53 / 58
49、恋人、戦車(馬車) *イメージAI画像あり
しおりを挟む
6、恋人
■正位置:恋愛、情熱、結婚、ときめく心、調和
■逆位置:誘惑、不道徳な性、関係の破綻
7、戦車
■正位置:実行力、強い意思、勝利、征服、迅速
■逆位置:無気力、人任せ、イライラ、失敗
アロンとシエルの子どもたちは、すくすく成長しもうすぐ3歳になろうとしていた。
活発に動き回る子どもたちに、乳母たちや護衛たちもニコニコしながら育んでいた。
・リアン
名前の由来は、キズナ、つなぐものという意味。
黒に近い紺色の髪に青色の澄んだ瞳。
体格がアロンに似たのか一番大きな子に育っていた。性格は、やんちゃで少しイタズラ好きな長男。
・セレネ
名前の由来は、月の神。
金の髪に濃いめの紫色の瞳。元々の魂がシエルなのだが身体が一番小さく少し兄弟の中で一番おっとりした性格の次男。
・エセル
名前の由来は、立派な、高貴なという意味。
日中は銀髪に濃いめの紫色の瞳。
夜中は黒髪に赤いきれいな瞳。
色が変わるだけかと思ったら、少し性格も違っているようで日中は、聖獣のくろが教えてくれたことによると天族という大昔に滅んだと思われていた種族で、大変貴重な種族らしい。
性格は、ピュアで少し怖がり。
夜中は、赤ちゃんのうちはよく寝ていたものの、夜のうちの半分は、起きている。
昼間も半分寝て半分起きている状態。
夜中の種族は、夢魔という魔族だそうた。
うちの子はすごい。
二つの世界の両親を持つ魂の子。
優しい事に変わりはないんだけど、落ち着いた性格で皆の様子をジィーッと見ている事もあり、眠たいのかと思い声かけすると違っていたようで、よくほっぺをぷっくり膨らまし、可愛いいふくれっ面を披露する三男。
3人ともそれぞれ可愛い。
乳兄弟はいつのにか20人近くなっていた。
不思議な事に双子を者が多く、乳母は12人になりお互いの子どもを助け合いながら育てていた。
この3年で変わった事と言えば、くろが聖獣だという事を忘れてしまうシエルだったが、3つ子達を見守るためと言って、小さな黒豹2匹とよく見る色合いのヒョウ、3匹の可愛いもふもふのヒョウを産みだしたのだった。
可愛いくて可愛すぎて、もう、ダメ!!
赤ちゃんってなんであんなにも可愛いんだろう?
可愛い3つ子にくろの子も3匹。
契約はしてないらしく、あくまでもオレとくろだけの契約のみ。
くろの分身の様な存在らしい。
もう少し成長すれば、くろのように頭の中にパスとかテレパシーっぽい事が出来るらしいが、今は必要ではないし護衛たちもたくさんいるので、イバド町のウォード公爵邸分家?は超安全な場所になっていた。
優秀な護衛たちと聖獣たちに守られながらの生活。
ウォード公爵当主の本邸がイバド町にお引越しにとなり、分家?であるアロンとシエル、そして子どもたちとの家は改装され、更に広くなりました。
庭にログハウス的な者は、子どもたちの遊び場?かなり贅沢な隠れ家的な物になってしまった。
一時期乳母たちの家族や他の住み込みの家だったが、本邸が建つと同時に、ちゃんとした使用人たちの個室はもちろん、家族向けの別宅っぽいハイツっぽい家もいくつかあった。
本邸には、客室も完備。
屋敷?王城ではないけど、三階建ての広々した部屋、1階に大広間やダンスフロアなのかな?広い会議室、お客様向けの食堂もある、もうお城って言っても過言では無い立派過ぎるお家が建てられましたとさ。
「……」
広大な敷地には、BL教会と孤児院があり子どもの世話をする者たちや、ウォード公爵邸で働く者たちの子どもを預かる託児所も兼ねていた。
身分種族を問わず預かり、差別とは何?と言った感じだった。
ウォード公爵領にはさまざまなな種族、獣人族が半数を占めており、農業が盛んな領となっていた。
研究好きな庭師もおり、ここでは自分の能力を活かせる場として大人気の場所になっていた。
他の領主や監視者たちとも、数ヶ月おきに集まり、果実の木や様々な苗もわけ与え、イバド町は、かつての王都以上の王都っぽくなっていた。
サンブックの中心はイバド町であると言っても、過言ではなかった。
