この異世界は理不尽で残酷で儚く、そして竜を狩り、国を護り、獣が吠えた。

白井伊詩

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神ノ44話「スピカバスタイム」

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「アジサイ」

 スピカがウィスキーをストレートで飲みながら呟く。彼女はいつもの下着のような格好でベッドの上にいる。

「どうしたんだい?」

 窓のガラスに手を張り付けて外気の冷たさを感じているアジサイがスピカの方を見る。

「そろそろ、装具の正体を教えろ」
「……スピカ、月が綺麗だよ」
「ヘタクソ」

「……装具か」
「あれは明らかに異常だ」
「……魔術みたいなもんだよ」

 アジサイは露骨にはぐらかす。

「何で言いたくないんだ? 確かに私はまだ出会って半年だが、信用できないわけじゃないだろう?」
「むしろ僕は、君をかなり信用している。そもそも信用しているから同じ部屋で同じベッドで体を重ねて毎晩寝ているからね」
「だったらどうして」
「…………あんまり良い話じゃないってだけさ」
「話たくないのか?」

 アジサイは首を縦に振る。

「もっと……そうだな、えっと、何だろうな……たぶん君が……君だから言えないんだと思う」

 アジサイはスピカが持っているグラスを手に取ると、全部自分の身体に流し込む。
 それから、靴を脱ぎ、スピカの方に体をすり寄せる。
 スピカに寄り添った状態になるとスピカの側面から手を伸ばして体を抱き寄せる。

「ヤるか?」
「もうちょっと誘い方うまくなろうよ」
「うるせえ」

 スピカはそう言いつつ、上着を脱ぎ去る。

「うーん、何度も見ても触ってもデカイの一言に尽きるな」
「私に抱かれた男はみんなそう言う、好きなのか?」
「そりゃあ、もちろん」
「二年前くらいにデカすぎて気持ち悪いって言われたことがあってな、割とコンプレックスだったが、まぁ、お前が良いならこれもいいのだろうな、あ、風呂入るか、たしかこの部屋個室があったよな」
「あるね、前王城に居た時の部屋はもうちょいグレードが下だったから付いてなかったけど、頑張りが認められたっぽいな」
「いいね、それで私も恩恵を受けられるからな」
「そうだな」
 そう言いながらスピカは服を脱ぎ捨てて、部屋の中にある風呂に向かう。
「来ないのか?」
「行く」

 アジサイも服を脱いでスピカに続く。
 風呂はかけ流し状態になっており毎朝メイドが丁寧に掃除をしているため清潔で汚れはひとつもない。浴槽は両手両足を伸ばしても余りあるサイズの浴槽である。

「おお、こりゃあいい、ほら洗ってやるから座れよ」
「なんか如何わしい店っぽいな」
「んおい、たしかお前、私と会うまで童貞だったよな?」
「おいおい、知識しかないぜこっちはよぉ!」
「生きてて虚しいな!」
「いや、うん、まぁ、今は相手いるし」

 アジサイはスピカに背中を向けて座る。

「お前も随分傷だらけになったな、あ、これゴブリンに背中からざっくりナイフでやられた跡だな」
「めっちゃ痛くてその場でひーひー言ってたなぁ」
「そうそう、あの時は情けなさ過ぎて腹抱えて笑ったな、こっちの傷はオークにやられた時の傷だな」
「まさか皮膚が削り取れるとは思ってなかったよ、あれもやばかったな」

