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ウエスト大陸編
17話 次の目的地
しおりを挟む「次の目的地はどこがいいんだ?」
そう、今耀たちは旅の続きをしている。が、どこにいくかを決めていなかった。この世界にきて1ヶ月程経つが、まだまだ情報は集まっていない。まぁ、アビーがいるだけで、ほとんどの情報はあつまるのだが。
「うーん、そうですね。マスターはこの世界の種族について知っていますか?」
「いや、人間以外しらないな」
「では、説明いたします。
人間
最もステータスが平均的。特に突出したものはない。ただ、偶に英雄など、特別な力をもつ者が現れる。そして、その者は大抵、魔王など人間の敵になるもの者を倒すために生まれてくる。魔法適正はある。寿命は耀がもといた世界と変わらない。大きな国を作り暮らしている。
獣人
力・俊敏が突出して高い。ただ、引き換えとして、全ての獣人が魔力を保持していない。また、鍛錬に鍛錬を重ね、我の奥に眠る『獣』を解放することができる者がいる。ただ、先天的におこなえる者もいる。先述したとおり、魔法適正はない。寿命は人間と変わらない。全身が獣のように毛で覆われているのが特徴。各地に集落を作り暮らしている。
エルフ
魔力が突出して高い。しかし、その他のステータスは大抵低い。魔力と力が高い者もいる。その者は国に仕える騎士となる。また、低いステータスを補うため、身体強化魔法を扱える者が多い。また、長命。最も長く生きた者は『語り部』として、後世に歴史を伝えている。耳が長いのが特徴。森のなかで暮らしている。
ドワーフ
力・器用が突出して高い。しかし、その他のステータスは低い。運が高い者もいる。器用の高さを活かし、生産都市を各大陸に1つ作り暮らしている。また、その都市は全て中立都市を宣言している。このため、軍事バランスが極端に傾くことはない。また、自分たちが作った武器を保有しているため、軍はかなり強い。人間より身長が低く、褐色系であるのが特徴。
この4種が世界4大種族です。4大といっても知名度だけで選ばれただけですけどね。あと、その他のステータスは低いと言いましたが、生命力はその者の先天的なものと鍛錬によって変化しますよ。
妖精
魔力が少し高い。その他のステータスは低い。特に集落や国があるわけではない。が、基本的に群れて行動する。自分たちの行動範囲に入ってきたものにイタズラをするのが趣味。他の種族とは関係を一切持たない。ただ、魔物に襲われたり、人間に乱獲されたりと最近は数を減らしている。
精霊
ステータスという概念を持たない種族。精霊界と呼ばれる場所にのみ生活している。そのため、基本的に名前のみ知られており、その姿を見たものはいない、と言われている。ただ、地上にも精霊界とつながる道があるようだ。また、地上に生まれてくる者もいる。が、ある程度の強さがないと、生存できない。(アビーは元始精霊なので問題ない)特に、他種族に干渉することはしない。
魔族
全ての種族の敵とされている種族。すべてのステータスが高い。そのため、特別の力がない限り、勝つのはかなり難しい。また、その中でも、突出して高いステータスを持つ者が魔王となり、大罪の力に目覚める。(耀は例外)討伐はほぼ不可能と言われている。魔族の中でも、ステータスが高いものが魔人と呼ばれる。
竜人・龍人
全ての種族と一切の関係を持たない種族。竜や龍の特徴である鱗と翼と尻尾を持ち、ステータスは魔族よりも高い。また、一部の者は『竜化』もしくは『龍化』を行うことができる。この力は一定時間竜もしくは龍になることができる。また、竜人と龍人は仲が良い。
竜・龍
地上世界において、勝つことが不可能とされている生き物。ある程度高位の竜・龍になると、あらゆる言語を喋ることができる。他の種族とは一切干渉しないが、暴走したものが、世界を荒らすことがある。そのときはかなりの人数の命を糧にして発動する封印魔法で封印する。炎竜・水龍・氷龍・雷竜・光龍・闇竜がおり、竜は竜帝、龍は龍王を一匹選び、各竜・龍の代表とする。ワイバーンなど亜竜・亜龍もいるが、その者たちは、竜・龍ではなく勝てる可能性が十分にある。
地上世界にいる可能性があるのはこの9種族でしょうか。それ以上の超高位存在となるとはじかれてしまいます。申し訳ありません」
「あぁ、ありがとうアビー。とても助かった」
「お役に立てて光栄です!」
そういってアビーは微笑む。やっぱり可愛いな。……いかん。話の続きをしなくては。
「とりあえず、エルフの語り部なら、これ以上の情報を持っているかもしれないな」
「確かにそうですね。語り部は各大陸に1人以上はいるようですので行ってみますか?」
「あぁ」
「では、語り部がいるエルフの森までご案内致します」
「頼む」
しかし、魔界についての情報はなかったな。エルフの語り部がなにか知っているといいんだが…。
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しろくまです。
久しぶりの本編更新です。これからも楽しんでいただけると幸いです。
これからも精進して参ります。
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