そんな中ウォード公爵は、リーンコックで獣人らしき幼子が皇帝にペットとして献上されるかもしれないとの事で、急遽ウォード公爵家の影である助祭のセオとトビー、BL教会の教皇スコティと助祭ベリで救助にいく事になった。
そんな中、聖獣くろは分身である小さなくろをお供に付けた。
3匹のくろの子は黒のもふもふに緑の瞳、黒のもふもふに金色っぽい瞳、黄色っぽい黒のもふもふと金色の瞳の子。
どの子も可愛くあごに白い毛があったので、
「この子、あごが白いから"アゴジロー"ってどうかな?なかなか良い名前でしょう?」
『……………………』
(はぁ~い、困った時は神頼みするのが人族でしょう?あっ、私の眷属である聖獣のくろちゃんも助けてあげるわねぇ~。アロンちゃんがこの子たちの名前付けてあげてねぇ!!名付け親ってとこかな?!名付けても仮の名扱いだから契約出来ないけどねぇ。シエルちゃんの名付けだと……うん、う腐腐腐!!アロンちゃん頼んだわよ!!前のお礼もまだだったけど、とりあえず私からのプレゼントとして、役立つ物を……あっ、コレコレ♡う腐腐腐!!アレの時にアロンちゃんが絶倫モードになった時でも大丈夫なように、シエルちゃんの体力が消耗しないように、ね♡1、体力増強のアレへラーズドリンク♡2、アレモーツドリンク♡3、アレD元気1発ドリンク♡4、超すごイケるんですドリンク♡5、朝まですごインですドリンク♡6、マカタフドリンク♡7、愛情一本ちょびっとだけよドリンク♡8、スッポんんっマムしてドリンク♡9、すごインZドリンク♡10、デカインゼリードリンク♡全て媚薬成分入りで69本セットプレゼントするわねぇ♡甘~い味で美味しいわよ♡説明書も入れとくから、くろちゃんがガッカリしないお名前お願いねぇby腐ェニックス神でしたぁ~またねぇ)
「……………………。」
なぜか、アロンまで無言が長くなっていた。
シエルが考えたくろの子の名前は、マーチャ、メージ、アゴジローだった。
目が抹茶色だからとか、メージ?はわからないが美味しい物がたくさんあるメーカーだとか?
アゴジローは、あごが白いから……。
腐ェニックス神様から頂いたあやし…ごほっ、ある意味怖いドリンクセットまで押し付……ごほっ、ゴホッ、頂いたので、名前を真剣に考えなくてはいけない。
アロンはかなり考えた。
聖獣くろの子の分身、ろから始まる名前かろが付く名前のどちらかにしようと考えた。
目の色などからイメージした名前。
オーロ 金の目の黒いもふもふ
ロッセ 緑の目の黒いもふもふ
ロロン 金の目に黄色、灰色、黒色混じりのもふもふ
聖獣くろに確認すると、嬉しそうにしてくれていた。
可愛い三つ子の赤ちゃんと、くろの子3匹は仲良くそしてそれぞれを世話をするかの様に、寄り添いそして遊びながら成長していった。
***
名付けられてからもうすぐ3年が経とうとしていた。
とある日、ウォード公爵邸の本邸が慌ただしくなっていた。
BL教会の教皇たちとも話し合っていた。
くろの子である緑色の目をした黒いもふもふロッセはBL教会の人たちに付いて行くと言った。
三男のエセルとよく一緒にいるロッセ。
ロッセ自ら名乗り上げ、理由は言わないままだったが、エセルは無言でロッセを撫でていた。
(やっほ~♡私腐ェニックス神でぇす♡う腐腐腐♡すごいメンバーね♡あっ、アロンちゃんこの子たちに名付けてくれてありがとうね。BL教会の教皇スコティちゃん、いつもありがとうね♡ベリ…ちゃん意外なとこにいるわねぇ。ビックリ!!護衛ちゃん2人、う腐腐腐♡くろちゃんの分身、ロッセちゃん、行くのはそのメンバーでいいのかしら?その馬車で行くのね……んんっ、ヨシ。あっ、その子かなり弱ってるのと、ちょっと特殊だから、気にかけてあげてね。他の人者も弱ってるわ……。いつもお祈りありがとうの気持ちを込めて、スコティちゃん、はいプレゼント♡回復と治癒の魔石風の神具ってとこかしら?好きな魔法でもいいんだけどぉ、魔力を注ぐと回復と治癒に変換してできる魔道具ってとこね♡繰り返し使えるから、定期的に魔力を込めてね♡あと少し急いで欲しいから向こうに送ってあげるわね♡帰りは、くろちゃんの分身ロッセちゃん、合図を出してくれたら、こちらに戻る様手配してあげるわねぇ♡神様らしくアチラさんにはお告げしとくから安心してね。大サービスよ♡じゃあよろしく♡う腐腐腐♡byちょ~超♡親切丁寧な腐ェニックス神でしたぁぁ)
