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チャチャと旅人ノーマン(13)
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「爺、爺は、おらぬか。トラビス、トラビス。」「お帰りなさいませ、王子様。」「ヒトコブ山の長老と、モモクリ山の長老、フタコブ山の村人と、広井町の町民、そして、ナノランドのノーマンだ。客人の、もてなしを、たのむ。」「かしこまりました、王子。」「さあ、皆さん、長旅で、お疲れで、ございましょう。あちらに、食事が、用意してありますので、どうぞ、お召し上がり下さい。」部屋の中から、屋根まで、全て、厚い金で、覆われていて、レオン達は、珍しそうに、周りを、見回しながらいると、突然、ある所を指差し「チャチャ兄ちゃん、あれ、鉄砲の玉じゃ、ないのかな。」近くに、行って見ると、厚みのある金の為か、そこで、鉄砲の玉が、止まっているようなのでした。すると、話しを、聞いていたトラビスが「昔、いや、今でも、この館には、鉄砲の玉が、打ち込まれる事が、多いのです。金を厚く、敷き詰めているのは、鉄砲の玉を、貫通させない為なのです。それから、この館の窓は、ダイヤモンドを、板状にした物を、使っています。その理由も、同じく、鉄砲の玉を、貫通させない為なのです。」チャチャ達は、平和そうな山なのに、随分と、物騒な話しだなと、思ったものでした。レオン達は、食事になると、そんな、話しなど忘れたように、パクパクと、食べて、いつの間にか、何処かに、行ってしまったようでした。きっと、トイレか、何か、だろうと、思っていると、一段高い、壇上から、突然「オモチヤマの皆さん、素敵な、おもてなしを、ありがとうございます。今度は、広井町の町民より、皆さんに、お礼の、余興を、させて頂きます。」すると、音楽がなり、舞台の袖から、ウサギの衣装を、身に付けた、レオン、メグオ、グレイシィ、マックスが、出て来て、歌に、合わせて、踊り出しました。♪ピョンピョコウサギ、ピョンピョコ跳ねる、ウサギ穴からピョンピョコ跳ねる、レンゲ畑をピョンピョコ跳ねる、ラララララ、ピョンピョコピョン。ピョンピョコウサギ、ピョンピョコ跳ねる、橋を渡って、野原を跳ねる、ラララララピョンピョコピョン。♪すると音楽が、かわり、今度は、全員、クマの衣装に、早変わりしました。♪クマの子見ていた、かくれんぼ、おしりを出した子、一等賞、夕焼け小焼けで、また明日、また明日。そこまで、歌うと、その場に、いた全員が、声を揃えて、♪いいな、いいな、人間て、いいな。美味しいオヤツに、ホカホカご飯、子供の帰りを、待ってるだろな、僕も、帰ろ、お家に帰ろ、デンデン、でんぐり返って、バイバイバイ。♪踊り終わると、最後に、「ありがとうございました。来年の1月15日の広井町幼稚園の、お遊戯会で、特別ゲストに、招かれて、今、踊った、踊りを披露します、チャチャ兄ちゃん、見に来てね。」と、勝手に、締めくくられて、みんなからは「お遊戯会、頑張れよ。」という、声掛けと、割れんばかりの拍手で、いっぱいになり、その日の夜は、賑やかに、更けたのでした。
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