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1話 オタクのはじまり
しおりを挟む2015年春、彼氏に振られて寂しい高校生活を送っていた。
毎日がつまらない。
別に彼氏が欲しいわけではないが、ときめきが欲しい。
「あーーーもう無理。」
何度目だろうか。
同じ言葉を何度もつぶやく。
語彙力のないおバカ丸出しだ。
「そんな鬱になってるなら、コンサート行かない?まじ楽しいから。」
元気でるよ。と友達の真美。
真美はずっとアイドルが好きで、何度も勧められて来たが
芸能人なんてテレビで見る程度で充分だと思っていたので毎回お断りしていた。
アイドルなんて、どうせ歌って踊って女の子に甘い言葉を囁いて金儲けしてるだけ。
そんな考えだったので、興味もなかったのだが、
「...いく。」
この時は初めて誘いに乗った。
ヤケになっていて、真美がこんなに誘ってくれているのならきっと楽しいだろうと軽いノリだった。
これが私のオタクの始まり。
ーー人生が狂い始めた日ーーーー
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