同時刻、リーンコックの宰相と正妻、そして側室とで朝食をとっていた。
腐ェニックス神はお告げをした。
《我は腐ェニックス神!!汝たちが長年傷付けた者を私の使者に丁重に手渡せ!!従わぬなら、それなりの神罰を与える》
「な、何?なんなの?」
「……」
「長年、傷付けた者?そんな者が居るのか?」
《愚か者め!!そこの女二人が、お主の子でもあるはずだ!!あの子は、おまえの事など知らぬようだがな!我が愛し子を3年近く傷付け死にかけておる!!お主もそれに気づかぬ愚か者め!!我が愛し子を、バカな皇帝にペットとして献上するつもりだとか、愚かでバカな者どもよ!早急に、使者に我が愛し子を丁重に手渡せ!!》
「なっ!!」
「「……」」
バリバリバリどごぉぉ~ん、どごぉん!!
宰相と正妻と側室がいた食堂から見える広い中庭は、見るも無惨な状態になっていた。
神罰と称して、幾つもの雷を放ったのだった。
地下に繋がる扉は壊れ、不当に扱わられていた数人の獣人族たちの扉や鍵は一気に壊れていた。
宰相が居る場所は、王都にある貴族街にある豪邸にあった。
リーンコックの王都を中心に腐ェニックス神の神罰の雷が、罪のないと囚われていた者たちの囲いを崩していったのであった。
BL教会の教皇スコティ、助祭のベリ、ウォード公爵家の影でもある助祭のトビーとセオ、そして聖獣くろの分身であるロッセは、家紋のない公爵家の馬車とともに神秘的なエフェクト付きで、リーンコックの宰相の家の中庭らしき場所にいきなり現れた。
スコティたちも、かなり驚いたものの腐ェニックス神が関わっているので平然とした風を装っていた。
目の前には、いかにも悪さをしていそうな顔つきの男と、高価な宝石をたくさん付け下品なドレスを身にまとった女2人が驚きを表していた。
「あ、あなたたちは、何?なんなの?!」
「そうよ!!何なの?ここがどこだかわかってんの?」
教皇スコティは、すぅーと表情を消した後、口元だけ笑みの形をとった。
「初めまして。あえて名乗りはしませんが、悪意に晒された末に虐待された子がいると腐ェニックス神からお聞きしました。その子を助けるようにとお告げを頂き参上しました。かなり衰弱されているそうなので、早急かつ速やかにこちらで保護しますので、その子の所に案内するか、すぐさま丁重に連れてきて頂きたいと思います」
「「「……」」」
「早く…あぁ、入り口は…いかにもって感じの地下なんですね。悪者ってなぜ、地下に大切な者たちを閉じ込めたがるんでしょうね?」
プスプスと焦げ跡が付いた地面から、数人の獣人族がボロ布を身にまとい恐る恐る出てきていた。
「あなたたちは?」
「……」
身を低くし跪いてしまった。
体力も限界なのか、座り込む者もいた。
教会の者たちは、それぞれの普段着代わりの教会のローブを身にまとっていた。
だが、腐ェニックス神様のサービスなのかキラキラのエフェクトがかかったままだった。
5人の痩せ細った獣人族と、そのうちの1人の男の腕の中に痩せ細った小さな子どもがいた。
「腐ェニックス神様からのお告げの子ですね。あなたたちは、どうされますか?」
「子、この子を助けて下さい」
「お願いします。この子がもうほとんど…」
「「お願いします」」
「……」
一斉に頭を下げる獣人族たち。
教皇スコティは、チラッと宰相らしき男と女2人を見た。
宰相は自分の正妻と側室を見たり教皇たちを見たりと忙しそうだった。
女2人は獣人族たちを睨みつけていた。
スコティは獣人族の大人たちに、柔らかな表情と優しく声かけをした。
「あなたたちも一緒に、この子と私たちと一緒にきませんか?」
「……っ!!」
「「……。」」
「…っ、ですが……」
「何も心配はいりません。我々は腐ェニックス神様の名のもと、あなたたちのように不当な扱いをされていた方たちを保護し、将来の事を一緒に考えそれぞれの道に導くお手伝いをしています」
「「「「ありがとう(ございます)」」」」
意識のない子どもを抱っこしていた獣人族の男性が立ち上がろうとした時、女のうちの1人が何かを叫びながら何かを放ってきた。
