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Scene08 デモニックになった日
101 ばよえんからの大連鎖
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その動画を見てほくそ笑む男がいた。
男の名前は東道 皿馬
ゆかりの元旦那だ。
「見つけたぞ。
ゆかり、今迎えに行ってやるからな」
皿馬は嬉しそうに笑う。
そして眼の前にいる女の頬を撫でる。
そして――
「殺さないで……」
「殺さないよ」
女は安心する。
「なんでもします」
女はそう言って股を開く。
「いい子だ」
皿馬はそう言って女の体に手を触れる。
隅々まで愛撫する。
「あん」
「君は初めてかい?」
「あ、はい。
でも貴方になら……」
女は思った死ぬよりもマシだ。
「そうかい?
でも初めては好きな人との方が良い」
「え?」
女は戸惑う。
「でも万が一のことがあってはいけない。
産婦人科へ行きなよ」
「え?」
皿馬の意図がわからない。
でも逃げれる。
そう思った女は皿馬に指示された産婦人科に向かうことにした。
皿馬は、祝福された能力に目覚めた。
破壊の能力。
爆発できるのは異性限定。
そしてその異性に触れたモノも爆破でき。
そのさらに異性に触れたものも爆発できる。
そう髪の毛一本でも。
血の一滴でも……
病院についた女は皿馬に電話する。
「あの病院につきました」
「そうかい?
妊娠していないといいね」
性交していないのだから妊娠はしていない。
「あ、はい」
そもそもそんなにすぐに妊娠はしないだろう。
「では、ごめんね」
「いえ、そん――」
女は爆発した。
戸惑う患者や見舞いの者たち。
そして爆発した肉片にあたってしまった男。
「あ……」
その男も爆発した。
爆発した男の血。
それにあたった女も爆発する。
「はい、大連鎖!」
皿馬は嬉しそうに笑う。
「さぁ、ゆかり。
死ぬなよ?」
そして病院に向かった。
男の名前は東道 皿馬
ゆかりの元旦那だ。
「見つけたぞ。
ゆかり、今迎えに行ってやるからな」
皿馬は嬉しそうに笑う。
そして眼の前にいる女の頬を撫でる。
そして――
「殺さないで……」
「殺さないよ」
女は安心する。
「なんでもします」
女はそう言って股を開く。
「いい子だ」
皿馬はそう言って女の体に手を触れる。
隅々まで愛撫する。
「あん」
「君は初めてかい?」
「あ、はい。
でも貴方になら……」
女は思った死ぬよりもマシだ。
「そうかい?
でも初めては好きな人との方が良い」
「え?」
女は戸惑う。
「でも万が一のことがあってはいけない。
産婦人科へ行きなよ」
「え?」
皿馬の意図がわからない。
でも逃げれる。
そう思った女は皿馬に指示された産婦人科に向かうことにした。
皿馬は、祝福された能力に目覚めた。
破壊の能力。
爆発できるのは異性限定。
そしてその異性に触れたモノも爆破でき。
そのさらに異性に触れたものも爆発できる。
そう髪の毛一本でも。
血の一滴でも……
病院についた女は皿馬に電話する。
「あの病院につきました」
「そうかい?
妊娠していないといいね」
性交していないのだから妊娠はしていない。
「あ、はい」
そもそもそんなにすぐに妊娠はしないだろう。
「では、ごめんね」
「いえ、そん――」
女は爆発した。
戸惑う患者や見舞いの者たち。
そして爆発した肉片にあたってしまった男。
「あ……」
その男も爆発した。
爆発した男の血。
それにあたった女も爆発する。
「はい、大連鎖!」
皿馬は嬉しそうに笑う。
「さぁ、ゆかり。
死ぬなよ?」
そして病院に向かった。
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