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第37話 嫉妬とナンパ
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俺たちは背中を洗っていた。
俺が背中を洗ってもらったら俺が彼女を洗う。
そんな繰り返しをしていく。
その中で俺は彼女の背中から甘い香りがしていることに気がついていた。
やっぱり女性は甘い香りがするんだなと思ったと同時に香りを嗅いでいる俺って気持ちがわるいなという気持ちが現れる。
だから俺はあまり香りを嗅いでいることをバレないようにしようとする。
「ねえ気持ちがわるいのですわ」
バレた。
「いや……そのごめん顔が近いからそれで香りを嗅いでしまった」
「いえあなたに悪意がないことはわかっていますわ」
「ありがとう」
「それで今日は家に帰るんですのよね?」
「そりゃ両親が心配しちゃうからね」
「それならいってらっしゃいですわ」
「うんいってきます……なんだか新婚みたいだね」
「うふふそうですわね」
「なあ気になっていたんだけどなんでお嬢様口調なんだ」
「だってそちらの方が魅力的でしょう?」
「それは違うんじゃねえのたぶんだけど口調だけでその人の魅力は変わらないと思うよ」
「うふふそうですかええあなたのいうとおりかもしれませんね」
彼女はどこか嬉しそうにそう答えた。
「そういわれるとわかっていただろ」
「うふふなんの話かな?」
「本当のところはどうなんだよ」
「まあわたくしは憧れたんですのアニメキャラのようなお嬢様になりたいと思った都合よくその時のわたくしはお嬢様だった」
「だからなれるかもしれないと思ったわけか」
「ええそうですわでも結局偽物になってしまいましたが」
その顔はどこか悲しそうに感じた。
「やっぱりいやだったよな」
「いえこうやって大切な人にも出会えたことですから別に忘れることにしますわ」
そういって俺の体に自信の体をぶつけてくる。
背中に大きなメロンがぶつかって驚いてしまう。
俺はぶつけられたメロンに集中する。
緊張してからだが震えてしまう。
だがそれでもやはり俺は気にしていないふりをする。
「おいちょっとやめろって」
「あらいやでした?」
「いやではなかったけどさ」
「それならいいじゃありませんか」
「そういう問題ではないと思うぞ」
「わかっておりますわそれでも受け入れてほしいんですこれぐらいでしかじぶんの気持ちを伝えることができませんから」
「そんなのしなくたって伝わる」
「本当に?」
「ああ」
「信じますね」
そして俺は志崎深雪の家を出る。
数日後俺たちは出かけていた。
いわゆるデートだ。
「ヒューヒューそこの彼女」
俺はきれいな髪色をした女の子に話しかけようとする。
だが、それを志崎深雪は止めてくる。
「あなた彼女の目の前でなにしてるのよ」
「いやだってそこに女がいるんだぜナンパをしない方が失礼だろ」
「そういいながら選り好みをしてるじゃない」
「してねえよ」
何度目かの軽蔑をした目を向けられる。
俺はごまかそうと必死になる。
「いやでも言わせてもらうけどさ俺は親友との約束を果たしたかったんだよ」
「なんの話?」
俺は親友であるすいとの約束の話をした。
その話を聞いて志崎深雪は驚いた表情を浮かべたあと目をつむり考え込んだ。
「そうなんだ……それなら別に彼女を作る必要性はないはずでしょ」
「……確かにそうだな」
「あなたわかっていなかったの?」
「そうだよわるいかよ」
「いえわるくはないけど驚いただけよバカすぎて」
「まあそれじゃあ俺はファンクラブを作るほどのイケメンになってやるそしてもう二度とナンパはしない」
「それならいいわ」
不謹慎なのはわかっているが嫉妬してくれていた彼女がかわいかった。
ほっぺたを膨らませて明らかに嫉妬してますみたいな雰囲気で怒っていたから余計にかわいかった。
志崎深雪ってきれいな女性といった印象だったけどリスみたいな小動物の可愛さもあって良すぎた。
俺は興奮する気持ちを押さえてまるで平気ですみたいな顔で俺は彼女と接する。
でも今までの気持ちと違い彼女がより魅力的に見えるようになっていた。