「ベルベル君!!危ない!!」
シュワシュワ、しゅぽっ
「「「「「!!」」」」」
「えっ?!」
「危ないですね?人に向けてはいけないと習わなかったのですかね?こんなに不味いモノ、誰も喜ばないですし、お返ししてあげましょうか?」
「あっ、ベリベリ君?ありがとうねぇ。どうせなら、その汚そうなのを返すより有効活用してみない?ほら、この有り難いコレで腐腐腐。ここに、その黒いモヤモヤを注ぐらしいよ。取り扱い説明書もわかりやすく、書いて下さってるから。ありがとうございます(腐ェニックス神様)」
腐ェニックス神に頂いた神具は、魔法と魔力を回復と治癒魔法に変換してくれる大きめの魔石っぽい神具だった。
早速、女が放って来た闇魔法を助祭ベリが自分の闇魔法で包み込み丸く整えたモノを、神具に少しずつ注いでいった。
あっという間に、黒いモヤモヤはなくなった。
「腐ェニックス神様の名の元に、あなた様の罪深さを深く反省して頂くために、この者たちが味わった苦しみを同じだけ味わって下さいね。」
教皇スコティは、獣人族たちを癒し記憶を読み取った。
「長年辛かったですねぇ。もう大丈夫ですよ。あなたたちの苦しみ痛みは、与えた者に全て返ります。」
宰相たちの方に、冷たい目を向けたスコティはそっと呟いた。
「リターン・ディカプル良い夢を」
宰相と2人の女は、急に身体をガクガクさせ意識を失う事も出来ずわめいていた。
獣人たちを広い公爵家の馬車に乗せた。
馬車内では、助祭でありウォード公爵家の影であるトビーとセオが神具を使いエリアヒールをした後、個別に回復魔法と治癒魔法をかけていった。
「さぁ、帰ろっか?ロッセちゃんが、腐ェニックス神様に知らせてくれるんだよね?」
ロッセは、頷腐ェニックス神に、ウォード公爵邸に戻してもらう為、合図を送った。
数秒後、BL教会たちと獣人族たちは無事にウォード公爵の本邸の庭に、馬車ごと戻ったのだった。
イメージAI画像あります。
イメージを壊したくないお方は、スルッとスルーして頂くか、薄目やあたたかな目で、見逃して頂けると嬉しいです。
■正位置:恋愛、情熱、結婚、ときめく心、調和
■逆位置:誘惑、不道徳な性、関係の破綻
7、戦車
■正位置:実行力、強い意思、勝利、征服、迅速
■逆位置:無気力、人任せ、イライラ、失敗
アロンとシエルの子どもたちは、すくすく成長しもうすぐ3歳になろうとしていた。
活発に動き回る子どもたちに、乳母たちや護衛たちもニコニコしながら育んでいた。
・リアン
名前の由来は、キズナ、つなぐものという意味。
黒に近い紺色の髪に青色の澄んだ瞳。
体格がアロンに似たのか一番大きな子に育っていた。性格は、やんちゃで少しイタズラ好きな長男。
・セレネ
名前の由来は、月の神。
金の髪に濃いめの紫色の瞳。元々の魂がシエルなのだが身体が一番小さく少し兄弟の中で一番おっとりした性格の次男。
・エセル
名前の由来は、立派な、高貴なという意味。
日中は銀髪に濃いめの紫色の瞳。
夜中は黒髪に赤いきれいな瞳。
色が変わるだけかと思ったら、少し性格も違っているようで日中は、聖獣のくろが教えてくれたことによると天族という大昔に滅んだと思われていた種族で、大変貴重な種族らしい。
性格は、ピュアで少し怖がり。
夜中は、赤ちゃんのうちはよく寝ていたものの、夜のうちの半分は、起きている。
昼間も半分寝て半分起きている状態。
夜中の種族は、夢魔という魔族だそうた。
うちの子はすごい。
二つの世界の両親を持つ魂の子。
優しい事に変わりはないんだけど、落ち着いた性格で皆の様子をジィーッと見ている事もあり、眠たいのかと思い声かけすると違っていたようで、よくほっぺをぷっくり膨らまし、可愛いいふくれっ面を披露する三男。
3人ともそれぞれ可愛い。
乳兄弟はいつのにか20人近くなっていた。
不思議な事に双子を者が多く、乳母は12人になりお互いの子どもを助け合いながら育てていた。
この3年で変わった事と言えば、くろが聖獣だという事を忘れてしまうシエルだったが、3つ子達を見守るためと言って、小さな黒豹2匹とよく見る色合いのヒョウ、3匹の可愛いもふもふのヒョウを産みだしたのだった。
可愛いくて可愛すぎて、もう、ダメ!!
赤ちゃんってなんであんなにも可愛いんだろう?
可愛い3つ子にくろの子も3匹。
契約はしてないらしく、あくまでもオレとくろだけの契約のみ。
くろの分身の様な存在らしい。
もう少し成長すれば、くろのように頭の中にパスとかテレパシーっぽい事が出来るらしいが、今は必要ではないし護衛たちもたくさんいるので、イバド町のウォード公爵邸分家?は超安全な場所になっていた。
優秀な護衛たちと聖獣たちに守られながらの生活。
ウォード公爵当主の本邸がイバド町にお引越しにとなり、分家?であるアロンとシエル、そして子どもたちとの家は改装され、更に広くなりました。
庭にログハウス的な者は、子どもたちの遊び場?かなり贅沢な隠れ家的な物になってしまった。
一時期乳母たちの家族や他の住み込みの家だったが、本邸が建つと同時に、ちゃんとした使用人たちの個室はもちろん、家族向けの別宅っぽいハイツっぽい家もいくつかあった。
本邸には、客室も完備。
屋敷?王城ではないけど、三階建ての広々した部屋、1階に大広間やダンスフロアなのかな?広い会議室、お客様向けの食堂もある、もうお城って言っても過言では無い立派過ぎるお家が建てられましたとさ。
「……」
広大な敷地には、BL教会と孤児院があり子どもの世話をする者たちや、ウォード公爵邸で働く者たちの子どもを預かる託児所も兼ねていた。
身分種族を問わず預かり、差別とは何?と言った感じだった。
ウォード公爵領にはさまざまなな種族、獣人族が半数を占めており、農業が盛んな領となっていた。
研究好きな庭師もおり、ここでは自分の能力を活かせる場として大人気の場所になっていた。
他の領主や監視者たちとも、数ヶ月おきに集まり、果実の木や様々な苗もわけ与え、イバド町は、かつての王都以上の王都っぽくなっていた。
サンブックの中心はイバド町であると言っても、過言ではなかった。
そんな中ウォード公爵は、リーンコックで獣人らしき幼子が皇帝にペットとして献上されるかもしれないとの事で、急遽ウォード公爵家の影である助祭のセオとトビー、BL教会の教皇スコティと助祭ベリで救助にいく事になった。
そんな中、聖獣くろは分身である小さなくろをお供に付けた。
3匹のくろの子は黒のもふもふに緑の瞳、黒のもふもふに金色っぽい瞳、黄色っぽい黒のもふもふと金色の瞳の子。
どの子も可愛くあごに白い毛があったので、
「この子、あごが白いから"アゴジロー"ってどうかな?なかなか良い名前でしょう?」
『……………………』
(はぁ~い、困った時は神頼みするのが人族でしょう?あっ、私の眷属である聖獣のくろちゃんも助けてあげるわねぇ~。アロンちゃんがこの子たちの名前付けてあげてねぇ!!名付け親ってとこかな?!名付けても仮の名扱いだから契約出来ないけどねぇ。シエルちゃんの名付けだと……うん、う腐腐腐!!アロンちゃん頼んだわよ!!前のお礼もまだだったけど、とりあえず私からのプレゼントとして、役立つ物を……あっ、コレコレ♡う腐腐腐!!アレの時にアロンちゃんが絶倫モードになった時でも大丈夫なように、シエルちゃんの体力が消耗しないように、ね♡1、体力増強のアレへラーズドリンク♡2、アレモーツドリンク♡3、アレD元気1発ドリンク♡4、超すごイケるんですドリンク♡5、朝まですごインですドリンク♡6、マカタフドリンク♡7、愛情一本ちょびっとだけよドリンク♡8、スッポんんっマムしてドリンク♡9、すごインZドリンク♡10、デカインゼリードリンク♡全て媚薬成分入りで69本セットプレゼントするわねぇ♡甘~い味で美味しいわよ♡説明書も入れとくから、くろちゃんがガッカリしないお名前お願いねぇby腐ェニックス神でしたぁ~またねぇ)
「……………………。」
なぜか、アロンまで無言が長くなっていた。
シエルが考えたくろの子の名前は、マーチャ、メージ、アゴジローだった。
目が抹茶色だからとか、メージ?はわからないが美味しい物がたくさんあるメーカーだとか?
