不老に剣士

はらぺこおねこ。

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Scene09 滅びのとき

162 神の言葉

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「私の言葉を聞かないとは……
非常に愚かなることです。
そんな貴方に――」

かみさまは問答無用でイシュタムの喉をナイフで斬りつけます。

「言霊封じその2!」

「ククククク。
私は喉から声を出していないのでどこを斬られても――」

かみさまはナイフでイシュタムの頭を刺します。

「愚かなるもの……
お父様には似ても似つかぬ愚かなる行為」

イシュタムは魔法でかみさまの体を吹き飛ばします。
かみさまはバリアでその攻撃を防ぎます。

「あれを父親とは認めぬよ」

かみさまは渋い顔でイシュタムを睨みます。

「きゃは!私なら言えるわよ!
全てなる愚かなるものに死を!」

紫が刀を振り回します。
その刃の剣圧で村が破壊されていきます。

そして響き渡る悲鳴。
そして溢れ出る絶望。

吠えるアースベルガー。
そして顔が吹き飛ぶアースベルガー。

響き渡る口笛。

「上を向いて歩こうよ」

そう言って現れたのは、ですますスイッチの木村裕也です。

「木村裕也!」

紫が一歩下がります。

「ですますスイッチ?」

玉藻の目が輝きます。
シエラも同じです。

「なんでアイドルが?」

焔が驚きます。

「僕は普通のアイドルじゃないよ」

「ほう?歌って踊れるのか?」

かみさまが意地悪な質問をします。

「ふふふふふ。
口笛を吹きながら歌えるのさ」

「それは凄いな」

かみさまが純粋の驚きました。

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