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第11章 ファンファーレ
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――数カ月後・教会
「神に愛され、神に、民に仕える宿命の子らよ、前へ」
「はい」
「二人とも、神の前へ、跪きなさい」
俺の隣に女の子が居る。
女の子の名前は、千代田 港。
この間まで、楠田 港だった女の子。
「誓書の上に手を揃えて」
「はい!」
「はい……」
「夫となるモノ、隆よ」
「はい!」
「神の前において、いかなる時も妻を愛すと誓うか?」
「はい、誓います」
「妻となるモノ、港よ」
「はい……」
「神の前において、いかなる時も夫を愛すと誓うか?」
「はい。
誓います」
「では、神の祝福をこの二人に与え。
そして、誓いのくちづけを……」
一際の歓声があがる。
二人を祝福する歓声が……
そして、はじまる。
俺たちの物語が。
-おしまい-
「神に愛され、神に、民に仕える宿命の子らよ、前へ」
「はい」
「二人とも、神の前へ、跪きなさい」
俺の隣に女の子が居る。
女の子の名前は、千代田 港。
この間まで、楠田 港だった女の子。
「誓書の上に手を揃えて」
「はい!」
「はい……」
「夫となるモノ、隆よ」
「はい!」
「神の前において、いかなる時も妻を愛すと誓うか?」
「はい、誓います」
「妻となるモノ、港よ」
「はい……」
「神の前において、いかなる時も夫を愛すと誓うか?」
「はい。
誓います」
「では、神の祝福をこの二人に与え。
そして、誓いのくちづけを……」
一際の歓声があがる。
二人を祝福する歓声が……
そして、はじまる。
俺たちの物語が。
-おしまい-
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