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04 たこ焼きおじさん
2012年9月9日
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2012年09月09日
今日は、6年くらい連絡をとっていない友達の誕生日。
おめでとうメールを送ろうか迷い中……
でも、送っても無視されるだろうから、送らないことにした。
覚えてくれているかどうかさえ、疑問だしね。
さて、昨日は、緊張の一日でした。
「えっと、改めて紹介するね。
こちらが、私の婚約者の小山 学さん。
で、こちらが父の……」
「山本 昭三です」
山本さんは、軽くと頭を下げた。
「よ、よろしくおねがいします」
「こちらこそだよ」
山本さんは、ニッコリと笑う。
「そ、それで行き成りなんですが、結婚式は、10月に挙げようかと思っていまして……」
「そうか……」
「出来れば、お父様にも参加して頂けたらなと……」
「ああ。
構わないよ」
山本さんは、寂しそうな表情を見せながらも頷いた。
「あ、ありがとうございます」
「ただし、条件がある」
「な、なんでしょうか?」
空気が一気に重くなる。
「学君、君は、この夢叶が健康な時も病の時も富める時も貧しい時も……
良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか?」
「誓います」
「お父さん、それ神父さんが言うセリフじゃないの!」
夢叶さんが、笑いながら言う。
「いいじゃないか。
お父さん、このセリフ一度言って見たかったんだ」
「そうなんだ……」
「ああ」
「お父さん、お母さん。
今まで育ててくれてありがとうございました」
夢叶さんが、頭を下げる。
「夢叶……」
山本さんが、目に涙を浮かべる。
「学君、夢叶をよろしく頼みます!」
山本さんは、学さんの手を握り締め、何度も何度もお辞儀した。
うん。
俺が、いなくても上手く行けたみたいだな……
今日は、6年くらい連絡をとっていない友達の誕生日。
おめでとうメールを送ろうか迷い中……
でも、送っても無視されるだろうから、送らないことにした。
覚えてくれているかどうかさえ、疑問だしね。
さて、昨日は、緊張の一日でした。
「えっと、改めて紹介するね。
こちらが、私の婚約者の小山 学さん。
で、こちらが父の……」
「山本 昭三です」
山本さんは、軽くと頭を下げた。
「よ、よろしくおねがいします」
「こちらこそだよ」
山本さんは、ニッコリと笑う。
「そ、それで行き成りなんですが、結婚式は、10月に挙げようかと思っていまして……」
「そうか……」
「出来れば、お父様にも参加して頂けたらなと……」
「ああ。
構わないよ」
山本さんは、寂しそうな表情を見せながらも頷いた。
「あ、ありがとうございます」
「ただし、条件がある」
「な、なんでしょうか?」
空気が一気に重くなる。
「学君、君は、この夢叶が健康な時も病の時も富める時も貧しい時も……
良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか?」
「誓います」
「お父さん、それ神父さんが言うセリフじゃないの!」
夢叶さんが、笑いながら言う。
「いいじゃないか。
お父さん、このセリフ一度言って見たかったんだ」
「そうなんだ……」
「ああ」
「お父さん、お母さん。
今まで育ててくれてありがとうございました」
夢叶さんが、頭を下げる。
「夢叶……」
山本さんが、目に涙を浮かべる。
「学君、夢叶をよろしく頼みます!」
山本さんは、学さんの手を握り締め、何度も何度もお辞儀した。
うん。
俺が、いなくても上手く行けたみたいだな……
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