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01 こんな話はどうだろう?
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しおりを挟む「今、何をしていたの?」
「今、学園祭のシナリオを書いていた。」
「あ、邪魔しちゃったかな?」
「うんん
丁度今、夕の声が聞きたいなぁって思っていた所だから。」
「ホントに?」
うん。
本当、本当。
「えへへへへ♪♪
嬉しいなぁー」
夕は、本当に嬉しそうに笑った。
って、顔は見えないんだけどね。
トホホ。下心とか無しで本当に会ってみたいな……
よし!
もう一回挑戦だ!
「夕……」
「どうしたの?」
「会いたい……」
「ごめん。」
即答だった。
そうだよな……
こうやって電話できるだけで、幸せだと思わないとな……
俺は、深い溜息をついた。
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