アゴジローは、あごが白いから……。
腐ェニックス神様から頂いたあやし…ごほっ、ある意味怖いドリンクセットまで押し付……ごほっ、ゴホッ、頂いたので、名前を真剣に考えなくてはいけない。
アロンはかなり考えた。
聖獣くろの子の分身、ろから始まる名前かろが付く名前のどちらかにしようと考えた。
目の色などからイメージした名前。
オーロ 金の目の黒いもふもふ
ロッセ 緑の目の黒いもふもふ
ロロン 金の目に黄色、灰色、黒色混じりのもふもふ
聖獣くろに確認すると、嬉しそうにしてくれていた。
可愛い三つ子の赤ちゃんと、くろの子3匹は仲良くそしてそれぞれを世話をするかの様に、寄り添いそして遊びながら成長していった。
***
名付けられてからもうすぐ3年が経とうとしていた。
とある日、ウォード公爵邸の本邸が慌ただしくなっていた。
BL教会の教皇たちとも話し合っていた。
くろの子である緑色の目をした黒いもふもふロッセはBL教会の人たちに付いて行くと言った。
三男のエセルとよく一緒にいるロッセ。
ロッセ自ら名乗り上げ、理由は言わないままだったが、エセルは無言でロッセを撫でていた。
(やっほ~♡私腐ェニックス神でぇす♡う腐腐腐♡すごいメンバーね♡あっ、アロンちゃんこの子たちに名付けてくれてありがとうね。BL教会の教皇スコティちゃん、いつもありがとうね♡ベリ…ちゃん意外なとこにいるわねぇ。ビックリ!!護衛ちゃん2人、う腐腐腐♡くろちゃんの分身、ロッセちゃん、行くのはそのメンバーでいいのかしら?その馬車で行くのね……んんっ、ヨシ。あっ、その子かなり弱ってるのと、ちょっと特殊だから、気にかけてあげてね。他の人者も弱ってるわ……。いつもお祈りありがとうの気持ちを込めて、スコティちゃん、はいプレゼント♡回復と治癒の魔石風の神具ってとこかしら?好きな魔法でもいいんだけどぉ、魔力を注ぐと回復と治癒に変換してできる魔道具ってとこね♡繰り返し使えるから、定期的に魔力を込めてね♡あと少し急いで欲しいから向こうに送ってあげるわね♡帰りは、くろちゃんの分身ロッセちゃん、合図を出してくれたら、こちらに戻る様手配してあげるわねぇ♡神様らしくアチラさんにはお告げしとくから安心してね。大サービスよ♡じゃあよろしく♡う腐腐腐♡byちょ~超♡親切丁寧な腐ェニックス神でしたぁぁ)
同時刻、リーンコックの宰相と正妻、そして側室とで朝食をとっていた。
腐ェニックス神はお告げをした。
《我は腐ェニックス神!!汝たちが長年傷付けた者を私の使者に丁重に手渡せ!!従わぬなら、それなりの神罰を与える》
「な、何?なんなの?」
「……」
「長年、傷付けた者?そんな者が居るのか?」
《愚か者め!!そこの女二人が、お主の子でもあるはずだ!!あの子は、おまえの事など知らぬようだがな!我が愛し子を3年近く傷付け死にかけておる!!お主もそれに気づかぬ愚か者め!!我が愛し子を、バカな皇帝にペットとして献上するつもりだとか、愚かでバカな者どもよ!早急に、使者に我が愛し子を丁重に手渡せ!!》
「なっ!!」
「「……」」
バリバリバリどごぉぉ~ん、どごぉん!!
