夢みたっていいじゃん!!

香月

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馬鹿な幼なじみ

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俺の幼なじみは夢見がちだ。

子供の頃からだから仕方ない。

実際、夢を見ないと生きていけなかったのかも知れない。

アイツの両親はかなり仲が悪くてそれぞれに別の相手がいて子供は放置。
所謂ネグレストされていた。

家の親が見かねてご飯やら身の回りの世話やらをしてアイツの両親にも抗議していた。
近くに父親の方の祖父母が住んでいても足の悪い爺さんだったから介護に忙しい婆さんも気になりながらもアイツの世話までは出来なくて俺の母親にいつも頭を下げていた。

俺の母親は肝っ玉母ちゃんで親父も頭が上がらない。
そんな母親がアイツを他って置けるわけもなく色々面倒みていた。

だから、アイツは子供の頃から夢をみていた。


大人になったら私だけの王子様が迎えに来てくれるの。
綺麗なお姫様になるんだ。
って言っていた

少しずつ現実を知ることにっても王子様じゃなくてもいい、私だけを愛してくれる人はこの世界に絶対いるはず。

だから俺がアイツの王子様に成る可く猛勉強して一流大学に入り一流大学に就職して仕事も頑張って成果をだして出世コースに乗った。


だけどアイツの中では俺は男じゃない。
王子様ではない。

助けてくれた恩人の息子だからネグレストされていた自分が恩人の息子を好きにってはイケないって思っているとアイツの親友から聞いて知っている。

両親の離婚後は祖父母に引き取られたがやはり婆さんの負担がハンパないので母親が何くれとなく世話していた。

祖父母も亡くなりこの地域に住む義理も無いのに近くのアパートに引っ越した。
時折、俺んちに来ては母親の話し相手をしている。

母親が俺にハンパないプレッシャーをかける。

さっさと嫁にしろ!早くしないと鳶に油揚げだぞ~!

言われんでもアイツの周りは固めた。 
あとはアイツを追い込む!

王子様は案外近くにいるぞって気付かせなきゃな。

待ってろよ!

 

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みんなの感想(2件)

木芙蓉
2019.08.10 木芙蓉

最後のは夢じゃないんですか?

解除
木芙蓉
2019.08.10 木芙蓉

最後のは夢じゃないんですか?

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