40 / 132
02 魔法使い遊園地に行く
40
橘さんにリードされる形で俺は歩いた。
ゆっくりゆっくり慎重に。
ひとことも話せない。
まず、何を話したらいいのかがわからない。
橘さんに連れてきてもらったのは夜景とイルミネーションがきれいな公園だった。
「腕組ってもしかしてはじめてですか?」
「え?」
「先程から持内さんの心臓の音が私のところまで伝わってきます」
恥ずかしいやら情けないやら。
俺の顔が一瞬で赤くなる。
自分でもわかるくらいに赤くなる。
橘さんが、俺の腕から離れる。
そして、俺の目を見つめた。
「今日は楽しかったですか?」
橘さんは、そう言って少し照れ笑いを浮かべた。
なにがあったかは、覚えていない。
だけど……
「ものすごく楽しかったです」
橘さんの顔が、少し緩む。
「何が一番楽しかったですか?」
全てが楽しかった。
そう言いたいのに言葉が出ない。
橘さんがクスッと笑い俺との顔の距離が縮まる。
そして……
次の瞬間、俺の口の中にハイ・レモネードの味が口に広がった。
ゆっくりゆっくり慎重に。
ひとことも話せない。
まず、何を話したらいいのかがわからない。
橘さんに連れてきてもらったのは夜景とイルミネーションがきれいな公園だった。
「腕組ってもしかしてはじめてですか?」
「え?」
「先程から持内さんの心臓の音が私のところまで伝わってきます」
恥ずかしいやら情けないやら。
俺の顔が一瞬で赤くなる。
自分でもわかるくらいに赤くなる。
橘さんが、俺の腕から離れる。
そして、俺の目を見つめた。
「今日は楽しかったですか?」
橘さんは、そう言って少し照れ笑いを浮かべた。
なにがあったかは、覚えていない。
だけど……
「ものすごく楽しかったです」
橘さんの顔が、少し緩む。
「何が一番楽しかったですか?」
全てが楽しかった。
そう言いたいのに言葉が出ない。
橘さんがクスッと笑い俺との顔の距離が縮まる。
そして……
次の瞬間、俺の口の中にハイ・レモネードの味が口に広がった。
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。