余命の残りを大切な人にくれてやります

きるる

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番外編:女の猥談は意外にゲスい 6※






「馬車?」
「ああ」
「馬車で払う」
「わかったわかった」
「シュナ。送らなくて大丈夫?」
「うん。またスーランと公爵様の仲良いところを見てちょっとね。大丈夫だよ」
「なるほど…行くのだな?」
「ふふ。行って参る」
「これから二軒目に行くのか?流石だな」
「ふふ。ある意味そうですね」


コーネインの最後まで真っ直ぐな言葉にちゃんと丁寧に返しているシュナの何故か死角にいるテゼルにバウデンは声をかけた。


「少しは解れたのか」
「っ…はい。彼らのおかげで」
「そうか。じゃあまた明日よろしく頼む」
「はい」


テゼルが皆に一礼しコーネインもそれに倣い、共に外へ出て行った。

そしてシュナも「私もこれで。急がないとー」とお辞儀して手を振りながらササッと出て行った。





バタンと閉まった音と程なくして動き出した音でスーランはうとうととして瞑っていた目をゆっくりと半分ほど開ける。


「ばうでん。馬車?」
「今出たばかりだ――――テゼルは問題なかったか?」
「ん?全然。漢前なシュナにちょびっと攻撃されても、ちゃんと自分で気持ち話してたー」
「そうか」


スーランはそれだけ答えてバウデンの首元に顔を近づけて彼だけの匂いを嗅ぐ。


「…仕事帰りだ」
「だから堪らん。バウデンだけの匂いー」
「…お前な」


首元に鼻をすりすりしながらもふと目を開けると、魔術服から隠れない首の場所にこれみよがしに付けた鬱血痕が薄くなっているのを見つけた。

突如仄暗い目になったスーランはそこに唇を押し当てる。


「っ、おいっ…」


バウデンが気づきスーランの顔を離そうとするが、既にちゅうっと吸ってやり上書きで濃く付いた鬱血痕を見てほくそ笑む。


「これで引き続き隠せないー」
「お前なぁ…」


呆れながらもバウデンは次はするなと絶対に言わない。とても甘やかされるなぁと思いながら、甘やかされるついでにもうちょっと甘えさせてもらおうと体を起こしてバウデンの膝に跨いだ。


「……スーラン」
「はいはい」


バウデンの頬をむにむにしながら適当に答える。


「一応聞こうか」
「その前に」


どうせ言うことは決まっているのだとスーランは頬を引き寄せてバウデンに口付ける。


「…っ、スーラ、ン」
「赤と白の葡萄酒ー。んぅ…」


舌をちろりと出し舐めるとゆっくりとバウデンの口が開き、待ってましたとばかりにスーランは舌を滑り込ませた。もう既に俄然やる気モードのスーランは頬から首と肩に手を這わしてバウデンのローブを後ろに退かしていく。


「スーラン、一応聞くが―――っ、ん」
「んーん」


もう迎えに来た時点で覚悟なさい的なスーランは、バウデンの口を塞ぎながら魔術服の隙間に手を入れバウデンの肌を撫でて、すっと下履きにも触れ既にかなりの硬さに成長している雄をゆっくりと扱く。


「ん、ん、…このまま咥えられたくなかったら、大人しく捕食されて、くださいよ」
「ん、……お前なっ…」


口づけをしながらスーランが腰をゆっくり上げると、胸に触れていたバウデンの手がするりと下履きと下着を下ろす。そして少しひんやりとした長い指で既にぐしょぐしょになっている蜜口にくちゅりと触れた。


「ぁ、ん…!」


冷たい指がずぶりと入る感覚にスーランはぞくぞくと腰を震わせながら、バウデンの口に喰らいつく。中の指をゆっくりと回しながらこちらも冷えた親指でちゅるんと撫でられた陰核への強烈な快感にスーランはびくりと反応し、甘い息が漏れてしまう。

いつの間にか口づけの主導がバウデンに移り、スーランは少し温まってきた指の陰核への動きが速くなる動きに腰を撓らせ、同時に中の動きもくいっくいっとスーランの気持ち良い場所を抉っていく。


「んんっ、は…―――っふ、ぁ……っ!」


触れていた指を一気に温めるくらいの熱が陰核に集まりぶわりと弾ける。ふるふると腰を震わせながら、スーランは撫でていたバウデンのガチガチに硬くなった屹立をずりっと下履きから取り出した。





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