《スキルを持って現実世界に転生しますか?》

レイン

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1話

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《スキルを持って現実世界へと転生しますか?》

《→YES / NO》


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おれ、ふっかーつ!」

俺の名前は至宝 景語!

一度死んでたった今生き返ったばかりの男だ!

「しっかし、神様は本当にいたんだな!」

俺は今日と言うか今から数分前にコンビニへと向かっていると、運悪く通り魔と出会わせてしま……いや出会わせたと言うよりかは1人呑気に口笛を口ずさんでいたら後ろからグサッと刺されて気がついたら出血多量で亡くなってしまった。だがそこで俺の人生は終わることなく気が付いたら神様と出会い、スキルを持って現実世界に返してくれることになったので、俺はこうして現実世界へと帰ってきたと言うことなのだ。

「それじゃさっそくスキルを見てみるか」

《ステータスオープン》

名前:シホウ

スキル:聖剣創造(現在聖剣なし 聖剣創造数1)

これが俺のステータスだ。ステータスと言う概念がこの世界になかったた急造で神様が作ったために、今は名前とスキルしか表示されないのだ。てか、そもそもこの世界では俺にしか自分のステータスを見ることしかできないそうだ。

「それじゃさっそく聖剣を作ってみるか!」

《聖剣創造》

俺は神様から1つのスキルを授かった。そのスキルが《聖剣創造》だ。《聖剣創造》は自分による自分だけの自分のための聖剣を作ることが出来るのだ。そのスキルを使い俺は今から聖剣を創造することにした。

「イメージは………とにかくカッコいい剣!」

さっそく創造して見ることにしたがいざ作ってみることになると、どんな聖剣にしようか迷いに迷ってしまった。炎が出る剣、剣の先が光で出来ている剣など能力も大事だけど見た目もシンプルな見た目だったり、機械で出来ているような剣、柄がモンスターの絵で出来ている剣だったりと沢山あって直前になって色々とアイディアが浮かび上がってきて迷ってしまったのだ。なので迷いに迷った俺の口から出た言葉は…カッコいい剣と言う何にも決まっていない抽象的な言葉だった。

「おぉ!すげー!綺麗だー!」

目の前に光の粒子が集まり、やがて光は剣の形へと変化していく。

そうして光は収まり、俺の手の中に聖剣が収められた。

「おぉー!カッコいいー!」

俺は手の中にある聖剣を眺めてみる。

その聖剣は俺が抽象的にイメージしただけなのにとてもカッコよく作られていた。

「この黒一色って言うのがいいよなー!」

聖剣は黒一色……細かく言うと黒より深い色、漆黒で染まっており黒いはずなのに光り輝いているように見える。

「消えろ!」

俺が作った剣は自分の意思だけで召喚したり消したりすることができるのだ。

「よし!それじゃいくか!」
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