38 / 160
一章 魔法戦士養成学校編
旅立ち 第一章 魔法戦士養成学校編 完
しおりを挟む
マリアンヌがたまにシンディとキッチンにを立っていた事もあってか、料理の味は中々のもので、食事中の雰囲気は良かった。
「美味かったぜ。ごっそーさん。これならいい嫁になれるな!」
食事を終えシンディがそんな事を言うと、マリアンヌもスージィも頬を染めて俯き、モジモジと太ももを擦り合わせてしまう。
マリアンヌなどは時折チューヤにチラチラと視線を送っているのだが、当のチューヤはそれに気付きもせずに、明後日の方向を見ながらコップの中身を飲み干していた。
そんな様子を苦々しい表情で見ていたカールだが、彼自身もスージィから寄せられている視線に気付いていない。
(ま、頑張れよ、少年少女!)
シンディもしばらくはその様子を生温かく見守っていたが、頃合いを見計らって空気を引き締めた。
「あー、そんでだな……」
彼女が珍しく言い淀む。
「すまん! お前らの退学は止められなかった!」
そう言ってテーブルに額を擦りつけた。
「ああン? んな事ぁハナから承知であの野郎をぶっ飛ばしたんだし、謝られる覚えはねえッスよ?」
「そうですよ! あんな卑怯者、ボクに力があったらこの手であーやってこーやって……」
「ふ、ふふ……そうか」
如何にもチューヤらしく後先を考えているとは言い難い言葉と、その彼と一緒にいる時間が長いせいか、随分とチューヤに感化されたように見えるマリアンヌに思わず苦笑してしまう。
「教官。そこの脳筋達と同じく、私とて退学程度の事は覚悟した上の行動なので気になさる必要はありません。それより、もっと重要な事があるのでしょう?」
そんなカールのチューヤを挑発する文言が入り混じった台詞に苦笑を浮かべながら、隣に座るスージィも力強く頷いた。しかし、何かを察しているようなカールの言葉の内容までは分からない為、シンディの発言を待つ。
「……お前ら、隣国へ逃げろ。ミナルディ王国にだ」
いきなり国外へ行け。一同はそんな言葉に一瞬驚きの表情を浮かべるが、少し考えれば分かる事だった。
デヴィッドの家は王国内でも上位の貴族。それなりに影響力も強い。そんな貴族に恨みを買えば、陰から日向から圧力を掛けられ、住み難くなる事この上ない。最悪暗殺まで有り得るだろう。
貴族出身のカールとしてはその辺りの事情を熟知していたのだろう。
「なるほど、それでミナルディ王国か」
事情を察したチューヤが腕組みをしながら難しい顔だ。
スクーデリア王国はいくつかの国と国境を接しているが、富国強兵政策故に周辺国家とは折り合いが悪い。その中の数少ない友好国がミナルディ王国だ。
ミナルディ王国は小国でありながらも精強な軍隊を持っており、長きにわたり独立を貫き通してきた歴史がある。そのため、周辺国を圧迫していたスクーデリア王国もミナルディと戦うのを良しとせず、不戦条約を結んだという背景があった。
しかしながら、不戦条約のお陰で表面的には友好的だが、野心的なスクーデリア王国は常に隙を狙っているし、ミナルディ王国も警戒を怠ってはいない。きっかけさえあればいつ崩れ去ってしまうかも分からない不戦条約という訳だ。
「アタシは……アンタ達を守ってやるどころか、巻き込んじまって……教官失格さ」
シンディの寂し気な笑顔は自嘲……いや、そんなものではなく、ありとあらゆる悲哀を詰め込みながらも無理に浮かべた笑顔とでも言うべきか。見ている方が辛くて胸が痛くなる、そんな笑顔だった。
「教官がそんな顔をすんじゃねぇ。俺の師匠はもっと強くてカッコよかったぜ?」
「そうです! ボク達に笑顔で悪魔のような特訓を課してくるあの師匠はどこにいったんですか!」
「あなたには生徒を導くという使命があるはずです。私達の事なら心配無用。そんなヤワな鍛え方をしてなかったはずでしょう?」
スージィには、チューヤ、マリアンヌ、カールの三人の表情に心なしか余裕があるように見えた。学校を退学になり、これから国外追放となんら変わらない形で隣国へと行くというのにだ。
「あなた達、まるで他人事みたいに余裕があるのね。私は不安でいっぱいだわ。でも教官がいないとあの学校はダメになってしまうのは私にも分かります!」
