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ザーーー。
洗面器に洗剤を入れて、Tシャツを浸けた。上半身裸だ。家の中ではインナーを着ていない。背後に気配がしたと思ったら、すがりついて来た男がいた。
口うるさい親父になったのに、エロい習性には変化がない。ぐりぐりと頬ずりをされて、キス攻撃に遭った。一昨日の夜に、ゴニョゴニョしたのに。今からするのか?
「裕理さん。明るいところは嫌だってば。夜にしてよー」
「目の前で脱ぐからだ。おじさんはエロいのが普通だ。昼ご飯はオムレツにするぞ。チリトマトソースを作ってあげる。新しくして、ジャガイモを追加してもいい。ソースに」
「えええ?食べたい!あああ……」
「今晩はビーフシチューだ。仕込みも済ませてある。好物が続くね。俺の予定しだいだ。裕理さん大好きって言って、キスをしてこい」
「もう……」
「モウモウ言うとウシになるぞ?」
「ヤギになってもいいけど、口を聞かないよ?」
「もう……」
親父に勝ったところで部屋へ上がり、早瀬からプレゼントされた、大人っぽいシャツに着替えた。センスのいい人だと思う。すでに試着した時から、似合っている。可愛い系の服を買ってくるから、そのイメージが付いた。最近はそうでもなくて、カッコいい系を選ばれている。
ほとんどがプラセルのブランドだ。MIDSHIPの仕事を受けた以上、普段から身に着けたい。着こなしておくために。島川さんに話すと感激していた。社長の方だった。こんな顔も出来るのかと驚いた。
下へ降りていくと、ビーフシチューの煮込みの匂いがした。鼻をピクピクさせて向かうと、やっぱりそうだった。黒いエプロン姿は見慣れたものだ。
出会った頃に家に訪ねた時も、美味しい料理をご馳走になった。今から思えば、早瀬自身の魅力というよりも、それをネタに捕獲されたようなものだ。
「裕理さん。そういうことじゃないの?」
「時系列がおかしいぞ。前半を聞かせてくれ」
「ミルティープリントが似合うねー。ふむふむ……」
「こーら。話が飛んだぞ。つい口から滑ったのか?聞かれると不味いことか?」
「なんだったか忘れたんだよー」
誤魔化すために冷蔵庫を開けた。こうすると思い出すのだと、佳代子さんが話していた。しかし忘れていないから、新たな誤魔化しが必要だ。照れくさいからだ。
すると上段の方に、ラッピングされた箱を発見した。ピンクの包装紙だ。今日は黒崎家へ訪ねて行くから土産だろうか?桑園さんも来るそうだ。
すると今度は、顔の横に腕が伸びてきた。ふわっと早瀬の匂いがした。休みの日は香水を付けていないから、天然100%の匂いだ。グリーン系の匂いがしない。鼻が慣れたのか、最近では気づかないほどだ。
「仕事の日、香水を付けている?匂いがないんだよ」
「付けていない。汗が減ったし、匂いが気にならなくなった。おじさんのわりには……」
「そうなんだ?たしかに、クンクン……。スーツを脱いだ後も臭くないもんねー」
「規則正しい生活と、食べ物がいいんだろう。君と一緒にいるとリズムを崩せない。こういう面も責任を持つと、久田さんと約束した」
「へえー。そうなんだ?」
どうしよう?嬉しい発言だ。油断しているとクルっと振り向かされて、ちゅっと音を立ててキスをされた。可愛いなあとつぶやきながら。大人になるな。このままでいろ。ただし色気を出してくれと、無茶な要求付きだ。
俺自身は随分と大人びたと言われている。早瀬だけではなく。二年前の俺のことを知っている黒崎さん、遠藤さん達からだ。
佐久弥は変わらないと笑っていた。夏樹は気づかないと言い、キョトンとしていた。彼とは一緒に成長したから、お互いに分からない。ふとした時に気づく。
「悠人……」
「あ……」
プルルル……。
甘いムードをぶち壊したのが、島川さんからの電話だ。早瀬の方へ掛かってきた。俺にも聞こえるようにしてくれた。今日は桑園さんとの食事があるそうだ。初対面で緊張しているようで、アドバイスを求められた。憧れの人だし、プラセルの命運が掛かっているのだと言っていた。
