ジンクス~雨時々曇り

はらぺこおねこ。

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Scene.02 漁猫

26 お小遣いはみかん5個分

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一同は蜜柑の家に到着する。

「お屋敷?」

葉月が驚く。

「お家です」

蜜柑が答える。。

「お金持ち?」

葉月の質問に蜜柑は答える。

「みかん持ちです」

「でも、あそこにある屋敷は……」

「あの3200坪の家は蜜柑専用だよ」

「3200坪……」

一は絶句する。

「蜜柑ちゃんはお小遣いいくらくらい?」

葉月の言葉に蜜柑は言う。

「んー、みかん5個分くらいかな。
 キティちゃん比べたら小さい雀の涙ですよ」

峰子がじっと蜜柑を見る。

「貴方……」

「どうしました?」

「つまりこういうことです?
 蜜柑の重さは1個130グラム。
 1万円札の重さは約1グラム」

するとそっと蜜柑の指が峰子の唇に蓋をします。

「それ以上は禁止事項ですよ」

「みかん」

峰子は謎の言葉を放ったあとちょこんと座った。

「なにをしたの?」

「なんでも蜜柑を使ったのです」

一と葉月の背中に冷たい何かが走った。
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