そう言うスージィに、幾分表情に力が戻ったシンディが答える。
「まあ、コイツらは半端な鍛え方はしてねえからな。自慢の弟子さ」
「私もあの時カールと一緒に移籍していたら……」
そう零すスージィに、カールがクソ真面目な顔で答えた。
「……やめておけ。エリートクラスの温い訓練しか受けてこなかった者は冗談抜きで死ぬ。この私も……」
そして彼の目は遠くを見つめていた。
△▼△
最後の晩餐は夜更けを過ぎても盛り上がり、各々が聞きたい事、話したい事をぶつけあい、やがて疲れて眠りこけるまで続いた。
そんな中、シンディは一人裏庭に出て、星空を見上げながら酒をあおっていた。そして、背後に何者かの気配を感じる。
「おお、チューヤ。こっちに来て一杯付き合えよ」
「俺は酒はちょっと……」
「やかましい。師匠の酒だぞ? 断るってんなら強引に口移しで飲ませるぞ?」
悪酔いしてるとも思えない。普段、酒を勧められる事など一度もなかった。何か事情があるのだろうと察したチューヤがシンディの隣に腰かける。
「まだやってなかったろ、師弟の契りだ。飲め」
自分が飲んでいたグラスに酒を少しばかり注ぎ、チューヤに向けてくる。
「そういう事なら」
チューヤもそれを一息に飲み干し、返杯する。
「ふふふ」
シンディもそれを嬉しそうに飲み干した。そして、いきなりチューヤの腕や肩、背中に胸、腹に太ももと、身体のほぼ全身をまさぐりだした。
「ちょっ!?」
焦るチューヤだが、シンディの視線は至って真面目。
「いい体つきになったな。これなら纏魔をかなりのレベルで使いこなせる訳だ」
「?」
シンディはチューヤが拳に炎を纏っていた場面を思い出していた。
あれは纏魔最終形態の一歩手前。
「纏魔ってのは、自分の身体に魔力を纏い強化するのが第一段階。そしてその状態で敵の魔法を喰うのが第二段階だ」
「ああ……そう言えば」
チューヤは纏魔を発動した状態で幾度もデヴィッドの火球を受け続けた事を思い出した。無意識ではあるが、確かにデヴィッドの火球を受ける度に自身の纏魔が強化されていく実感があった。
「魔法使いは自分の魔力だけでなく、自然界に存在する魔力を利用できるから魔法使いなんだ。それができねえからお前らは戦士クラスに編入された訳だが……纏魔使いってのはな、敵の放った魔法を喰らって強化する事が出来るんだ」
「だから俺の拳は炎を纏ったのか」
「ああ。正直その段階まで行くとは思ってなかったんだがな。それで、そこに行きついた者は、こういう芸当が出来る」
シンディはすっくと立ちあがり、背中の長剣を抜いた。
一見普通の片手半剣に見えるが、握りの部分には透明な水晶玉のような物が四つ埋め込まれていた。
「よっく見とけよ?」
シンディは纏魔を発動させながら、纏った魔力を片手半剣へと流し込んでいく。
「――ッ!? これは……?」
チューヤが驚きで目を見張る。
刃が炎に包まれ、そして氷を纏い、旋風に包まれ、砂鉄を引き寄せる。
「喰らった魔法をテメエの力として使う事が出来るのはさっき言った通りだ。ぶん殴り蹴っ飛ばすのが纏魔の戦い方の基本だが、希少な魔剣を使えばこんな真似も出来るって事だ。そして、お前はすでに炎の魔法剣は使えるはずだ」
シンディがそう言ってニッと笑う。チューヤの方はまるで玩具を与えられた子供のように緋色の瞳が輝いていた。
△▼△
翌朝。
旅支度が整った四人を一列に並ばせ、シンディが声を掛ける。
「いいか。残していく者はアタシが命に代えても守ってやる。だからお前らは絶対に死ぬな。いいか? 絶対だ。これが師匠からの最後の命令だ」
「「「「ハイッ!!」」」」
いい返事だ。口にこそ出さないが、シンディは満足気にほほ笑んだ。
「こいつは餞別だ。役に立つからよ。上手く使え」
そう言ってシンディは各自に一つずつ、手渡していく。
スージィには膝上までカバーするロングブーツを。
マリアンヌにはレンズに濃い色が入ったゴーグルを。
カールにはエストックを。
そしてチューヤには自らが背負っていた片手半剣を。
「……行け」
師匠のその一言で、弟子たちは振り返る事なくスクーデリア王国を旅立った。
今回で第一章完結です。
若干の充電期間のあと、新展開になります!