宰相と正妻と側室がいた食堂から見える広い中庭は、見るも無惨な状態になっていた。
神罰と称して、幾つもの雷を放ったのだった。
地下に繋がる扉は壊れ、不当に扱わられていた数人の獣人族たちの扉や鍵は一気に壊れていた。
宰相が居る場所は、王都にある貴族街にある豪邸にあった。
リーンコックの王都を中心に腐ェニックス神の神罰の雷が、罪のないと囚われていた者たちの囲いを崩していったのであった。
BL教会の教皇スコティ、助祭のベリ、ウォード公爵家の影でもある助祭のトビーとセオ、そして聖獣くろの分身であるロッセは、家紋のない公爵家の馬車とともに神秘的なエフェクト付きで、リーンコックの宰相の家の中庭らしき場所にいきなり現れた。
スコティたちも、かなり驚いたものの腐ェニックス神が関わっているので平然とした風を装っていた。
目の前には、いかにも悪さをしていそうな顔つきの男と、高価な宝石をたくさん付け下品なドレスを身にまとった女2人が驚きを表していた。
「あ、あなたたちは、何?なんなの?!」
「そうよ!!何なの?ここがどこだかわかってんの?」
教皇スコティは、すぅーと表情を消した後、口元だけ笑みの形をとった。
「初めまして。あえて名乗りはしませんが、悪意に晒された末に虐待された子がいると腐ェニックス神からお聞きしました。その子を助けるようにとお告げを頂き参上しました。かなり衰弱されているそうなので、早急かつ速やかにこちらで保護しますので、その子の所に案内するか、すぐさま丁重に連れてきて頂きたいと思います」
「「「……」」」
「早く…あぁ、入り口は…いかにもって感じの地下なんですね。悪者ってなぜ、地下に大切な者たちを閉じ込めたがるんでしょうね?」
プスプスと焦げ跡が付いた地面から、数人の獣人族がボロ布を身にまとい恐る恐る出てきていた。
「あなたたちは?」
「……」
身を低くし跪いてしまった。
体力も限界なのか、座り込む者もいた。
教会の者たちは、それぞれの普段着代わりの教会のローブを身にまとっていた。
だが、腐ェニックス神様のサービスなのかキラキラのエフェクトがかかったままだった。
5人の痩せ細った獣人族と、そのうちの1人の男の腕の中に痩せ細った小さな子どもがいた。
「腐ェニックス神様からのお告げの子ですね。あなたたちは、どうされますか?」
「子、この子を助けて下さい」
「お願いします。この子がもうほとんど…」
「「お願いします」」
「……」
一斉に頭を下げる獣人族たち。
教皇スコティは、チラッと宰相らしき男と女2人を見た。
宰相は自分の正妻と側室を見たり教皇たちを見たりと忙しそうだった。
女2人は獣人族たちを睨みつけていた。
スコティは獣人族の大人たちに、柔らかな表情と優しく声かけをした。
「あなたたちも一緒に、この子と私たちと一緒にきませんか?」
「……っ!!」
「「……。」」
「…っ、ですが……」
「何も心配はいりません。我々は腐ェニックス神様の名のもと、あなたたちのように不当な扱いをされていた方たちを保護し、将来の事を一緒に考えそれぞれの道に導くお手伝いをしています」
「「「「ありがとう(ございます)」」」」
意識のない子どもを抱っこしていた獣人族の男性が立ち上がろうとした時、女のうちの1人が何かを叫びながら何かを放ってきた。
「ベルベル君!!危ない!!」
シュワシュワ、しゅぽっ
「「「「「!!」」」」」
「えっ?!」
「危ないですね?人に向けてはいけないと習わなかったのですかね?こんなに不味いモノ、誰も喜ばないですし、お返ししてあげましょうか?」
「あっ、ベリベリ君?ありがとうねぇ。どうせなら、その汚そうなのを返すより有効活用してみない?ほら、この有り難いコレで腐腐腐。ここに、その黒いモヤモヤを注ぐらしいよ。取り扱い説明書もわかりやすく、書いて下さってるから。ありがとうございます(腐ェニックス神様)」
腐ェニックス神に頂いた神具は、魔法と魔力を回復と治癒魔法に変換してくれる大きめの魔石っぽい神具だった。
早速、女が放って来た闇魔法を助祭ベリが自分の闇魔法で包み込み丸く整えたモノを、神具に少しずつ注いでいった。
あっという間に、黒いモヤモヤはなくなった。
「腐ェニックス神様の名の元に、あなた様の罪深さを深く反省して頂くために、この者たちが味わった苦しみを同じだけ味わって下さいね。」
