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オルゴロス合流

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「お前さんら。地上にわしの炎魔法がおち続ければそこに倒れておる奴とあそこで戦っておるザオーガのやつが大変なことになるぞ」
「主人。やつの言うとおりやばいぞ。オルゴロスは来ないし近接戦闘でやつに魔法を撃たせないようにするしか」

 チドラは俺に提案し、オーガスは俺たちの考えを読みとるかのように

「言っておくが近接戦闘でわしに魔法を撃たせないとかいう考えはすてたほうがよいぞ。わしは無詠唱で魔法が使えるからのう。貴様らが近接戦闘でくれば逆に近距離で炎魔法をくらわせるからのう」

 くそ。近接戦闘だと近距離で魔法を撃たれるし遠距離だと避ければ地面が溶けて行くし一体どうすれば。

「遅れたな。主人」

 ちょうどオルゴロスが俺たちと合流し、オーガスの炎魔法を空間魔法で逃す。

「ほう。貴様が来たと言うことはゴウカァのやつはやられたということかのう」
「ああ。あいつはどこと繋がっているかもわからない空間にとばしてやった。生きてはいるかもしれんがここに戻ってくることはないとおもうよ」

 オルゴロスはオーガスに言うとオーガスは笑いながら

「はっはは。ありがとう。不良品の始末をしてくれてのう。わしはやつを処分したかったんじゃがつくったてまえやはり最後くらいは役に立ってもらおうかと思ってのう。まぁ使えなかったから仕方がないがのう」
「そうですね。主人が無能だとゴウカァも大変だと思いますよ。だからこそ私なりに慈悲としてやつはとばしました」
「無能とな。ようほざいたのう。しかし貴様ら3人相手では炎魔法だけではしんどそうだからのう。絶望というものを教えてやろうかのう」

 オーガスは急に炎魔法をうつのをやめその場ででくの坊のように全く動かなくなり俺はチドラとオルゴロスの2人に「今だ!」と叫んで3人で確実にしとめかかる!今しか、今しかやつをしとめるチャンスがない!今しとめなければやばいと俺の直感的な何かが訴えかけている!
 俺たち3人は一斉に俺とチドラは殴りかかり、オルゴロスは俺たちがなぐりとばすであろう場所に空間魔法をつなげるが俺たちはオーガスを殴る前にはじきとばされてしまう。

「な、なんだやつのこの威圧は」
「絶望を教えてやると言ったであろう。わしが求めていたものは力、じゃよ。人間衰えば力は入らなくなる。わしももう杖より重いもんは持てん。そこでわしは龍種を取り込めば人間の全盛期以上の力が手に入るんじゃないかと睨んだ。それがこの姿だのう」

 オーガスの姿は全身の体が龍の皮膚、そして背中からは翼、背後の背中より少し下のあたりから尻尾まで生えていた。
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