嘘恋

はらぺこおねこ。

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02 5月3日

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 そして、はるかさんが立ち上がる。

「じゃ、行こう!」

「え?何処に?」

「ここを出るの!」

「それは、いいけど……
 え?もう出ちゃうの?」

「これから、ひららーに行こう!」

「ひららー?」

 ちなみにひららーとは、枚方ランドの略で簡単に言うと遊園地。
 動物や魚もいる不思議な遊園地。

「ASJ(アニバーサルスタジオジャパン)じゃなくて?」

 アニバーサルスタジオジャパンというのは、ひららーより大きなエンターテイメントテーマパーク。
 恐らくひららーとは規模が、3倍くらい違うと思う。

「ひららーが良いなー」

 はるかさん。
 いや、はるかが俺の目を見つめながらもう1回言った。

「ひららー」

「わかったよ」

 まぁ、いっか。
 どうせ今日だけの付き合いになるしね。
 自慢じゃないけれど僕と一緒にいて楽しいと思った女の子なんて今までいなかった。
 もっと言うとこうやって女の子と話をするなんてはじめてだ。
 僕の醜さは顔だけじゃない中身も見難いのだろう。
 なにが目的かわからないけれど……
 一日一緒にいれば僕なんて嫌になるだろう。
 僕は、そう思ってはるかの後をついて店を出る・
 するとはるかは、僕の前に手を伸ばす。

「うん?」

「手をつなごう!」

「え?」

「お手てーつないでー」

「う、うん」

 はるかは、強引に僕の手を引っ張った。
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