教皇スコティは、獣人族たちを癒し記憶を読み取った。
「長年辛かったですねぇ。もう大丈夫ですよ。あなたたちの苦しみ痛みは、与えた者に全て返ります。」
宰相たちの方に、冷たい目を向けたスコティはそっと呟いた。
「リターン・ディカプル良い夢を」
宰相と2人の女は、急に身体をガクガクさせ意識を失う事も出来ずわめいていた。
獣人たちを広い公爵家の馬車に乗せた。
馬車内では、助祭でありウォード公爵家の影であるトビーとセオが神具を使いエリアヒールをした後、個別に回復魔法と治癒魔法をかけていった。
「さぁ、帰ろっか?ロッセちゃんが、腐ェニックス神様に知らせてくれるんだよね?」
ロッセは、頷腐ェニックス神に、ウォード公爵邸に戻してもらう為、合図を送った。
数秒後、BL教会たちと獣人族たちは無事にウォード公爵の本邸の庭に、馬車ごと戻ったのだった。
イメージAI画像あります。
イメージを壊したくないお方は、スルッとスルーして頂くか、薄目やあたたかな目で、見逃して頂けると嬉しいです。
149
あなたにおすすめの小説
異世界転生してBL漫画描いてたら幼馴染に迫られた
はちも
BL
異世界転生した元腐男子の伯爵家三男。
病弱設定をうまく使って、半引きこもり生活を満喫中。
趣味と実益を兼ねて、こっそりBL漫画を描いていたら──
なぜか誠実一直線な爽やか騎士の幼馴染にバレた!?
「……おまえ、俺にこうされたいのか?」
そんなわけあるかーーーっ!!
描く側だったはずの自分が、
誤解と好意と立場の違いにじわじわ追い詰められていく。
引きこもり腐男子貴族のオタ活ライフは、
王子と騎士に目をつけられ、
いつの間にか“逃げ場のない現実”へ発展中!?
誠実一直線騎士 × 流され系オタク
異世界・身分差・勘違いから始まる
リアル発展型BLコメディ。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
完結|ひそかに片想いしていた公爵がテンセイとやらで突然甘くなった上、私が12回死んでいる隠しきゃらとは初耳ですが?
七角@書籍化進行中!
BL
第12回BL大賞奨励賞をいただきました♡第二王子のユーリィは、美しい兄と違って国を統べる使命もなく、兄の婚約者・エドゥアルド公爵に十年間叶わぬ片想いをしている。
その公爵が今日、亡くなった。と思いきや、禁忌の蘇生魔法で悪魔的な美貌を復活させた上、ユーリィを抱き締め、「君は一年以内に死ぬが、私が守る」と囁いてー?
十二個もあるユーリィの「死亡ふらぐ」を壊していく中で、この世界が「びいえるげえむ」の舞台であり、公爵は「テンセイシャ」だと判明していく。
転生者と登場人物ゆえのすれ違い、ゲームで割り振られた役割と人格のギャップ、世界の強制力に知らず翻弄されるうち、ユーリィは知る。自分が最悪の「カクシきゃら」だと。そして公爵の中の"創真"が、ユーリィを救うため十二回死んでまでやり直していることを。
どんでん返しからの甘々ハピエンです。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
【16+4話完結】虚な森の主と、世界から逃げた僕〜転生したら甘すぎる独占欲に囚われました〜
キノア9g
BL
「貴族の僕が異世界で出会ったのは、愛が重すぎる“森の主”でした。」
平凡なサラリーマンだった蓮は、気づけばひ弱で美しい貴族の青年として異世界に転生していた。しかし、待ち受けていたのは窮屈な貴族社会と、政略結婚という重すぎる現実。
そんな日常から逃げ出すように迷い込んだ「禁忌の森」で、蓮が出会ったのは──全てが虚ろで無感情な“森の主”ゼルフィードだった。
彼の周囲は生命を吸い尽くし、あらゆるものを枯らすという。だけど、蓮だけはなぜかゼルフィードの影響を受けない、唯一の存在。
「お前だけが、俺の世界に色をくれた」
蓮の存在が、ゼルフィードにとってかけがえのない「特異点」だと気づいた瞬間、無感情だった主の瞳に、激しいまでの独占欲と溺愛が宿る。
甘く、そしてどこまでも深い溺愛に包まれる、異世界ファンタジー
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
