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翌年1月
1月12日
1月12日
今日は、俺の成人式です。
嘘です。
弟の成人式でした。
俺の時は、成人式と言えばひらかたパークという遊園地でやったモノですが……
今は、地元の中学校でやるみたいです。
そして、俺の時の引き出物は「スルっと関西500円分」(交通費の方が高い)でしたが……
今年は、図書カード500円分と地元中学校のしおりでした。
図書カードの方が羨ましいですよね。
さて、そんな事はさておき……
今日は、尾上さんとデートです。
デートというか、ショッピングです。
朝に尾上さんから電話が掛ってきまして、買い物に付き合って欲しいとのことだったので付き合うことにしました。
待ち合わせは、いつものマクドの前です。
向かった先は、ビブレです。
いつも思うのですが、はるかさんとか尾上さんとか、こんな所で満足するのかな?
心斎橋のヴィトンとかエルメスとかの店の方が楽しい気がするのだけど……
気になるので聞いてみました。
「本当に、こんな所でいいのですか?」
「こんな所……?」
尾上さんが、首を傾げました。
「ビブレとかでいいんですか?
やっぱり、心斎橋にあるエルメスとかヴィトンとかの方が好きじゃないですか?」
すると尾上さんは、優しく笑いました。
「猫さんと来るのならこういう店の方が楽しいです」
「どういうこと?」
尾上さんは、俺の手をひっぱりこう言いました。
「紳士モノの服、買いに行きましょう」
「え?紳士モノですか?」
「はい、今日は、弟の成人式なんです。
だから、服を弟にプレゼントしようと思って……」
「あ、なるほど……」
「弟にエルメスやヴィトンなんて勿体ない……」
尾上さんは、そう言って笑いました。
「だから、猫さんに相談」
「わかった。
じゃ、紳士服売り場に行こう」
そして、尾上さんはダウンのジャケットをお買い上げ。
尾上さんの弟のイメージがいまいち分からないので自分の弟がこの間買ってきたジャケットに近いモノを選びました。
これで良いのかな?
ジャケットを買った後は、ゲームセンターに行きました。
UFOキャッチャーで、500円でぬいぐるみを3つも取ることが出来ました。
俺が無邪気に遊んでいる中、冷たい視線で睨んでいる男がいました。
杉山です。
まだ、俺を疑っているのでしょうか?
尾上さんもその視線に気づいたのか、俺の耳元でささやきました。
「あの人、この前もいましたよね?」
「うん」
狙っているのは俺だけです。
尾上さんも、ストーキングされていては気分が悪いでしょう。
だから、俺はこう言いました。
「今日は、ここで解散しませんか?」
「え?」
尾上さんは、目を丸くさせて驚きました。
「また、明日一緒に遊びましょう」
尾上さんは、一呼吸入れてこう言いました。
「わかりました。
約束ですよ?」
尾上さんは、そう言ってニッコリと笑いました。
そして、俺達はビブレの入り口で別れました。
今日は、俺の成人式です。
嘘です。
弟の成人式でした。
俺の時は、成人式と言えばひらかたパークという遊園地でやったモノですが……
今は、地元の中学校でやるみたいです。
そして、俺の時の引き出物は「スルっと関西500円分」(交通費の方が高い)でしたが……
今年は、図書カード500円分と地元中学校のしおりでした。
図書カードの方が羨ましいですよね。
さて、そんな事はさておき……
今日は、尾上さんとデートです。
デートというか、ショッピングです。
朝に尾上さんから電話が掛ってきまして、買い物に付き合って欲しいとのことだったので付き合うことにしました。
待ち合わせは、いつものマクドの前です。
向かった先は、ビブレです。
いつも思うのですが、はるかさんとか尾上さんとか、こんな所で満足するのかな?
心斎橋のヴィトンとかエルメスとかの店の方が楽しい気がするのだけど……
気になるので聞いてみました。
「本当に、こんな所でいいのですか?」
「こんな所……?」
尾上さんが、首を傾げました。
「ビブレとかでいいんですか?
やっぱり、心斎橋にあるエルメスとかヴィトンとかの方が好きじゃないですか?」
すると尾上さんは、優しく笑いました。
「猫さんと来るのならこういう店の方が楽しいです」
「どういうこと?」
尾上さんは、俺の手をひっぱりこう言いました。
「紳士モノの服、買いに行きましょう」
「え?紳士モノですか?」
「はい、今日は、弟の成人式なんです。
だから、服を弟にプレゼントしようと思って……」
「あ、なるほど……」
「弟にエルメスやヴィトンなんて勿体ない……」
尾上さんは、そう言って笑いました。
「だから、猫さんに相談」
「わかった。
じゃ、紳士服売り場に行こう」
そして、尾上さんはダウンのジャケットをお買い上げ。
尾上さんの弟のイメージがいまいち分からないので自分の弟がこの間買ってきたジャケットに近いモノを選びました。
これで良いのかな?
ジャケットを買った後は、ゲームセンターに行きました。
UFOキャッチャーで、500円でぬいぐるみを3つも取ることが出来ました。
俺が無邪気に遊んでいる中、冷たい視線で睨んでいる男がいました。
杉山です。
まだ、俺を疑っているのでしょうか?
尾上さんもその視線に気づいたのか、俺の耳元でささやきました。
「あの人、この前もいましたよね?」
「うん」
狙っているのは俺だけです。
尾上さんも、ストーキングされていては気分が悪いでしょう。
だから、俺はこう言いました。
「今日は、ここで解散しませんか?」
「え?」
尾上さんは、目を丸くさせて驚きました。
「また、明日一緒に遊びましょう」
尾上さんは、一呼吸入れてこう言いました。
「わかりました。
約束ですよ?」
尾上さんは、そう言ってニッコリと笑いました。
そして、俺達はビブレの入り口で別れました。
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