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第4の異世界ーはるか遠くの銀河で戦う少年
第75話 ペイナーの目的(ペイナー視点)
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ハバンらの店を出たペイナーは、別の店で食事を済ませたのち、パルサノら部下のナイト数人を連れてカロンドロンド基地へと赴いていた。
「ペイナー様、カロンドロンド基地へはどのようなご用件でいらしたのですか?」
問うてきたパルサノの頭を撫でつつ、ペイナーは微笑む。
「カロンドロンド基地の司令官は私の父上と古くからの付き合いでね。来るべきときのために少しあいさつをしておこうと思ってね」
「来たるべきとき……あっ」
気付いたらしいパルサノの頭から手を離し、基地の本部を見据える。
ゼナイエが最高師範を継いでから、ヨトゥナではゼナイエ派とペイナー派で分かれて内部分裂状態となっている。ロキシニアス連合ではヨトゥナの現状を憂いており、早急の解決を望んでいるようだが、ペイナーはゼナイエに従う気は無く、事態の収束は見えない。
現在が平時ならば現代最強のナイトとされるゼナイエ、先代の右腕であったグライドによって、ペイナー派の全員は粛清されていたかもしれない。
しかし今は戦争中だ。ナイトの戦力を減らせないという事情がある。ゼナイエとしてはなんとかして穏便にヨトゥナをまとめ、帝国との戦争には万全の状態でありたいと考えているだろう。
だがペイナーはゼナイエに従う気など微塵も無い。
考えているのはゼナイエ派よりも勢力を拡大し、彼女に最高師範を辞任させて自分がその地位につくことだけである。
ここへ来たのもそのためだ。アズベルヘイム軍の最高司令官を勢力に加えれば、ゼナイエ派との差は圧倒的となる。そうなればゼナイエは最高師範を降りざる負えないだろうと、ペイナーはそう考えてここへ来ていた。
あの小憎らしいクソガキめ。私の地位を取り戻すときがようやくきたぞ。
近々、サミオンの会合がある。そこで自分の勢力がいかに巨大かを披露し、ヨトゥナをまとめるためと、ゼナイエに最高師範の辞任を迫るつもりだった。
「カロンドロンド基地の司令官と言えば、アズベルヘイム軍では最高の地位にある人間ですっ。来るべきときのためにその人へあいさつってことはつまり……」
「いよいよゼナイエを失脚させるときがきたのですねっ」
ここへ来た意味を察した部下たちが湧く。
「いやいや、それは少し違う」
「えっ?」
「失脚させてやろうなんて乱暴なことは考えていないよ。ただ、いくら天才とはいえ、あんな小さな子供にヨトゥナの最高師範など務まるわけがない。あの子を重責から解放してあげるのが大人の務めだと考えているだけさ」
本音を言えば、殺してやりたい。自分が本気を出して戦えば、いかに天才とはいえあんな子供を始末することなど造作も無いことだ。
しかしそんな方法は下品だし、エレガントではない。物事は品良くスマートに遂行する。それが生まれと育ちの良い者のやり方だ。
「そ、そのような慈悲深いお心で行動されていたとは……さすがですペイナー様っ!」
「器が大きいっ!」
「素敵ですっ!」
「はっはっはっ、当然のことさ。褒められるようなことではないよ」
部下の賞賛を受けて気を良くしたペイナーは意気揚々と基地の本部へと向かう。
やがて本部建物の入り口までやって来ると、
「おやぁ? ペイナー様じゃあないか」
中からぞろぞろと兵を引き連れた若い女が出て来るのが見えた。
背が高い筋肉質のその女はペイナーの前まで来ると、咥えている葉巻を手に持って煙を吐き出す。
「これはこれはガスターナ中佐殿。おひさしぶりですね」
ペイナーの前に現れたガラの悪い女の名前はガスターナ・モーモン。粗暴で頭の悪い女だが、最高司令官である父親のコネで軍の中佐にまでなった不良娘だ。
「ああ、ひさしぶり。ひっひっひ」
ガスターナは嘲るような顔でペイナーに言葉を返す。
父親同士が知り合いのため、ペイナーもこの女を昔から知っている。
下品で不愉快な女だ。
「どのようなご用件でここへ来たのかねぇ?」
「最高司令官殿へご挨拶にと」
「親父に? はっ」
と、ガスターナは鼻で笑う。
「ゼナイエを引きづり降ろす手助けをしてくださいって、親父に頭を下げに来たか?」
「失礼なっ! ペイナー様は子供のゼナイエを重責から解放するために、自らが力をおつけになって最高師範の地位から快く退いてもらおうと……」
「そんなおやさしい考えをこの女が持っているわけないだろう。この女は自分がつくはずだった最高師範の地位を、6歳のガキに奪われたことが恨めしくてたまらないのさ。だから自分の勢力を大きくして、自分こそが最高師範に相応しい力を持っているということを示してゼナイエを辞任させる。この女が考えているのはそれだけだ」