「おはよう。え?桑園さんとの話題?自然に話せばいい」
「……俺がやらかしたことをご存知だ。嫌われるに決まっている」
「言い訳をしないことだ。悪いことをしたと認めただろう?聞かれた時にはそうですと、堂々と答えろ。悠人のことを守るためだったのは、圭一さんから伝えてある。ちゃんとした人だから、理解しているはずだ。提携話は慎重にならざるを得ない。信用されないとね。プラセルは悪すぎる」
「……改善している。ミユー企画にも謝ったし。スカイレール・レコードにも……」
やれやれと、早瀬がため息をついた。黒崎家での庭での親睦会の日、コンビニで事件が起きた。言いがかりというもので、解決済みだ。
相手はスカイレール・レコード会社の社員で、島川さんがぶつかってきたと訴えを起こされた。ただし俺が証拠写真を撮っており、ぶつかっていないのは一目瞭然だった。床が汚れていないし、防犯カメラがギリギリの位置で、接触していないことが証明された。
もとは島川さんが蒔いた種で、穏便に済ませた。仕事上で陰険なやり方をしたから、恨まれていたそうだ。
あれ以来、俺には頭が上がらなくなった。”島川社長”の方だ。黒崎さんが言うには、少しずつ融合しているようだ。少しでも力になれたなら嬉しい。少年の方だけでなく、社長の島川さんとも友達になれた。
「……そういうことだ。分かっているだろう。用事がなくても電話をかけてこい。気色悪い遠慮をするな」
「カズさーん。今、社長の方だろ?嫌っていないよ?俺も裕理さんも……」
「……ありがとう。夕方会おうね!」
「またね。夕方にね。行くときに電話するよ!」
魔法の言葉をかけると、島川さんが笑っていた。今日は夕方から黒崎家へ訪ねて行く。ビーフシチューを持って。みんなの笑顔を引き出すためにだ。食事の後、桑園さんを黒崎家の庭に案内するそうだ。
「悠人君。プレゼントを見てくれ」
「うん。何かな?げえええっ」
冷蔵庫に入っているのは、俺へのプレゼントだった。開封したと同時に、がっくり項垂れてしまった。マジカル少女ミカリンの、クルクルステッキだったからだ。これで遊べというのか?返事はYESだった。
洗面器に洗剤を入れて、Tシャツを浸けた。上半身裸だ。家の中ではインナーを着ていない。背後に気配がしたと思ったら、すがりついて来た男がいた。
口うるさい親父になったのに、エロい習性には変化がない。ぐりぐりと頬ずりをされて、キス攻撃に遭った。一昨日の夜に、ゴニョゴニョしたのに。今からするのか?
「裕理さん。明るいところは嫌だってば。夜にしてよー」
「目の前で脱ぐからだ。おじさんはエロいのが普通だ。昼ご飯はオムレツにするぞ。チリトマトソースを作ってあげる。新しくして、ジャガイモを追加してもいい。ソースに」
「えええ?食べたい!あああ……」
「今晩はビーフシチューだ。仕込みも済ませてある。好物が続くね。俺の予定しだいだ。裕理さん大好きって言って、キスをしてこい」
「もう……」
「モウモウ言うとウシになるぞ?」
「ヤギになってもいいけど、口を聞かないよ?」
「もう……」
親父に勝ったところで部屋へ上がり、早瀬からプレゼントされた、大人っぽいシャツに着替えた。センスのいい人だと思う。すでに試着した時から、似合っている。可愛い系の服を買ってくるから、そのイメージが付いた。最近はそうでもなくて、カッコいい系を選ばれている。
ほとんどがプラセルのブランドだ。MIDSHIPの仕事を受けた以上、普段から身に着けたい。着こなしておくために。島川さんに話すと感激していた。社長の方だった。こんな顔も出来るのかと驚いた。
下へ降りていくと、ビーフシチューの煮込みの匂いがした。鼻をピクピクさせて向かうと、やっぱりそうだった。黒いエプロン姿は見慣れたものだ。
出会った頃に家に訪ねた時も、美味しい料理をご馳走になった。今から思えば、早瀬自身の魅力というよりも、それをネタに捕獲されたようなものだ。
「裕理さん。そういうことじゃないの?」
「時系列がおかしいぞ。前半を聞かせてくれ」
「ミルティープリントが似合うねー。ふむふむ……」
