリーナはクレインにも挨拶をし、家に帰って行った。

残されたアルフォンスはエリーナと繋いだ手を見ながら、クレイン共に教室へと戻って行った。


そして残されたヒロインは、初めて会うエリーナの姿と、会話に入る事が出来ず、苛立っていた。
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