ご期待ください!
「美味かったぜ。ごっそーさん。これならいい嫁になれるな!」
食事を終えシンディがそんな事を言うと、マリアンヌもスージィも頬を染めて俯き、モジモジと太ももを擦り合わせてしまう。
マリアンヌなどは時折チューヤにチラチラと視線を送っているのだが、当のチューヤはそれに気付きもせずに、明後日の方向を見ながらコップの中身を飲み干していた。
そんな様子を苦々しい表情で見ていたカールだが、彼自身もスージィから寄せられている視線に気付いていない。
(ま、頑張れよ、少年少女!)
シンディもしばらくはその様子を生温かく見守っていたが、頃合いを見計らって空気を引き締めた。
「あー、そんでだな……」
彼女が珍しく言い淀む。
「すまん! お前らの退学は止められなかった!」
そう言ってテーブルに額を擦りつけた。
「ああン? んな事ぁハナから承知であの野郎をぶっ飛ばしたんだし、謝られる覚えはねえッスよ?」
「そうですよ! あんな卑怯者、ボクに力があったらこの手であーやってこーやって……」
「ふ、ふふ……そうか」
如何にもチューヤらしく後先を考えているとは言い難い言葉と、その彼と一緒にいる時間が長いせいか、随分とチューヤに感化されたように見えるマリアンヌに思わず苦笑してしまう。
「教官。そこの脳筋達と同じく、私とて退学程度の事は覚悟した上の行動なので気になさる必要はありません。それより、もっと重要な事があるのでしょう?」
そんなカールのチューヤを挑発する文言が入り混じった台詞に苦笑を浮かべながら、隣に座るスージィも力強く頷いた。しかし、何かを察しているようなカールの言葉の内容までは分からない為、シンディの発言を待つ。
「……お前ら、隣国へ逃げろ。ミナルディ王国にだ」
いきなり国外へ行け。一同はそんな言葉に一瞬驚きの表情を浮かべるが、少し考えれば分かる事だった。
デヴィッドの家は王国内でも上位の貴族。それなりに影響力も強い。そんな貴族に恨みを買えば、陰から日向から圧力を掛けられ、住み難くなる事この上ない。最悪暗殺まで有り得るだろう。
貴族出身のカールとしてはその辺りの事情を熟知していたのだろう。
「なるほど、それでミナルディ王国か」
事情を察したチューヤが腕組みをしながら難しい顔だ。
スクーデリア王国はいくつかの国と国境を接しているが、富国強兵政策故に周辺国家とは折り合いが悪い。その中の数少ない友好国がミナルディ王国だ。
ミナルディ王国は小国でありながらも精強な軍隊を持っており、長きにわたり独立を貫き通してきた歴史がある。そのため、周辺国を圧迫していたスクーデリア王国もミナルディと戦うのを良しとせず、不戦条約を結んだという背景があった。
しかしながら、不戦条約のお陰で表面的には友好的だが、野心的なスクーデリア王国は常に隙を狙っているし、ミナルディ王国も警戒を怠ってはいない。きっかけさえあればいつ崩れ去ってしまうかも分からない不戦条約という訳だ。
「アタシは……アンタ達を守ってやるどころか、巻き込んじまって……教官失格さ」
シンディの寂し気な笑顔は自嘲……いや、そんなものではなく、ありとあらゆる悲哀を詰め込みながらも無理に浮かべた笑顔とでも言うべきか。見ている方が辛くて胸が痛くなる、そんな笑顔だった。
「教官がそんな顔をすんじゃねぇ。俺の師匠はもっと強くてカッコよかったぜ?」
「そうです! ボク達に笑顔で悪魔のような特訓を課してくるあの師匠はどこにいったんですか!」
「あなたには生徒を導くという使命があるはずです。私達の事なら心配無用。そんなヤワな鍛え方をしてなかったはずでしょう?」
スージィには、チューヤ、マリアンヌ、カールの三人の表情に心なしか余裕があるように見えた。学校を退学になり、これから国外追放となんら変わらない形で隣国へと行くというのにだ。
「あなた達、まるで他人事みたいに余裕があるのね。私は不安でいっぱいだわ。でも教官がいないとあの学校はダメになってしまうのは私にも分かります!」
そう言うスージィに、幾分表情に力が戻ったシンディが答える。
「まあ、コイツらは半端な鍛え方はしてねえからな。自慢の弟子さ」
「私もあの時カールと一緒に移籍していたら……」
