12 / 23
03 バケツのお月さまひとつ
12
ところで皆さま。
魔王という存在をご存知でしょうか?
え?悪さをして世界を滅ぼそうとする邪悪な存在?
いえ、違います。
そういう魔王もいます。
殺すことが快楽にしており、人だけでなく仲間までも殺す魔王もいます。
でも、それはほんの一握りの存在なんです。
この世界の人間は、約75億人と言われています。
それに対し、魔界に住む魔族の数は77億を超えていると言われています。
ちなみに神族の数は80億、天使族の数は77億です。
現在の状況ではこの世界の人間は数で負けています。
魔族と人間は現在協力しないと両方共滅んでしまいます。
なので、最初は仕方がなく手を組んでいたのですが……
魔族は、人々の脆さを知り何故か護ってあげたくなる存在になり。
人は、魔族の寂しがりやな部分に共感しそばにいたいと思えるようになりました。
そう、柊 万桜もそのうちのひとりです。
万桜の父親は、魔王の中の最古の魔王サタンです。
サタンにとって万桜は、7番目の娘です。
それは、もう溺愛され育ちました。
そんな万桜が、未来の勇者候補を見るため人間界に舞い降りました。
「よいっしょっと!」
すると目の前で服が乱れ倒れている少女がいました。
その場で俯いている天使とも魔族とも神族とも違う魔力。
もちろん人間の魔力ではありません。
万桜は姿を消し亜金の背後に回ります。
「なにかな?」
亜金は冷静に頷きます。
「アナタは誰?この周りの子たちは、アナタがやったの?」
「万桜ちゃん」
ライセンが万桜の方を見ます。
「あれ?ライセンさん?」
万桜は、亜金からゆっくりと離れます。
「えっと私、なんかお邪魔だったかな?
えっと、君もごめんね」
万桜は気まずそうに笑った。
「えっとアナタは?」
「私は、勇者志願の柊 万桜だよ」
「万桜さんか……
僕の名前は、亜金だよ」
「で、亜金くんこの状況を説明してくれるかな?」
亜金は、事情を万桜に説明しました。
情報は情け深く報告すること
それがこの世界の掟なのです。
魔王という存在をご存知でしょうか?
え?悪さをして世界を滅ぼそうとする邪悪な存在?
いえ、違います。
そういう魔王もいます。
殺すことが快楽にしており、人だけでなく仲間までも殺す魔王もいます。
でも、それはほんの一握りの存在なんです。
この世界の人間は、約75億人と言われています。
それに対し、魔界に住む魔族の数は77億を超えていると言われています。
ちなみに神族の数は80億、天使族の数は77億です。
現在の状況ではこの世界の人間は数で負けています。
魔族と人間は現在協力しないと両方共滅んでしまいます。
なので、最初は仕方がなく手を組んでいたのですが……
魔族は、人々の脆さを知り何故か護ってあげたくなる存在になり。
人は、魔族の寂しがりやな部分に共感しそばにいたいと思えるようになりました。
そう、柊 万桜もそのうちのひとりです。
万桜の父親は、魔王の中の最古の魔王サタンです。
サタンにとって万桜は、7番目の娘です。
それは、もう溺愛され育ちました。
そんな万桜が、未来の勇者候補を見るため人間界に舞い降りました。
「よいっしょっと!」
すると目の前で服が乱れ倒れている少女がいました。
その場で俯いている天使とも魔族とも神族とも違う魔力。
もちろん人間の魔力ではありません。
万桜は姿を消し亜金の背後に回ります。
「なにかな?」
亜金は冷静に頷きます。
「アナタは誰?この周りの子たちは、アナタがやったの?」
「万桜ちゃん」
ライセンが万桜の方を見ます。
「あれ?ライセンさん?」
万桜は、亜金からゆっくりと離れます。
「えっと私、なんかお邪魔だったかな?
えっと、君もごめんね」
万桜は気まずそうに笑った。
「えっとアナタは?」
「私は、勇者志願の柊 万桜だよ」
「万桜さんか……
僕の名前は、亜金だよ」
「で、亜金くんこの状況を説明してくれるかな?」
亜金は、事情を万桜に説明しました。
情報は情け深く報告すること
それがこの世界の掟なのです。
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
愚者による愚行と愚策の結果……《完結》
アーエル
ファンタジー
その愚者は無知だった。
それが転落の始まり……ではなかった。
本当の愚者は誰だったのか。
誰を相手にしていたのか。
後悔は……してもし足りない。
全13話
☆他社でも公開します
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
※不定期更新
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
義務ですもの。
あんど もあ
ファンタジー
貴族令嬢の義務として親の決めた相手に嫁いだが、夫には愛する人がいた。夫にないがしろにされても、妻として母として嫁としての義務を果たして誠実に生きたヒロインの掴んだ、ちょっと歪んだ幸せとは。
幼馴染以上、婚約者未満の王子と侯爵令嬢の関係
紫月 由良
恋愛
第二王子エインの婚約者は、貴族には珍しい赤茶色の髪を持つ侯爵令嬢のディアドラ。だが彼女の冷たい瞳と無口な性格が気に入らず、エインは婚約者の義兄フィオンとともに彼女を疎んじていた。そんな中、ディアドラが学院内で留学してきた男子学生たちと親しくしているという噂が広まる。注意しに行ったエインは彼女の見知らぬ一面に心を乱された。しかし婚約者の異母兄妹たちの思惑が問題を引き起こして……。
顔と頭が良く性格が悪い男の失恋ストーリー。
※流血シーンがあります。(各話の前書きに注意書き+次話前書きにあらすじがあるので、飛ばし読み可能です)