「こーら。話が飛んだぞ。つい口から滑ったのか?聞かれると不味いことか?」
「なんだったか忘れたんだよー」
誤魔化すために冷蔵庫を開けた。こうすると思い出すのだと、佳代子さんが話していた。しかし忘れていないから、新たな誤魔化しが必要だ。照れくさいからだ。
すると上段の方に、ラッピングされた箱を発見した。ピンクの包装紙だ。今日は黒崎家へ訪ねて行くから土産だろうか?桑園さんも来るそうだ。
すると今度は、顔の横に腕が伸びてきた。ふわっと早瀬の匂いがした。休みの日は香水を付けていないから、天然100%の匂いだ。グリーン系の匂いがしない。鼻が慣れたのか、最近では気づかないほどだ。
「仕事の日、香水を付けている?匂いがないんだよ」
「付けていない。汗が減ったし、匂いが気にならなくなった。おじさんのわりには……」
「そうなんだ?たしかに、クンクン……。スーツを脱いだ後も臭くないもんねー」
「規則正しい生活と、食べ物がいいんだろう。君と一緒にいるとリズムを崩せない。こういう面も責任を持つと、久田さんと約束した」
「へえー。そうなんだ?」
どうしよう?嬉しい発言だ。油断しているとクルっと振り向かされて、ちゅっと音を立ててキスをされた。可愛いなあとつぶやきながら。大人になるな。このままでいろ。ただし色気を出してくれと、無茶な要求付きだ。
俺自身は随分と大人びたと言われている。早瀬だけではなく。二年前の俺のことを知っている黒崎さん、遠藤さん達からだ。
佐久弥は変わらないと笑っていた。夏樹は気づかないと言い、キョトンとしていた。彼とは一緒に成長したから、お互いに分からない。ふとした時に気づく。
「悠人……」
「あ……」
プルルル……。
甘いムードをぶち壊したのが、島川さんからの電話だ。早瀬の方へ掛かってきた。俺にも聞こえるようにしてくれた。今日は桑園さんとの食事があるそうだ。初対面で緊張しているようで、アドバイスを求められた。憧れの人だし、プラセルの命運が掛かっているのだと言っていた。
「おはよう。え?桑園さんとの話題?自然に話せばいい」
「……俺がやらかしたことをご存知だ。嫌われるに決まっている」
「言い訳をしないことだ。悪いことをしたと認めただろう?聞かれた時にはそうですと、堂々と答えろ。悠人のことを守るためだったのは、圭一さんから伝えてある。ちゃんとした人だから、理解しているはずだ。提携話は慎重にならざるを得ない。信用されないとね。プラセルは悪すぎる」
「……改善している。ミユー企画にも謝ったし。スカイレール・レコードにも……」
やれやれと、早瀬がため息をついた。黒崎家での庭での親睦会の日、コンビニで事件が起きた。言いがかりというもので、解決済みだ。
相手はスカイレール・レコード会社の社員で、島川さんがぶつかってきたと訴えを起こされた。ただし俺が証拠写真を撮っており、ぶつかっていないのは一目瞭然だった。床が汚れていないし、防犯カメラがギリギリの位置で、接触していないことが証明された。
もとは島川さんが蒔いた種で、穏便に済ませた。仕事上で陰険なやり方をしたから、恨まれていたそうだ。
あれ以来、俺には頭が上がらなくなった。”島川社長”の方だ。黒崎さんが言うには、少しずつ融合しているようだ。少しでも力になれたなら嬉しい。少年の方だけでなく、社長の島川さんとも友達になれた。
「……そういうことだ。分かっているだろう。用事がなくても電話をかけてこい。気色悪い遠慮をするな」
「カズさーん。今、社長の方だろ?嫌っていないよ?俺も裕理さんも……」
「……ありがとう。夕方会おうね!」
「またね。夕方にね。行くときに電話するよ!」
魔法の言葉をかけると、島川さんが笑っていた。今日は夕方から黒崎家へ訪ねて行く。ビーフシチューを持って。みんなの笑顔を引き出すためにだ。食事の後、桑園さんを黒崎家の庭に案内するそうだ。
「悠人君。プレゼントを見てくれ」
「うん。何かな?げえええっ」
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