気違い博士(マッドサイエンティスト)邸宅の落とし穴外伝異世界編アルフォンス

らんすろー

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アルフォンス

ドワーフ地下王国解放

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買ってきた奴隷達は ホムンクルス培養カプセルに 放り込んでいく。

身体の損傷や 疲労を癒せるからだ。

一週間後 カプセルのシグナルが 赤から緑になった。

治療完了のお知らせである。

アルフォンスは 気になっていた 金狐族の少女の カプセルの前に行き 開閉ボタンを押す。

培養液が引いて 前面のガラスが横にずれる。

身体を洗うため リカオンと作ったゴーレムに バスタブに移動させる。

洗い終えて 身体を確認した。

外傷 痣 オド循環など、すべて正常だ。

一番酷かった カレンが 回復してるのだから、他も大丈夫だろう。

意識が戻り 最初は暴れていた七歳のカレンも 状況が分かってくると 大人しくなった。

金狐族は マナを火属性に変える能力がある。

彼女を 気に入った理由は 何となく リカオンやセシルに 雰囲気が似ていたからだ。

魔力測定してみると セシルの2倍位ある。

火属性に特化してるが 役に立つ。

研究の助手にしよう。

奴隷紋の 発動の中 暴れられる精神力 これは 見所がある。


セシルは まだ四歳 ジッとしている弟ではない。

次の活躍をしたくて うずうずしている。

暴走されると 誰も止められない。

彼の暴走を 帝国にぶつけて ガス抜きしなければ。

丁度 ドワーフから 地下王国奪還の要望が 出ていたので 彼らを使い 地下王国を解放することにした。

軍の編成をしてると セシルは飛び出していってしまった。

もう 桶狭間みたいな 戦いになった。

帝国も まさかこんなに早く 戦いになるとは思っていなくて 別方面に 主力を集めていた。

帝国と言うのは 恐怖で政権を維持してるので 負けたままでは 分裂してしまう。

そこで 必ず勝てる侵略を始めたのだ。

セシルが突っ込み 死なせたら後ろ盾がなくなってしまう ドワーフが必死で守りにいく。
 
どんどん 帝国の武装解除して 地下王国を制圧してしまった。

セシル四歳 恐ろしい子。

アルフォンスの可愛い 弟だ。

地下王国は 辺境伯領に加えると通達があったので リカオンに頼んで ドワーフ地下王国を 復活させてもらった。

彼らは 律儀なので この恩は忘れないだろう。

魔法が効かないブルーメタル対策はバッチリなのだ。

こちらには ブルーメタルアーマー産みの親 エールがいる。

魔法が効かなければ 物理で殴れと言うことで アルフォンスが 開発した火薬弾が 大活躍しているのだ。

風の障壁を纏った セシルが 空を飛んで ストレージから 火薬弾を爆撃するだけの 簡単なお仕事です。 



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