「そんなはずは……こほっ」
葉巻の煙を吐かれたパルサノは強制的に黙らされる。
「そんなはずあるのさ。そうだろうペイナー様?」
「……」
ペイナーはなにも答えずただ黙る。
まったくガスターナの言う通りだ。
この女にそれを見抜かれているのが不愉快で、ペイナーは奥歯を噛みしめて苛立ちに耐えていた。
「言いたいことはそれだけかね? だったら失礼するよ」
これ以上この女と話すのは時間と無駄と、脇を通り抜けて行こうとするが、
「ふん。お前なんかよりゼナイエのほうが優秀だろうよ」
「なんだと?」
聞き捨てならない言葉を聞いたペイナーが足を止めて振り返る。
「あのガキは強いぞ。戦いを見たことがあるが、お前では足元にも及ばない。頭もお前よりずっといいんじゃないか?」
「ふざけたことを。私があんな子供よりも弱く、頭脳でも劣るというのか? そんなはずがない」
あれが天才で、頭脳が優れているのは知っている。しかしまだ子供だ。ナイトの名門サーミット家に生まれ、高い教育を受けた自分以上とは思えない。戦闘においてもそうだ。直接、戦ったことは無いが、6歳の子供に負けるはずはない。
「戦場に出ても碌に戦わないくせに、たいした自身じゃないか」
「私は上に立つ立場だ。戦場で前に出て戦うことはないが、鍛錬で腕の立つナイトと立ち合って負けたことは無い」
「鍛錬だって? はんっ、どうせお仲間同士のじゃれ合いだろう? みんながお前に忖度して負けてやっているのさ。ペイナーお嬢様」
「貴様……っ」
ペイナーは右手にレヴァンソードを握る。
「数々の愚弄、もはや許さんぞ」
「許さなければどうする? それであたしをぶった斬るか?」
「指の1本くらいならば、貴様のパパも許してくれるだろうさ」
本気だった。それくらいにペイナーは腹を立てている。
「しかしそれが嫌なら、私に詫びるんだな、ガスターナお嬢様」
「詫びろだと? なら……」
と、ガスターナは腰からレーザー銃を抜いてペイナーへ銃口を向ける。
「あたしら全員の撃つレーザーをそれですべて弾き返すことができたら、地面に額を擦りつけて詫びてやるよ。安心しな。こいつは訓練用だ。当たっても痛みはあるが、死にはしない」
「いいだろう」
レヴァンソードの青い光を伸ばし、ペイナーは構える。
「お、お待ちくださいガスターナ中佐っ!」
慌てた様子で兵の男が叫ぶ。
「基地内でヨトゥナと揉め事を起こすなど、大事になりかねませんっ! ここは穏便にことを収められたほうが……っ」
「ああん?」
諫めた部下をガスターナが睨む。
「ペイナー様、カロンドロンド基地へはどのようなご用件でいらしたのですか?」
問うてきたパルサノの頭を撫でつつ、ペイナーは微笑む。
「カロンドロンド基地の司令官は私の父上と古くからの付き合いでね。来るべきときのために少しあいさつをしておこうと思ってね」
「来たるべきとき……あっ」
気付いたらしいパルサノの頭から手を離し、基地の本部を見据える。
ゼナイエが最高師範を継いでから、ヨトゥナではゼナイエ派とペイナー派で分かれて内部分裂状態となっている。ロキシニアス連合ではヨトゥナの現状を憂いており、早急の解決を望んでいるようだが、ペイナーはゼナイエに従う気は無く、事態の収束は見えない。
現在が平時ならば現代最強のナイトとされるゼナイエ、先代の右腕であったグライドによって、ペイナー派の全員は粛清されていたかもしれない。
しかし今は戦争中だ。ナイトの戦力を減らせないという事情がある。ゼナイエとしてはなんとかして穏便にヨトゥナをまとめ、帝国との戦争には万全の状態でありたいと考えているだろう。
だがペイナーはゼナイエに従う気など微塵も無い。
考えているのはゼナイエ派よりも勢力を拡大し、彼女に最高師範を辞任させて自分がその地位につくことだけである。
ここへ来たのもそのためだ。アズベルヘイム軍の最高司令官を勢力に加えれば、ゼナイエ派との差は圧倒的となる。そうなればゼナイエは最高師範を降りざる負えないだろうと、ペイナーはそう考えてここへ来ていた。
あの小憎らしいクソガキめ。私の地位を取り戻すときがようやくきたぞ。
近々、サミオンの会合がある。そこで自分の勢力がいかに巨大かを披露し、ヨトゥナをまとめるためと、ゼナイエに最高師範の辞任を迫るつもりだった。
「カロンドロンド基地の司令官と言えば、アズベルヘイム軍では最高の地位にある人間ですっ。来るべきときのためにその人へあいさつってことはつまり……」
「いよいよゼナイエを失脚させるときがきたのですねっ」
ここへ来た意味を察した部下たちが湧く。
「いやいや、それは少し違う」
「えっ?」
