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Scene.07 顔のある月
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「終わったようだな……」
無が、そう言って小さく息を吐く。
「終わったわね。
貴方もね……」
そう言って先ほどの女子高生が立ち上がる。
「何を言って……?」
無がそう言って振り返ろうとしたとき胸に違和感を感じる。
無が胸に手を当てる。
暖かい。
そして、湿っぽい……
女子高生が、右手で無の背中を突いていた。
「心臓を潰させて貰うわ」
「プリシラ!」
ハデスが、誰よりも早く事態に気づき無と女子高生の方に駆ける。
「私の花を咲かしてあげる。
貴方を綺麗に開いてあげる。
ほら聞かせて、貴方の断末魔を!」
女子高生は、無の心臓を握りつぶした。
「ぐ……?」
無は、そのままその場に倒れる。
ハデスが、魔道具を召喚する。
「ヒーリングシルク!」
そして、無を大きな布で包む。
女子高生は、大きく後退しその布から離れた。
「あらあらハデス。
久しぶりね」
「なんでアンタがここにおんのや!」
「何故って?
ハタハタ軍に付いたほうが面白いからに決まっているじゃない。
ってか、この男は面白く無いわね。
断末魔が『ぐ』よ。
ここは、『ぐわぁぁぁ。俺の心臓がぁぁぁ!』って悲観するのが面白いのよ。
すぐに潰すんじゃなかったわね。
このゴミが!」
女子高生が楽しそうに笑い無を蹴り飛ばす。
それをブリ男が受け止める。
「貴方は、もしかして魔神プリシラですか?」
ブリ男が、そう言って女子高生を睨む。
「そう、私はプリシラ・ビューティフラワー・ザ・ムーン。
美しい月よ。
月の光に導かれてみる?
死に場所くらいは選ばしてあげるわよ?」
プリシラが、そう言って剣を召喚しそれを掴む。
そして、今度は勇気の方に向かって駆ける。
一瞬で勇気の目の前に立ったプリシラは勇気に向かって剣を一振りした。
剣圧が勇気を襲う。
勇気は、剣でそれを防ごうとする。
「勇気さん、逃げてください。
今の貴方では――」
ブリ男が、そこまで言いかけたとき勇気の後ろにふたつの影が現れる。
「勇気さんの剣、レベルアップ……」
すると勇気の剣が、軽くなる。
そして、強度も増す。
「今だよ。
君も一振りやっちゃいなよ」
男が、そう言ってギターを奏でる。
「え?あ、はい!」
勇気が、剣を一振りすると鋭い剣圧がプリシラを襲う。
プリシラは、それを剣で弾き飛ばす。
「ボクくん!」
早良が、その少年の方に近づく。
「吟詩さん、来てくれたのですか?」
ブリ男が、そう言うと吟詩が答える。
「どうやらタイミングは最悪だったようだね」
ブリ男は険しい顔をする。
「無くんが、やられました…‥」
それを聞いたボクが、プリシラを睨む。
「君が、無くんをやったのかい?」
「だとしたらなに?
『ぐ』の男に生きる価値なんてないでしょう?」
プリシラは、そう言って大きく笑った。
無が、そう言って小さく息を吐く。
「終わったわね。
貴方もね……」
そう言って先ほどの女子高生が立ち上がる。
「何を言って……?」
無がそう言って振り返ろうとしたとき胸に違和感を感じる。
無が胸に手を当てる。
暖かい。
そして、湿っぽい……
女子高生が、右手で無の背中を突いていた。
「心臓を潰させて貰うわ」
「プリシラ!」
ハデスが、誰よりも早く事態に気づき無と女子高生の方に駆ける。
「私の花を咲かしてあげる。
貴方を綺麗に開いてあげる。
ほら聞かせて、貴方の断末魔を!」
女子高生は、無の心臓を握りつぶした。
「ぐ……?」
無は、そのままその場に倒れる。
ハデスが、魔道具を召喚する。
「ヒーリングシルク!」
そして、無を大きな布で包む。
女子高生は、大きく後退しその布から離れた。
「あらあらハデス。
久しぶりね」
「なんでアンタがここにおんのや!」
「何故って?
ハタハタ軍に付いたほうが面白いからに決まっているじゃない。
ってか、この男は面白く無いわね。
断末魔が『ぐ』よ。
ここは、『ぐわぁぁぁ。俺の心臓がぁぁぁ!』って悲観するのが面白いのよ。
すぐに潰すんじゃなかったわね。
このゴミが!」
女子高生が楽しそうに笑い無を蹴り飛ばす。
それをブリ男が受け止める。
「貴方は、もしかして魔神プリシラですか?」
ブリ男が、そう言って女子高生を睨む。
「そう、私はプリシラ・ビューティフラワー・ザ・ムーン。
美しい月よ。
月の光に導かれてみる?
死に場所くらいは選ばしてあげるわよ?」
プリシラが、そう言って剣を召喚しそれを掴む。
そして、今度は勇気の方に向かって駆ける。
一瞬で勇気の目の前に立ったプリシラは勇気に向かって剣を一振りした。
剣圧が勇気を襲う。
勇気は、剣でそれを防ごうとする。
「勇気さん、逃げてください。
今の貴方では――」
ブリ男が、そこまで言いかけたとき勇気の後ろにふたつの影が現れる。
「勇気さんの剣、レベルアップ……」
すると勇気の剣が、軽くなる。
そして、強度も増す。
「今だよ。
君も一振りやっちゃいなよ」
男が、そう言ってギターを奏でる。
「え?あ、はい!」
勇気が、剣を一振りすると鋭い剣圧がプリシラを襲う。
プリシラは、それを剣で弾き飛ばす。
「ボクくん!」
早良が、その少年の方に近づく。
「吟詩さん、来てくれたのですか?」
ブリ男が、そう言うと吟詩が答える。
「どうやらタイミングは最悪だったようだね」
ブリ男は険しい顔をする。
「無くんが、やられました…‥」
それを聞いたボクが、プリシラを睨む。
「君が、無くんをやったのかい?」
「だとしたらなに?
『ぐ』の男に生きる価値なんてないでしょう?」
プリシラは、そう言って大きく笑った。
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