 そんな話をしながらスピカは石鹸で泡立てたタオルでアジサイの背中を洗う。

「気持ちいか?」
「あー、なんだろう人にしてもらうのってくすぐったいな、でもまぁ気持ちいいかな」
「そうか、右手伸ばして」

 そう言いながらスピカはアジサイの身体をくまなく洗う。

「スピカ上手だね、やっぱそういうお店で働いていたのか?」
「違うわバカ、昔、子供の護衛をしていたんだ男の子だったんだが、これが訳ありでな、三日面倒を見るはずだったのが二か月も面倒見ることになって、その時そいつまともに風呂にも入れねえガキだから、一緒に入って、体洗ってやったんだよ」
「へー、母親みたいだな」
「まぁ、子供なんてもんは他人の子でもかわいいもんだから」
「その子供は今は?」
「ああ、死んだよ、護衛が終わって親に引き渡したあと、夜盗に殺された。酷いもんだったぜ、親父は身ぐるみ剥されて体をぶつ切りにされててな、母親は一晩中侵されてたのか、酷い臭いで、しかも死因は窒息死、あれを喉まで押し込まれてそのまま死んだよ、そして子供は逃げようとしたところを弓矢でな」
「そっか……酷い話だな」
「良くある話だ。何度も護衛を失敗したし、中には私の手の中で最後を遂げた奴もいる。みんな死んでったよ」
「俺も……いや何でもない」
「死ぬだろうな」

 スピカの言葉を冗談を言うトーンではなかった。



「そっか……そうだよな」
「潔いな」
「いや、なに」

 アジサイはしんみりした空気をぶち壊す。

「背中に柔らかい二つのものが当たってるからね、最高よ」
「んあ、お前、さっきまでシリアスだったのにこっちはトライフリングなことになってるな」
「怒った?」
「いや、まったく、むしろ冒険者としてはそのぐらいの方が良い」

 スピカはそう言いながら、石鹸のついたでアジサイに手を伸ばす。

「あ、おうふ、これちょっと」
「ただまぁ、ちょっとおしおきだな」
「あー、スピカ、あー、あーあーあーあー、ちょっとあーああーーああーあ」
「情けねえ声だすんじゃねえよ」

 スピカはそう言いながら寸止めで終わらせ桶でアジサイにお湯を掛ける。

「じゃあ、交代だな」
「おう、どんと来やがれ」

 立ち位置を変えて、アジサイがスピカの身体を洗う。
 
 アジサイはタオルを一度洗い、再度石鹸を泡立てるとスピカの身体を洗い始める。
 そう言いながら着々とスピカの腕を洗い、足の洗浄に取り掛かる。

「そういやスピカ、毛がねえのな」
「ああ、剃っているからな、生えた方が好きか?」
「いや、これはこれで……」
「そうか、依頼によっては風呂に何週間も入れない時があるからな、毛で蒸れてかぶれるくらいなら剃っちまった方が良いからな、それに、少ない水で洗えるからな」
「わーお、大胆、でも髪の毛は長いよな」
「これは趣味だな」
「似合ってるよ」
「短いところ知らねえだろ」
「そうだけど」
「あと、そこばっかガン見して言われても嬉しくねえよ、そんなにやりたいのか?」
「据え膳食わぬは男の恥さ」
「そうか、そら来い、こっちはいつでも行けるぞ」
「いやだから誘い方、そんな股あっぴろげにして品が無い」
「これからやるってのに今更品が必要なのか?」
「いやこうロマンチックな感じをだな」
「頼む相手を間違えてるな」
「そうだな、さてと洗い終わり……そーい!」

 アジサイは勢いよくを桶に入ったお湯をスピカにぶつける。

「ってめぇ、ああーもうビシャビシャだ、元々だけど、ほらアジサイ、浴槽に入れ」
「いやスピカ先にどうぞ」
「それじゃ意味がねえんだよ」

 そう言いながらアジサイを蹴り飛ばして浴槽に沈める。その後スピカが浴槽に入る。

「お前から先に入らねえとこれが出来ねえだろ」

 スピカはアジサイの首に手を回してそのまま浮力を生かしてアジサイと密着する。

「色々な意味で幸せ、風呂はいいなぁ」
「おう、お前、胸揉みながら言うセリフじゃねえな」
「おっと失礼」
「両胸揉めって言うわけじゃねえ、相変わらず手つきがやらしいな、一体何人の胸を揉んで来たんだ」
「母親の胸を三歳までずっと揉んでたぜ、ちなみにそれ以降はこの乳房がお初さ」
「なるほど、この指使いは私が仕込んだわけだな」
「無い物は揉めねえからな」
「そういや、エレインさんとネフィリさんだっけ、板と微かな二人組」
「覚え方ぁ!」
「買い物のとき自虐してたからな」
「おっとこいつは女子の闇に触れてしまった」
「まぁ、そういうこともある……あっそうだ」
「どうした?」
 