それにクズな性格を理解してもなお好きでいてくれる彼女にまた惚れ込むのだった。
俺が背中を洗ってもらったら俺が彼女を洗う。
そんな繰り返しをしていく。
その中で俺は彼女の背中から甘い香りがしていることに気がついていた。
やっぱり女性は甘い香りがするんだなと思ったと同時に香りを嗅いでいる俺って気持ちがわるいなという気持ちが現れる。
だから俺はあまり香りを嗅いでいることをバレないようにしようとする。
「ねえ気持ちがわるいのですわ」
バレた。
「いや……そのごめん顔が近いからそれで香りを嗅いでしまった」
「いえあなたに悪意がないことはわかっていますわ」
「ありがとう」
「それで今日は家に帰るんですのよね?」
「そりゃ両親が心配しちゃうからね」
「それならいってらっしゃいですわ」
「うんいってきます……なんだか新婚みたいだね」
「うふふそうですわね」
「なあ気になっていたんだけどなんでお嬢様口調なんだ」
「だってそちらの方が魅力的でしょう?」
「それは違うんじゃねえのたぶんだけど口調だけでその人の魅力は変わらないと思うよ」
「うふふそうですかええあなたのいうとおりかもしれませんね」
彼女はどこか嬉しそうにそう答えた。
「そういわれるとわかっていただろ」
「うふふなんの話かな?」
「本当のところはどうなんだよ」
「まあわたくしは憧れたんですのアニメキャラのようなお嬢様になりたいと思った都合よくその時のわたくしはお嬢様だった」
「だからなれるかもしれないと思ったわけか」
「ええそうですわでも結局偽物になってしまいましたが」
その顔はどこか悲しそうに感じた。
「やっぱりいやだったよな」
「いえこうやって大切な人にも出会えたことですから別に忘れることにしますわ」
そういって俺の体に自信の体をぶつけてくる。
背中に大きなメロンがぶつかって驚いてしまう。
俺はぶつけられたメロンに集中する。
緊張してからだが震えてしまう。
だがそれでもやはり俺は気にしていないふりをする。
「おいちょっとやめろって」
「あらいやでした?」
「いやではなかったけどさ」
「それならいいじゃありませんか」
「そういう問題ではないと思うぞ」
「わかっておりますわそれでも受け入れてほしいんですこれぐらいでしかじぶんの気持ちを伝えることができませんから」
「そんなのしなくたって伝わる」
「本当に?」
「ああ」
「信じますね」
そして俺は志崎深雪の家を出る。
数日後俺たちは出かけていた。
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俺はきれいな髪色をした女の子に話しかけようとする。
だが、それを志崎深雪は止めてくる。
「あなた彼女の目の前でなにしてるのよ」
「いやだってそこに女がいるんだぜナンパをしない方が失礼だろ」
「そういいながら選り好みをしてるじゃない」
「してねえよ」
何度目かの軽蔑をした目を向けられる。
俺はごまかそうと必死になる。
「いやでも言わせてもらうけどさ俺は親友との約束を果たしたかったんだよ」
「なんの話?」
俺は親友であるすいとの約束の話をした。
その話を聞いて志崎深雪は驚いた表情を浮かべたあと目をつむり考え込んだ。
「そうなんだ……それなら別に彼女を作る必要性はないはずでしょ」
「……確かにそうだな」
「あなたわかっていなかったの?」
「そうだよわるいかよ」
「いえわるくはないけど驚いただけよバカすぎて」
「まあそれじゃあ俺はファンクラブを作るほどのイケメンになってやるそしてもう二度とナンパはしない」
「それならいいわ」
不謹慎なのはわかっているが嫉妬してくれていた彼女がかわいかった。
ほっぺたを膨らませて明らかに嫉妬してますみたいな雰囲気で怒っていたから余計にかわいかった。
志崎深雪ってきれいな女性といった印象だったけどリスみたいな小動物の可愛さもあって良すぎた。
俺は興奮する気持ちを押さえてまるで平気ですみたいな顔で俺は彼女と接する。
でも今までの気持ちと違い彼女がより魅力的に見えるようになっていた。
それにクズな性格を理解してもなお好きでいてくれる彼女にまた惚れ込むのだった。
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