余命の残りを大切な人にくれてやります

きるる

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媚薬か相性か 1※

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丁寧に絞り出すように剛直を上下して残滓を舐め取り嚥下した後、スーランはゆっくりと口を離しバウデンを見上げた。息を荒げた状態で僅かに頬を染め壮絶な色気を放っている彼の表情に、またもやスーランの脚の間からとろりと滴るものを感じゆっくりと首を傾げた。


「口からの摂取なのに魔力が物凄く濃い…久々だからですかね」
「興味が薄いと言っただろうっ…」
「自慰せず放置しておいてくれて感謝です。…何故かとても美味しく感じたんですよね」
「!」
「何でだろう…媚薬で味が変わるなんてことはないので。生っぽい独特の味のはずなのに美味しくて魔力も濃いとか…これはラッキー」
「お前な…っ、もういいだろう、離せっ…」


そんな会話をしながらもスーランは達して敏感過ぎる箇所を避けて硬さの保った雄をゆるゆると扱き続ける。バウデンから止められるがこれから本番なのに止める訳が無い。


スーランはバウデンの訴えを華麗にスルーして彼の雄を弄り続ける。頭上から時折息を詰めるような色香の息遣いにスーランは更に高揚し、バウデンの屹立を口と片手で奉仕し続けながら、かなり潤っているだろう自分の陰部にもう片方の手を伸ばし下着の中に入れた。


「ん、…ん」


下着はぐっしょり濡れており、中はなかなかに熱を持って濡れそぼっていた。陰核は既にプクリと腫れているのがわかるくらいで、くりっと撫でるとビリビリとそれだけで快感が奔る。


「ぁ…ぁ、ん」


思わず声と息が漏れバウデンの雄にかかりビクリと動く。


「…スーラン?」


いつもより艶めかしさが混じったバウデンの低い声がスーランの名を呼ぶ。それがスーランの興奮を加速させ、ぐっしょりと濡れた蜜口から蜜液を掬い取り陰核に塗りつけ、自分の一番感じやすい箇所を責め始めた。


「は、いはい…ん、ふ」
「…何してる?」


ちょっと困惑したような声音に思わずくすりと笑み、バウデンのものを口に咥えたままゆっくりと上を見上げた。

この時のスーランの表情はとろんと半分程しか目は開いていなかったが、快楽に溺れている表情にバウデンが目を見開いたと同時にビクンと雄が跳ね上がる。


(バウデンさんの低い、声、やばい……こんなに早く達しそうなのって初めてかも…っ)


スーランは欲望の赴くまま陰核を激しく左右に押し潰しながら動かす。血液がそこに集中し溜まった快感が弾けそうな流れに身を任せた。


「んぅ――っ……ん!はぁっ…はっはっ…」


ぶるぶると腰が震え思わずバウデンの剛直を少し強く握ってしまい口が離れてしまう。それでも激しく陰核を弄り続け、はあはあと熱い息を熱い杭に吹きかけた。

責め尽くした陰核を優しく撫で、都度腰をびくつかせながらスーランはヒクヒク動く屹立に口づけを施していった。そしてびしょびしょになった陰核を弄っていた手を外し、また尖端から液体の出始めたバウデンの陰茎にわざと擦り付けた。


「っ…、まさか自分で、――」
「んーはい。ちょっと興奮治まらなかったので、一度達したくて弄ってました。中ぎゅっと締まってるので挿れたらこれ絶対気持ち良い」
「!」


余韻を経てあと数度くらいは果てたいが、自慰姿を見せて萎えられても困るし元気なうちに中から魔力と快感を頂戴したい。取り敢えずバウデンの雄は一度目と同じくらいビキビキに勃っていたので大丈夫そうだ。とろりと尖端から流れる液体の淫靡さにスーランは甘く溜息を吐く。

スーランはさっと下着を脱いでポイッと寝台の下に落とす。バウデンが唖然として見ている様子がいつもは決して見られない表情でわくわくし、スーランはワンピースを腿あたりまで引き上げて立膝でバウデンの屹立の上に移動した。

その動作を瞬きもせず見つめる視線により高揚感を覚え、スーランはよいしょと脚の間の蜜口に彼の屹立の照準を合わせる。その時に口元に少し垂れ残っていた雄の残滓を指で掬って舐め取る仕草をバウデンが呆然と見ていた。

スーランは反り返ったバウデンのもの自分の蜜口に当てる。


「っ!スーラ、待っ…」
「かなり中熱いかも…達したばかりだから…んっ」


ちゅぷりと同じくらい熱い屹立が入る感覚にスーランはもう我慢出来ずにゆっくりと腰を落とし始めた。

ずぶりとと灼熱の切っ先がスーランの中に埋め込まれる。


「んん、…っ、はっ…」
「ぐ…、…っっ!」


その瞬間、ぶわりと全体の毛穴が全開するような凄まじい快感が駆け巡る。


「ぁ、ぁ、…何、これ…やば…」


少し挿れただけなのに猛烈な快感がスーランを支配し始める。止めることなど出来ずにずぶずぶとそのまま腰を落とし、バウデンの剛直は捕食されるように呑み込まれていく。


「…ふ、スーラン…っ…」
「久しぶり、の性交だから、バウデンさんも気持ち良く、なると良いけど……私それ以上にやば…」


バウデンの熱いものがスーランの蜜壁をこじ開けて抉っていく様をゆっくりと堪能しながら一番下まで腰をずぶんと落とした。





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