 
「大丈夫? おっぱい揉む?」
 

「吸うのは?」
「うわぁ、キモイ」
「酷くない?」
「いやまぁ、そんなにしたいならどうぞご勝手にって感じだが正直な、あと乳首をやんわりつねるな、ミルクは出ないぞ」
「乳首はつねるもの、ライフ先生が言っていた。しかして、半年前から知ってる、というかもう半年になるのか」
「あっという間だな、まさかあの時、割のいい仕事として舞い込んだ仕事でパートナーと出会えるとはな、もうちょっとイケメンの方がよかったな」
「俺もスピカより……いや、君がいい」

 スピカは顔を真っ赤にする。

「そういう不意打ちやめろよ」
「あ、ごめん、うっかり、二人で色々やったな、ゴブリン狩りに盗賊狩り、オークに魔獣、スピカがわざと毒を受けて危うく二人組の女に誘拐されそうになったりもしたな、あれ結構ひやっとしたんだぞ」
「悪かったって、それからリカーネに行って新種の魔獣グラスウルフを発見して、その子供を面倒見ながら旅をして、ワインレッド狩祭りをみんなでやって入賞して、私は一級冒険者になれて、この半年は痛烈だったな」
「辛い事もたくさんあったな」
「どれも思い出さアジサイ」
「そうなるといいな」
「ああ、そうだな、そういやアジサイ、結婚はどうする?」
「もうちょっと独身を謳歌したい」
「そうこうしてるうちに死んじまうぞ?」
「そんなことねえよ」

 スピカのジョークをアジサイは受け流す。
 
「結婚かぁ……結婚したら冒険者やめる?」
「誰がやめるかよ……と言いたいが子供とか生まれたら変わるかもかもな」
「俺も内勤にしてもらおうかな」
「おめえは養育費稼ぐからもっときつくて稼げるところにいけ」
「えぇ……まぁ、愛する妻と子供ためお父さん頑張るってなるんだろうな」
「その前に、ベッドで頑張ってもらわないとな」
「このままいけばいつか妊娠するよな、実はもうおなかに居たりして」
「大丈夫、先週股から大量出血」
「セーフ!」
「ここまでやってヒットしないとひょっとして私は卵無しなのかと思う」
「そんなことない、何年やっても出来ない夫婦だっている」
「そうか、そういうモノなんだな」

 スピカは仰向けになりアジサイの身体にもたれ掛かる。アジサイはスピカの脇に手を回して両手で下腹部を抱きしめる。

「ここで子供が育つのか……」
「何倍にも腹が膨れるらしいな」
「子宮ってすごいよな……俺は男だから生理の痛みも、出産の辛さも母乳を与える時の幸福感も味わえないからな」
「生理中は手負いの獣みたいなもんだけどな、ありゃあ辛い」
「噂に聞いたがそんなにか」
「平常保てるだけありがたいと思えよ」
「わかったよ、そういやドラゴンって生理あるのかな」
「排卵とかあるんじゃねえか?」
「この世界の生き物はまだまだ不思議がたくさんあるな」
「ところでアジサイ」
「どうした?」
「これからどうしたい? これからの人生」
「それは……もうちょっと生きてから考えることにする」
「あっという間にじじいになっちまうな」
「君もばばあなわけだ」
「そうだな、ばばあになれりゃいいんだがな」
「冒険者は平均寿命が三十だからね、あと四、五年したら寿命かぁ」
「エルフとかならもっと長いが、私は人間だからな」
「……あー、スピカ、やっぱ、来年、結婚しよう」

 スピカは顔を見上げる。濡れ髪に濡れた唇は官能的な魅力がある。
 何度も重ねたそれを再び重ね、より深い所まで彼女を知ろうとする。

「約束だからな、来年、結婚」
「約束だ、来年な」
 再度、唇を重ねてアジサイはスピカを抱きしめる。
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