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05 魔法使いの恋人候補
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だけど、俺は……
「笹山さん、俺……」
俺がそこまで言いかけた時、笹山さんは強引にキスをしてきた。
「その続き、聞きとうない」
「でも…」
笹山さんは再びキスをした。
「今日だけ、今日だけでいいから……」
俺たちは、その日。
互いの温もりを求め合った。
手を繋ぎ抱きしめ。
そして、お互いの鼓動を確かめ合った。
そこに言葉は要らなかった。
きちんと伝わっている。
お互いがお互いに忘れることは出来てはいなかった。
だから、ただ抱き合った。
忘れる事など出来ないのだから……
次の日の朝、目が覚めると朝食の用意が出来ていた。
「今日は、ウチが作ったでー
味はちょっと自信がないけどな」
「あ、ありがとう」
俺は、席に座ると味噌汁を口に運んだ。
「おいしい」
「ありがとう」
笹山さんは、にっこりと笑った。
「でも、あれ?味噌なんて置いてあったかな……」
「あ、近所に24時間営業のスーパーがあるやろ?
さっき、そこで材料は買ってきてん」
「あ、そうなんだ……」
「うん」
「そだ、これ食べたらシャワー借りていい?」
「あ、うんいいよ
そう言えば、一昨日からお風呂入ってないもんね」
俺が、そう言うと笹山さんはチョップのポーズを取った。
「今のは、イエローカード」
「あ、ごめん」
何がいけなかったのだろう……
女ってややこしいな。
会話は、それ以上続かなかった。
「笹山さん、俺……」
俺がそこまで言いかけた時、笹山さんは強引にキスをしてきた。
「その続き、聞きとうない」
「でも…」
笹山さんは再びキスをした。
「今日だけ、今日だけでいいから……」
俺たちは、その日。
互いの温もりを求め合った。
手を繋ぎ抱きしめ。
そして、お互いの鼓動を確かめ合った。
そこに言葉は要らなかった。
きちんと伝わっている。
お互いがお互いに忘れることは出来てはいなかった。
だから、ただ抱き合った。
忘れる事など出来ないのだから……
次の日の朝、目が覚めると朝食の用意が出来ていた。
「今日は、ウチが作ったでー
味はちょっと自信がないけどな」
「あ、ありがとう」
俺は、席に座ると味噌汁を口に運んだ。
「おいしい」
「ありがとう」
笹山さんは、にっこりと笑った。
「でも、あれ?味噌なんて置いてあったかな……」
「あ、近所に24時間営業のスーパーがあるやろ?
さっき、そこで材料は買ってきてん」
「あ、そうなんだ……」
「うん」
「そだ、これ食べたらシャワー借りていい?」
「あ、うんいいよ
そう言えば、一昨日からお風呂入ってないもんね」
俺が、そう言うと笹山さんはチョップのポーズを取った。
「今のは、イエローカード」
「あ、ごめん」
何がいけなかったのだろう……
女ってややこしいな。
会話は、それ以上続かなかった。
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