84 / 184
03 8月の桜
2012年8月23日
しおりを挟む
2012年08月23日
ゆかりさんは、赤ちゃんに会いに行った。
ゆかりさんにとっては、2度目の対面だ。
俺もそれに付き合った。
美穂は、今日から仕事が始まるので、付き添いは出来なかった。
ゆかりさんは、赤ちゃんの前に立つと真剣な目で言った。
「今まで、ごめんね……」
赤ちゃんは、静かに眠っている。
「この子を連れて外を歩いても大丈夫ですか?」
ゆかりさんは、看護師さんに尋ねた。
「今、生命維持装置を外すのは危険です……
なので、外に出すのは……」
「そうですか……
では、手を握り締めることは可能ですか?」
「はい、それくらいなら……」
俺たちは、赤ちゃんのいる部屋に入る。
赤ちゃんの目は、中央に1つ。
鼻の形も普通とは違った。
「お母さんだぞー」
俺は、赤ちゃんにそう言うと赤ちゃんは、小さくあくびをした。
「あ、あくびした!
亜金君!今、赤ちゃんあくびをしたよ!」
「そうだね……
生きている証拠だ」
「うん」
「名前……
決めてあげないとね……」
ゆかりさんが、小さく呟く。
「そうだね」
「あーあー。
美穂さんがいなかったら、私が亜金君にプロポーズするのにー」
「え?」
「亜金君の童貞、私も狙っちゃおうかな?」
「ほ、本気ですか?」
「亜金君なら、私とこの子を受け入れてくれるでしょ?」
「俺、無職ですよ?」
「私、こう見えて会社経営者の娘です」
ゆかりさんが、胸を張る。
するとゆかりさんの胸が揺れる。
改めてみるとゆかりさんの胸、デカいな……
「亜金君、今どこ見てたー?」
ゆかりさんが、そう言って笑う。
「す、すみません」
ゆかりさんは、小さくため息をつくと赤ちゃんの手を握り締める。
「どうして、男はみんなスケベなのかなぁー」
そう言って赤ちゃんを見るゆかりさんの目は、母親の目だった。
ゆかりさんは、赤ちゃんに会いに行った。
ゆかりさんにとっては、2度目の対面だ。
俺もそれに付き合った。
美穂は、今日から仕事が始まるので、付き添いは出来なかった。
ゆかりさんは、赤ちゃんの前に立つと真剣な目で言った。
「今まで、ごめんね……」
赤ちゃんは、静かに眠っている。
「この子を連れて外を歩いても大丈夫ですか?」
ゆかりさんは、看護師さんに尋ねた。
「今、生命維持装置を外すのは危険です……
なので、外に出すのは……」
「そうですか……
では、手を握り締めることは可能ですか?」
「はい、それくらいなら……」
俺たちは、赤ちゃんのいる部屋に入る。
赤ちゃんの目は、中央に1つ。
鼻の形も普通とは違った。
「お母さんだぞー」
俺は、赤ちゃんにそう言うと赤ちゃんは、小さくあくびをした。
「あ、あくびした!
亜金君!今、赤ちゃんあくびをしたよ!」
「そうだね……
生きている証拠だ」
「うん」
「名前……
決めてあげないとね……」
ゆかりさんが、小さく呟く。
「そうだね」
「あーあー。
美穂さんがいなかったら、私が亜金君にプロポーズするのにー」
「え?」
「亜金君の童貞、私も狙っちゃおうかな?」
「ほ、本気ですか?」
「亜金君なら、私とこの子を受け入れてくれるでしょ?」
「俺、無職ですよ?」
「私、こう見えて会社経営者の娘です」
ゆかりさんが、胸を張る。
するとゆかりさんの胸が揺れる。
改めてみるとゆかりさんの胸、デカいな……
「亜金君、今どこ見てたー?」
ゆかりさんが、そう言って笑う。
「す、すみません」
ゆかりさんは、小さくため息をつくと赤ちゃんの手を握り締める。
「どうして、男はみんなスケベなのかなぁー」
そう言って赤ちゃんを見るゆかりさんの目は、母親の目だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
なお、スピンオフもございます。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる