平凡な俺のハーレム予想図

バーマン

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第1話 なぜ俺がハーレムに?

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突然だがハーレムってどう思う。まあ、色んな意見があると思うが、俺はこう思う。
そんなの実際あるわけないだろと。本当にそう思っていた。この出来事が始まるまでは
学校でのこと
「塚戸先輩、部活のことで相談があるのですが、いいですか?」
「ああ、いいよ。今昼休みで暇だしね。」
俺は塚戸健一。高校二年生だ。そしてこの子は、同じ部活の後輩の、千葉比奈。うちの学校はどの部活も男女合同で、特に卓球部は男子俺だけで、それ以外全員女子の部活で、比奈は何故か俺に懐いていた。そしてすごく可愛い。そして俺は相談を受けていた。
そんな中、誰かから名前を呼ばれた。比奈から目を離し、前の方を見ると、佐々木美波が居た。美波は俺の幼馴染で家が隣、だから子供の頃からずっと遊んできた。容姿はすごく可愛くてモテている。
「健一、先生が呼んでるよ!」
「おお、ありがとう。じゃあ比奈ちゃん、ちょっと行ってくるね。」
「あ、先輩......」
「何?どうしたの?」
「いえ、なんでもないです。相談に乗っていただきありがとうございます。」
「どういたしまして。じゃあ美波行こう。」
「うん、行こう先生が待ってるから。」
そうして俺たちは先生の元に向かった。
職員室の扉を開くと、満面の笑みで俺たちのクラス担任の、麻里恵先生が待っていた。麻里恵先生が満面の笑みをしている時は、めんどくさい仕事を押し付けくるときだ。それを見たときに俺たちは顔をしかめた。
「待ってたわよ!あなた達!二人に頼みたいことがあるのよ。」
ほらきた、だと思ったよ。
「あなた達、学祭の最後の出し物やって欲しいのよ~。」
この学校の学祭の最後出し物とは、カップル同士が永遠の愛を誓い、何があったとしても、離れない呪いにかけられると言われているやつだ。なんとその呪いは絶対に解かれないらしい。
「いや、でも先生俺たち付き合ってないですよ。」
「まあそれはいいじゃないw。あなた達仲良いでしょ~。付き合っちゃえよ~。」
この人本当に教師か?教師ってこんなこと言うのか?やばくね...
「どうしても、いやだったら別の人でもいいから~。あなた好きな人いないの?モテるんだから、付き合っちゃいなさいよ~誰かと~」
などと言っている。この人本当に教師か?(二回目)
「美波だって俺なんかとは嫌でしょ~。ねえ美波」
そう美波の方を向くと、ほおを赤らめ見るからに、まんざらでもなさそうな顔をしていた
まじかい美波さん嘘だろ!
「私は別にいいですよ~。まぁ仕方ないですしね~」
おおおーい!俺はよくね~よ~。
俺がこんなにも美波と付き合いたくないのは理由があった。その理由として家が隣同士で、部屋と部屋が近くて、ジャンプすればとどくくらいで、ちっちゃい頃から行ききしていた。しかし俺の部屋に来て二人っきりになると、美波は変わる。ドSに変身するのだ。ドSモードも美波さんは半端ない、大人な雰囲気を出して、誘いsmプレイをさせてくるのだ。まぁ、それに乗せられている、俺も俺だが.....
まぁそれは置いといて、そんな感じで俺は美波のことは好きではない。SMプレイは途中でシッカリとやめている。美波の好意は嬉しいのだが、恥ずかしながら、実は俺.....
恋をしたことがないのだ。
またまた、と疑うかもしれないがマジだ。
小学生の頃は美波以外の女子と話さず、中学生の頃は恥ずかしくて女子と話せず、なんだかんだ、美波は例の性癖のせいで好きになれなかったからだ。
そんなこんなで悩んで居ると
「話は聞かせて貰いましたよ」
そう言いながら3人の女性が扉を開いた。
扉を開いたのは、比奈と蘭と遙だった。
比奈はご存知のとうりで、蘭は同じ生徒会の副会長で人気がある人で、遙は俺の義理の姉だ、この人も人気があり、校内美女ランキントップ4がそろっていた。しかもその全員が俺に好意を抱いていると来た、嬉しいのだが、素直に嬉しくなれない理由があったのだがまぁいいでしょう。
「私たちもいいですか?」
そんなことを3人が言ってきた。
「いや良くないです。みんなだめです。」
その場は一旦解散し家に帰ったのだが、まぁ家にそのうちの1人がいて、遙は露出狂で常に俺に裸を見せてくるので休まらず。部屋に戻ると美波が乗り込んで来るので休まらず。
しかたがないので、外に出た。しばらく歩くと、俺が子供の頃からある公園に着いた。ブランコに乗っていると、向こうから見知った声がした。その声の主は河野比奈だった。比奈にも性癖があり、それはドmということだ。同じ部活の後輩で可愛がっていて4人の中で、俺からしたら1番付き合いと思う子だ。
「先輩今日もいじめてくださると嬉しいですぅ」
などと言って甘えて来る。その時の比奈の表情はとてつもなく可愛いので恋をしたことがないと思っていたのが、嘘に思えて来るぐらいだ。
次の日学校に行き、生徒会の仕事を行なっていた。会長の俺と副会長の森本蘭が2人で仕事を行なっていた。蘭にも性癖があり、それはどこでもいつも発情してしまうことだった。そんなのまだ可愛いと思うかもだが、実際にやられる立場になるとそうは思わない。発情するとどこでも俺を求め、性行為をしようとしたり、キスをしようとしたりとそれを2人っきりになるといつもするので気が滅入ってしまうのだ。そして帰りに門の前で4人から
「誰を花嫁に選ぶのですか?」
とゆわれた。
俺はこの4人の中から将来のお嫁さんを選ばなければならないと思うと、気がまいってしまうが、頑張っていこうと思う。
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