「失脚させてやろうなんて乱暴なことは考えていないよ。ただ、いくら天才とはいえ、あんな小さな子供にヨトゥナの最高師範など務まるわけがない。あの子を重責から解放してあげるのが大人の務めだと考えているだけさ」
本音を言えば、殺してやりたい。自分が本気を出して戦えば、いかに天才とはいえあんな子供を始末することなど造作も無いことだ。
しかしそんな方法は下品だし、エレガントではない。物事は品良くスマートに遂行する。それが生まれと育ちの良い者のやり方だ。
「そ、そのような慈悲深いお心で行動されていたとは……さすがですペイナー様っ!」
「器が大きいっ!」
「素敵ですっ!」
「はっはっはっ、当然のことさ。褒められるようなことではないよ」
部下の賞賛を受けて気を良くしたペイナーは意気揚々と基地の本部へと向かう。
やがて本部建物の入り口までやって来ると、
「おやぁ? ペイナー様じゃあないか」
中からぞろぞろと兵を引き連れた若い女が出て来るのが見えた。
背が高い筋肉質のその女はペイナーの前まで来ると、咥えている葉巻を手に持って煙を吐き出す。
「これはこれはガスターナ中佐殿。おひさしぶりですね」
ペイナーの前に現れたガラの悪い女の名前はガスターナ・モーモン。粗暴で頭の悪い女だが、最高司令官である父親のコネで軍の中佐にまでなった不良娘だ。
「ああ、ひさしぶり。ひっひっひ」
ガスターナは嘲るような顔でペイナーに言葉を返す。
父親同士が知り合いのため、ペイナーもこの女を昔から知っている。
下品で不愉快な女だ。
「どのようなご用件でここへ来たのかねぇ?」
「最高司令官殿へご挨拶にと」
「親父に? はっ」
と、ガスターナは鼻で笑う。
「ゼナイエを引きづり降ろす手助けをしてくださいって、親父に頭を下げに来たか?」
「失礼なっ! ペイナー様は子供のゼナイエを重責から解放するために、自らが力をおつけになって最高師範の地位から快く退いてもらおうと……」
「そんなおやさしい考えをこの女が持っているわけないだろう。この女は自分がつくはずだった最高師範の地位を、6歳のガキに奪われたことが恨めしくてたまらないのさ。だから自分の勢力を大きくして、自分こそが最高師範に相応しい力を持っているということを示してゼナイエを辞任させる。この女が考えているのはそれだけだ」
「そんなはずは……こほっ」
葉巻の煙を吐かれたパルサノは強制的に黙らされる。
「そんなはずあるのさ。そうだろうペイナー様?」
「……」
ペイナーはなにも答えずただ黙る。
まったくガスターナの言う通りだ。
この女にそれを見抜かれているのが不愉快で、ペイナーは奥歯を噛みしめて苛立ちに耐えていた。
「言いたいことはそれだけかね? だったら失礼するよ」
これ以上この女と話すのは時間と無駄と、脇を通り抜けて行こうとするが、
「ふん。お前なんかよりゼナイエのほうが優秀だろうよ」
「なんだと?」
聞き捨てならない言葉を聞いたペイナーが足を止めて振り返る。
「あのガキは強いぞ。戦いを見たことがあるが、お前では足元にも及ばない。頭もお前よりずっといいんじゃないか?」
「ふざけたことを。私があんな子供よりも弱く、頭脳でも劣るというのか? そんなはずがない」
あれが天才で、頭脳が優れているのは知っている。しかしまだ子供だ。ナイトの名門サーミット家に生まれ、高い教育を受けた自分以上とは思えない。戦闘においてもそうだ。直接、戦ったことは無いが、6歳の子供に負けるはずはない。
「戦場に出ても碌に戦わないくせに、たいした自身じゃないか」
「私は上に立つ立場だ。戦場で前に出て戦うことはないが、鍛錬で腕の立つナイトと立ち合って負けたことは無い」
「鍛錬だって? はんっ、どうせお仲間同士のじゃれ合いだろう? みんながお前に忖度して負けてやっているのさ。ペイナーお嬢様」
「貴様……っ」
ペイナーは右手にレヴァンソードを握る。
「数々の愚弄、もはや許さんぞ」
「許さなければどうする? それであたしをぶった斬るか?」
「指の1本くらいならば、貴様のパパも許してくれるだろうさ」
本気だった。それくらいにペイナーは腹を立てている。
「しかしそれが嫌なら、私に詫びるんだな、ガスターナお嬢様」
「詫びろだと? なら……」
と、ガスターナは腰からレーザー銃を抜いてペイナーへ銃口を向ける。
「あたしら全員の撃つレーザーをそれですべて弾き返すことができたら、地面に額を擦りつけて詫びてやるよ。安心しな。こいつは訓練用だ。当たっても痛みはあるが、死にはしない」
「いいだろう」
レヴァンソードの青い光を伸ばし、ペイナーは構える。
「お、お待ちくださいガスターナ中佐っ!」
慌てた様子で兵の男が叫ぶ。
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