スパダリ育成職人の仕事<主に性的な部分で>

ぷにぷに0147

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8 乗りこなす女

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「さあ、侯爵様、私達もこうしてずいぶん親密になりましたわ。そろそろ先ほどの私的なお話を聞かせていただけますか?」

 アレグレ<狐>侯爵に騎乗したマリアンヌは、彼の言葉を促すように腰をグルリと回した。



 この体位は馬に乗っている様子に似ているため、騎乗位の名称が付いている。よって、「騎上位」は誤記である。
 コンドームメーカーのDurex社の調査によれば、世界で最もよく行われる体位は騎乗位で全体の29%。続いて後背位が28%、正常位(正しくは通常位、対面男性上位)が20%となっている。
  現代日本では、男性が女性の上から被さる形の正常位の体位がその名の通り一般的と考えられているが、後背位が日本古来の性交の姿だったと考えられている。
 日本の体位四十八手では、騎乗位のことを「本茶臼」といい、そのバリエーションには「月見茶臼」「時雨茶臼」「宝船」などがある。なお、「忍び居茶臼」や「帆かけ茶臼」は座位の系統になるので、「茶臼」=「騎乗位」ではない。なお、四十八手も呼び名など微妙な違いもあり、様々なバリエーションがある。実際には四十八手は性行為における体位の種類を表したもので、体位の数を示したものではない。
 元々は相撲の四十八手を真似て名付けられたもので、表裏合わせて九十六手ともいわれており近年では、"百手"ともいわれる。八百万の神のごとく多くの体位という程度の意にとらえても良いであろう。
 現在の一般的な騎乗位のイメージと合致する四十八手は『時雨茶臼しぐれちゃうす 』だ。
 仰向けに寝転んだ男性の上に女が向かい合って跨りつつ、しゃがみこむ形で挿入する方法である。挿入ができたら、女性は上体を起こし腰を上下に動かしてピストン運動を行う。
 膣をぎゅっと締め付けるようにすると、男性の快感が高まる。女が上体を起こしているため、陰部の濡れ具合が男性の目にさらされることから「時雨」と呼称される。視覚的に男性は興奮しやすい体位だ。この時男性は女性の太ももや腰を支えてあげると良い。下から突き上げる動きをあわせておこなうと、さらに深い挿入感を得ることもできる。
 ここで疑問が起こるが、上記体位の説明によると上下ピストンの動きをするとされている。しかし、これは洋体位の「騎乗」の動きであり日本古来の「茶臼」の動きとは異なるのではないだろうか?日本でも乗馬は行われていたのにこれを騎乗を意味する名称とせず、臼と称されているからには、横回転運動がメインとするべきであろう。別名ともいわれる、「百閉」は多少動きが異なるとされる体位だ。これは陰核をこすりつけるように腰を前後に擦り付ける様に動かす、すなわち閉める動きである。
 諸姉が今すぐご確認される際は腰の下にクッションや二つ折りした座布団などを敷いていただきたい。実際に動いてみるとわかるが、腰の上下運動と回転運動では上下運動の方がより体力を消耗するし腰に負担も掛かる。無理せず長く刺激と快楽を得るためには回転運動の方が良いだろう。左右の回転と無限を示す∞のひねりを「腰骨」をしっかり動かして行うのである。この時初心者にはありがちだが、腰を動かさず腹から上を前後にくねらせて責めているつもりになってしまう。腰骨が動いていないと結合部に刺激が無いので注意されたい。
 ベリーダンスの腰の動きは非常に参考になる。上半身は動かさないようにキープし太腿や踵のバネを使って腰を動かすのだ。騎乗では膝と腿のバネを柔らかく使用し腰骨を様々に動かすと良いだろう。



 マリアンヌが彼の中心に与える緩やかな回転の快楽。貴族女性の積極的な態度と、その穏やかな慰めを受けて上機嫌になった狐侯爵は彼女の問いに答えるべく語りだした。

「ああ、そうだね。そもそも彼に高価だけれど積極的な御婦人を教えたのは、君に相手をされずに寂しいと言っていたからさ」
「寂しいですって?」
「そうさ、彼は君を退屈しない良い妻だと評していた。まあ、色々伺って羨ましく思っていたものだよ。しかしここのところ子供の教育や領の仕事にばかりかまけて、彼の事、あまり気に留めずに居なかったかい?」
「……それは…………」
「ふふ、動きが疎かになって来ているよ?……ああそうそう良いね……、ふう……彼は近頃、君がめったに彼の笛を奏でてくれなくなったとかも嘆いていたよ」
「はあ……そんなことまで話していたのですか?あの人ったら……」
「ふふ、女もおしゃべりを楽しむだろうが、男同士もまた中々に会話を楽しむものなのだよ。特に閨事の話などは、男の大好物なのさ」

マリアンヌは唇を噛んだ。<狐>侯爵を睨むと、苛立ちを打ち付けるがごとく腰を打ち付ける。

「そもそも!そこまで彼を放って置いたわけではないのですが!」
「あ!おお!強いっ……くふう……はあ、恵まれた環境が、多少並に落ちただけでも、かつてを惜しんでわが身を嘆くのは良くある事だろう?」
「………そうかもしれませんが」
「貴女は彼を引き付けて置くために、色々と積極的に行動していた様だが……ああ、こんな上等な手管を知って、その後この持て成しがあまり提供されなくなったとあれば、それをしてくれる他の女性に目移りするのもわからなくもないだろう?」

 悔しいが、それは狐男の言う通りであった。しかしこ奴にはそんなことを言う資格などないだろうとマリアンヌは憤る。

「彼がああなったのは私のせいと?では知恵の実を食べる様に誘惑した貴方の罪はどうなるのです?!」

 言うが早いか、男の茎も千切れよとばかりに菊門にギュウウっと力を込める。彼女の鍛え上げられた腹筋と腰は敏捷に無限の軌跡を描きだした。さらに底辺と高さも加え大きく小さく複波状衝撃を加える。

 「は!くああああ!なんだ?し、締め付けが、ぐお!握ってる?!」
 「余計な事を!教えた蛇には!お仕置きが必要ですわよねぇ!」

  そして同時に一度達した事で感度が上がっている男の乳首をつねり、止めとばかりに捏ねあげた。

 「ああ、胸、いきなり、あ、気持ち、よすぎ、る!あ!おおお!」

  三所責めである。狐侯爵はその複雑かつ暴虐の様な快楽に、堪らず精を放出した。


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