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Scene.02 漁猫
44 軽く音楽を奏でる
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2024年5月2日・放課後
「というわけで幽霊部員百道!
入部させてもらうぜ!」
百道の自己紹介に一同は拍手した。
特に葉月に至っては……
「神様……」
といって手を合わせる。
「いや、大げさっすよ」
百道は苦笑いを浮かべた。
「これで部活申請ができる!」
葉月は部活申請書を持って生徒会室へと向かった。
そしてしばらくして戻ってきた。
「クラブ申請できたよ!」
葉月はニコニコ笑っている。
ご機嫌だ。
「で、百道くんの得意楽器は?」
「サックス」
「マジか……」
葉月が驚く。
「ってことで、俺のサックス裁きを見せてやろう」
そう言って百道はサックスを吹いた。
迫力があり心に響いた。
「百道くん、凄い」
一は驚く。
すると峰子に疑問が浮かぶ。
「でも、百道くんってボクシングをやるんじゃ……」
「ボクシング部には入ってないぞ?
誘われたが、俺はじいちゃんのジムで鍛えてるんだ。
サックスも肺活量を鍛えるために覚えた」
「そ、そうなんだ……」
「で、俺からの疑問。
ボーカルって誰なんだ?」
蜜柑がしぼんだ声で言う。
「いません……」
百道は驚いた。
「マジか……」
「というわけで幽霊部員百道!
入部させてもらうぜ!」
百道の自己紹介に一同は拍手した。
特に葉月に至っては……
「神様……」
といって手を合わせる。
「いや、大げさっすよ」
百道は苦笑いを浮かべた。
「これで部活申請ができる!」
葉月は部活申請書を持って生徒会室へと向かった。
そしてしばらくして戻ってきた。
「クラブ申請できたよ!」
葉月はニコニコ笑っている。
ご機嫌だ。
「で、百道くんの得意楽器は?」
「サックス」
「マジか……」
葉月が驚く。
「ってことで、俺のサックス裁きを見せてやろう」
そう言って百道はサックスを吹いた。
迫力があり心に響いた。
「百道くん、凄い」
一は驚く。
すると峰子に疑問が浮かぶ。
「でも、百道くんってボクシングをやるんじゃ……」
「ボクシング部には入ってないぞ?
誘われたが、俺はじいちゃんのジムで鍛えてるんだ。
サックスも肺活量を鍛えるために覚えた」
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「で、俺からの疑問。
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百道は驚いた。
「マジか……」
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