そう零すスージィに、カールがクソ真面目な顔で答えた。
「……やめておけ。エリートクラスの温い訓練しか受けてこなかった者は冗談抜きで死ぬ。この私も……」
そして彼の目は遠くを見つめていた。
△▼△
最後の晩餐は夜更けを過ぎても盛り上がり、各々が聞きたい事、話したい事をぶつけあい、やがて疲れて眠りこけるまで続いた。
そんな中、シンディは一人裏庭に出て、星空を見上げながら酒をあおっていた。そして、背後に何者かの気配を感じる。
「おお、チューヤ。こっちに来て一杯付き合えよ」
「俺は酒はちょっと……」
「やかましい。師匠の酒だぞ? 断るってんなら強引に口移しで飲ませるぞ?」
悪酔いしてるとも思えない。普段、酒を勧められる事など一度もなかった。何か事情があるのだろうと察したチューヤがシンディの隣に腰かける。
「まだやってなかったろ、師弟の契りだ。飲め」
自分が飲んでいたグラスに酒を少しばかり注ぎ、チューヤに向けてくる。
「そういう事なら」
チューヤもそれを一息に飲み干し、返杯する。
「ふふふ」
シンディもそれを嬉しそうに飲み干した。そして、いきなりチューヤの腕や肩、背中に胸、腹に太ももと、身体のほぼ全身をまさぐりだした。
「ちょっ!?」
焦るチューヤだが、シンディの視線は至って真面目。
「いい体つきになったな。これなら纏魔をかなりのレベルで使いこなせる訳だ」
「?」
シンディはチューヤが拳に炎を纏っていた場面を思い出していた。
あれは纏魔最終形態の一歩手前。
「纏魔ってのは、自分の身体に魔力を纏い強化するのが第一段階。そしてその状態で敵の魔法を喰うのが第二段階だ」
「ああ……そう言えば」
チューヤは纏魔を発動した状態で幾度もデヴィッドの火球を受け続けた事を思い出した。無意識ではあるが、確かにデヴィッドの火球を受ける度に自身の纏魔が強化されていく実感があった。
「魔法使いは自分の魔力だけでなく、自然界に存在する魔力を利用できるから魔法使いなんだ。それができねえからお前らは戦士クラスに編入された訳だが……纏魔使いってのはな、敵の放った魔法を喰らって強化する事が出来るんだ」
「だから俺の拳は炎を纏ったのか」
「ああ。正直その段階まで行くとは思ってなかったんだがな。それで、そこに行きついた者は、こういう芸当が出来る」
シンディはすっくと立ちあがり、背中の長剣を抜いた。
一見普通の片手半剣に見えるが、握りの部分には透明な水晶玉のような物が四つ埋め込まれていた。
「よっく見とけよ?」
シンディは纏魔を発動させながら、纏った魔力を片手半剣へと流し込んでいく。
「――ッ!? これは……?」
チューヤが驚きで目を見張る。
刃が炎に包まれ、そして氷を纏い、旋風に包まれ、砂鉄を引き寄せる。
「喰らった魔法をテメエの力として使う事が出来るのはさっき言った通りだ。ぶん殴り蹴っ飛ばすのが纏魔の戦い方の基本だが、希少な魔剣を使えばこんな真似も出来るって事だ。そして、お前はすでに炎の魔法剣は使えるはずだ」
シンディがそう言ってニッと笑う。チューヤの方はまるで玩具を与えられた子供のように緋色の瞳が輝いていた。
△▼△
翌朝。
旅支度が整った四人を一列に並ばせ、シンディが声を掛ける。
「いいか。残していく者はアタシが命に代えても守ってやる。だからお前らは絶対に死ぬな。いいか? 絶対だ。これが師匠からの最後の命令だ」
「「「「ハイッ!!」」」」
いい返事だ。口にこそ出さないが、シンディは満足気にほほ笑んだ。
「こいつは餞別だ。役に立つからよ。上手く使え」
そう言ってシンディは各自に一つずつ、手渡していく。
スージィには膝上までカバーするロングブーツを。
マリアンヌにはレンズに濃い色が入ったゴーグルを。
カールにはエストックを。
そしてチューヤには自らが背負っていた片手半剣を。
「……行け」
師匠のその一言で、弟子たちは振り返る事なくスクーデリア王国を旅立った。
今回で第一章完結です。
若干の充電期間のあと、新展開になります!
ご期待ください!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる