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番外編
50話 結婚式の招待状3(マーク視点)
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閣下がアッシュ様に会いに行く時は、必ず護衛を買って出た。
そうしてクインとも話す機会を増やし、少しずつ友好関係を築いていく。
二人の近況を伝え合って確信したのは、アッシュ様は閣下を嫌っていないということだった。
そこで錬金術師たちと協力し、距離を縮める手助けを始めることにした。
その甲斐あってか、明らかに二人の関係が改善してきたように思える。
そして魔の森遠征では、第一分隊長の特権をフル活用。
クインのそばから一歩も離れず、惚れていると言葉にして口説きまくった。
「あの時のマークさ、格好良くて素敵な人だって思ったのにな」
「今は?」
「うーん、しょうがない人?」
「えー、俺格好いいだろ?」
「だって、その顔と体でこんなに甘えん坊だなんて、誰が思うの?」
ぎゅうぎゅうとクインに抱き着く俺を、あやすように甘やかしてくれる。
「こんな俺は嫌い?」
「嫌いだったらこんなことしないよ」
人懐こくはあるけれど、警戒心は強いクイン。
スキンシップは実は少なく、よほど親しい人以外には触ろうとしないし、触れさせない。
一番最初に接したのが俺だったせいだろうか。そんなクインが、俺を拒むことはない。
それがどれほどの優越感をくれるかなんて、クインはきっと知らない。
そして、それを利用しない手はなかった。
普段年下扱いされているクインは、他人から甘えられることにあまりに弱かった。
頼ってもらえるのが嬉しいみたいで。
俺はそれを散々利用しまくった。
頼って、弱ってる風に近づいて、でも格好いいところも見せた。
まさか、幼馴染で第二分隊長のロミもスレイに同じようなことをしていたなんて、あの時の俺は知る由もなかった。
気づいたときには驚いたが、互いに想いを貫く同志として、自然に肩を並べるようになっていた。
なにせ惚れた相手は内向性魔力の持ち主。
彼らの魔力は俺たち外向性魔力持ちには心地よく、自然と惹かれてしまう。
悠長にしていたら誰かに奪われてしまう可能性があった。
だから押して押して押して、魔の森の遠征が終わる頃口説き落とし、やっと恋人同士になれた。
閣下とアッシュ様もなんだかうまくいきそうな雰囲気で、グラフィカの将来は安泰だって思ったんだが……。
アッシュ様と閣下は、一度婚約を解消してしまった。
「あの時の騎士団は、まるで葬儀みたいな空気だったよ」
「俺たちも、アッシュから『婚約は解消した』って聞いた時、心臓止まったよ……」
「まぁ、俺はその余波を受けてフラれそうになったわけだが?」
「……あの時は、そうするのが一番いいと思ったんだよ。ごめんて」
婚約解消の知らせを聞いてすぐ、クインに呼び出された俺は、「クロイツへ戻る」と告げられた。
それがただの帰郷ではないということは、クインの顔を見ればすぐにわかった。
別れ話だと本能が告げて、先に「別れたくない」と伝えると、クインは困ったように目を伏せた。
アッシュと一緒にクロイツを取り戻す。何年かかるかわからない。
あなたは素敵な人だから、もしもっといい人がいたらその人と幸せになって――。
泣きそうな顔で、そう告げられた。
その顔を見たら、絶対に別れてやるもんかって思った。
どうしても離したくなくて、気づけば拳を握りしめていた。
俺の中を溢れるように満たしたのは、怒りでも涙でもなく、ただ「失いたくない」というたった一つの想いだった。
暗い顔で訓練場に行くと、錬金術師のスレイと恋仲になったロミが同じ顔をしていた。
そこで俺たちは騎士団をやめて、クインたちについて行く算段を立て始めた。
そしてアッシュ様が浚われる事件が起きる。
「アッシュが助かって、よかった」
クインが今にも泣き出しそうな顔をして俺にしがみ付く。
あの事件のことをクインは夢に見るのか、たまにうなされている。
それを起こして抱きしめてやるのは、俺だけに許された特権だ。
大切な人が薬漬けにされ、廃人にされるなんて、俺だったらその場で相手を殺す自信しかない。
よく閣下は抑えられたと、後で知ってその抑制力に尊敬が増した。
そうしてアッシュ様を無事取り戻し、お二人は結ばれた。
その後にもすったもんだはあったけれど、閣下とアッシュ様は無事に結婚した。
グラフィカは魔獣除けの薬のお陰で、平穏を手に入れた。
だからこそ俺は、閣下とアッシュ様の結婚式を見届けてから、騎士団を退団できた。
そして、同じくクロイツを任された錬金術師スレイを生涯の伴侶と決めたロミと一緒に、ここへ来た。
本当なら去年から、アッシュ様が年に数か月クロイツへ来て、領地をまとめる予定だったんだが……。
アッシュ様の妊娠や、またしても魔獣騒ぎが起きて延期となった。
それがやっと落ち着いて、今年からアッシュ様がクロイツ運営に本格的に乗り出す話になっている。
そんな矢先に、ナイア様の結婚だ。
全く、あの領地はいつだって話題に事欠かない。
けれど嬉しい事件なら、いくらだって起きてくれて構わないとも思う。
魔の森遠征から二年、クロイツに来て一年経った今、そろそろ俺たちも先に進めるかもしれない。
ナイア様まで結婚すると聞けば、どうしたって「俺もクインと」と思ってしまう。
魔の森から帰ってすぐ、伴侶になってほしいとプロポーズはした。
けれど、アッシュ様が幸せになってからだと、やんわり拒まれた。
クインにとって、アッシュ様は家族以上の存在なんだ。
幼い頃の話を聞いたことがある。
流行り病で両親を失ったクインは錬金術師に引き取られ、クロイツでアッシュ様と兄弟同然に育った。
錬金術も一緒に学び、ずっと寄り添うように生きてきた。
「俺ね、アッシュが幸せになるところをちゃんと見届けたいんだ。家族みたいにずっと支えてもらってたから」
そして、ずっと一人でたくさんのものを背負ってきたアッシュの力になりたい。
たくさん耐えて、我慢してきたから、その分幸せになってほしい。
その手伝いがしたい。
そんな風に話すクインは、自分の大切な宝物を見せてくれているみたいだった。
俺はクインが大切に思っているものも、丸ごと大事にしてやりたい。
「でも、俺に出来ることなんて、ちょっとしかないんだけどさ」
小さなことでも、俺にできることがあるなら全部やりたい。
そう言ってまっすぐ前を向くクインを、俺は心から応援したい。
それに、クインが俺と共にいてくれるなら、返事は一生待ったって構わない。
そんなことを思っていたら、突然クインが俺に抱き着いてきた。
「マーク、ずっと待たせていてごめんね」
どうやら俺がプロポーズのことを考えていたのがバレたみたいだ。
「いいんだ。『あの時』みたいに、もう俺を置いていくなんて言わないでくれるなら、いくらだって待てるから」
「ちゃんと考えてるから。俺、いつも要領悪くて、こんな風にしか出来ない」
ごめんと寂しそうに目を伏せる。
「俺さ、本当に不器用だから、結婚したらマークのことしか考えられなくなっちゃうと思う」
でも、そうしたらアッシュにしてあげたいことを後回しにしちゃうかもしれないんだ。
「わかってるよ。俺はずっとクインの傍にいるから」
俺の言葉に、クインは花が綻ぶような笑みを浮かべ、そっと唇を寄せてきた。
長いキスの後、ゆっくり唇を離すと、クインは微笑んで俺を見上げた。
久しぶりにアッシュ様の顔が見たいだろうから、グラフィカへ一緒に行こうと言うと、クインは嬉しそうに笑った。
「俺もついていっても大丈夫かな?」
不安そうにクインが尋ねた。
まぁ、ナイア様にはあまり関わりがないもんな。
でも、気にすることはないと思うぞ?
俺はクインの柔らかいオレンジの癖毛を撫でる。
「問題ないさ。ナイア様も、そのつもりでいらっしゃると思うぞ?」
あの方は周りをよく見ておられるから、アッシュ様がお子様をクインたちに見てほしいと思ってることくらい気付いているはずだ。
そう思ってナイア様からの手紙を開けると、案の定、パートナーと共に来てくれると嬉しいと書かれてあった。
「ほら、な?」
「本当だ」
見せてやると、クインはアッシュと赤ちゃんに会えると嬉しそうに笑う。
「一緒にグラフィカへ行こう」
「うん!」
俺たちは一年半ぶりにグラフィカへ向かった。
そうしてクインとも話す機会を増やし、少しずつ友好関係を築いていく。
二人の近況を伝え合って確信したのは、アッシュ様は閣下を嫌っていないということだった。
そこで錬金術師たちと協力し、距離を縮める手助けを始めることにした。
その甲斐あってか、明らかに二人の関係が改善してきたように思える。
そして魔の森遠征では、第一分隊長の特権をフル活用。
クインのそばから一歩も離れず、惚れていると言葉にして口説きまくった。
「あの時のマークさ、格好良くて素敵な人だって思ったのにな」
「今は?」
「うーん、しょうがない人?」
「えー、俺格好いいだろ?」
「だって、その顔と体でこんなに甘えん坊だなんて、誰が思うの?」
ぎゅうぎゅうとクインに抱き着く俺を、あやすように甘やかしてくれる。
「こんな俺は嫌い?」
「嫌いだったらこんなことしないよ」
人懐こくはあるけれど、警戒心は強いクイン。
スキンシップは実は少なく、よほど親しい人以外には触ろうとしないし、触れさせない。
一番最初に接したのが俺だったせいだろうか。そんなクインが、俺を拒むことはない。
それがどれほどの優越感をくれるかなんて、クインはきっと知らない。
そして、それを利用しない手はなかった。
普段年下扱いされているクインは、他人から甘えられることにあまりに弱かった。
頼ってもらえるのが嬉しいみたいで。
俺はそれを散々利用しまくった。
頼って、弱ってる風に近づいて、でも格好いいところも見せた。
まさか、幼馴染で第二分隊長のロミもスレイに同じようなことをしていたなんて、あの時の俺は知る由もなかった。
気づいたときには驚いたが、互いに想いを貫く同志として、自然に肩を並べるようになっていた。
なにせ惚れた相手は内向性魔力の持ち主。
彼らの魔力は俺たち外向性魔力持ちには心地よく、自然と惹かれてしまう。
悠長にしていたら誰かに奪われてしまう可能性があった。
だから押して押して押して、魔の森の遠征が終わる頃口説き落とし、やっと恋人同士になれた。
閣下とアッシュ様もなんだかうまくいきそうな雰囲気で、グラフィカの将来は安泰だって思ったんだが……。
アッシュ様と閣下は、一度婚約を解消してしまった。
「あの時の騎士団は、まるで葬儀みたいな空気だったよ」
「俺たちも、アッシュから『婚約は解消した』って聞いた時、心臓止まったよ……」
「まぁ、俺はその余波を受けてフラれそうになったわけだが?」
「……あの時は、そうするのが一番いいと思ったんだよ。ごめんて」
婚約解消の知らせを聞いてすぐ、クインに呼び出された俺は、「クロイツへ戻る」と告げられた。
それがただの帰郷ではないということは、クインの顔を見ればすぐにわかった。
別れ話だと本能が告げて、先に「別れたくない」と伝えると、クインは困ったように目を伏せた。
アッシュと一緒にクロイツを取り戻す。何年かかるかわからない。
あなたは素敵な人だから、もしもっといい人がいたらその人と幸せになって――。
泣きそうな顔で、そう告げられた。
その顔を見たら、絶対に別れてやるもんかって思った。
どうしても離したくなくて、気づけば拳を握りしめていた。
俺の中を溢れるように満たしたのは、怒りでも涙でもなく、ただ「失いたくない」というたった一つの想いだった。
暗い顔で訓練場に行くと、錬金術師のスレイと恋仲になったロミが同じ顔をしていた。
そこで俺たちは騎士団をやめて、クインたちについて行く算段を立て始めた。
そしてアッシュ様が浚われる事件が起きる。
「アッシュが助かって、よかった」
クインが今にも泣き出しそうな顔をして俺にしがみ付く。
あの事件のことをクインは夢に見るのか、たまにうなされている。
それを起こして抱きしめてやるのは、俺だけに許された特権だ。
大切な人が薬漬けにされ、廃人にされるなんて、俺だったらその場で相手を殺す自信しかない。
よく閣下は抑えられたと、後で知ってその抑制力に尊敬が増した。
そうしてアッシュ様を無事取り戻し、お二人は結ばれた。
その後にもすったもんだはあったけれど、閣下とアッシュ様は無事に結婚した。
グラフィカは魔獣除けの薬のお陰で、平穏を手に入れた。
だからこそ俺は、閣下とアッシュ様の結婚式を見届けてから、騎士団を退団できた。
そして、同じくクロイツを任された錬金術師スレイを生涯の伴侶と決めたロミと一緒に、ここへ来た。
本当なら去年から、アッシュ様が年に数か月クロイツへ来て、領地をまとめる予定だったんだが……。
アッシュ様の妊娠や、またしても魔獣騒ぎが起きて延期となった。
それがやっと落ち着いて、今年からアッシュ様がクロイツ運営に本格的に乗り出す話になっている。
そんな矢先に、ナイア様の結婚だ。
全く、あの領地はいつだって話題に事欠かない。
けれど嬉しい事件なら、いくらだって起きてくれて構わないとも思う。
魔の森遠征から二年、クロイツに来て一年経った今、そろそろ俺たちも先に進めるかもしれない。
ナイア様まで結婚すると聞けば、どうしたって「俺もクインと」と思ってしまう。
魔の森から帰ってすぐ、伴侶になってほしいとプロポーズはした。
けれど、アッシュ様が幸せになってからだと、やんわり拒まれた。
クインにとって、アッシュ様は家族以上の存在なんだ。
幼い頃の話を聞いたことがある。
流行り病で両親を失ったクインは錬金術師に引き取られ、クロイツでアッシュ様と兄弟同然に育った。
錬金術も一緒に学び、ずっと寄り添うように生きてきた。
「俺ね、アッシュが幸せになるところをちゃんと見届けたいんだ。家族みたいにずっと支えてもらってたから」
そして、ずっと一人でたくさんのものを背負ってきたアッシュの力になりたい。
たくさん耐えて、我慢してきたから、その分幸せになってほしい。
その手伝いがしたい。
そんな風に話すクインは、自分の大切な宝物を見せてくれているみたいだった。
俺はクインが大切に思っているものも、丸ごと大事にしてやりたい。
「でも、俺に出来ることなんて、ちょっとしかないんだけどさ」
小さなことでも、俺にできることがあるなら全部やりたい。
そう言ってまっすぐ前を向くクインを、俺は心から応援したい。
それに、クインが俺と共にいてくれるなら、返事は一生待ったって構わない。
そんなことを思っていたら、突然クインが俺に抱き着いてきた。
「マーク、ずっと待たせていてごめんね」
どうやら俺がプロポーズのことを考えていたのがバレたみたいだ。
「いいんだ。『あの時』みたいに、もう俺を置いていくなんて言わないでくれるなら、いくらだって待てるから」
「ちゃんと考えてるから。俺、いつも要領悪くて、こんな風にしか出来ない」
ごめんと寂しそうに目を伏せる。
「俺さ、本当に不器用だから、結婚したらマークのことしか考えられなくなっちゃうと思う」
でも、そうしたらアッシュにしてあげたいことを後回しにしちゃうかもしれないんだ。
「わかってるよ。俺はずっとクインの傍にいるから」
俺の言葉に、クインは花が綻ぶような笑みを浮かべ、そっと唇を寄せてきた。
長いキスの後、ゆっくり唇を離すと、クインは微笑んで俺を見上げた。
久しぶりにアッシュ様の顔が見たいだろうから、グラフィカへ一緒に行こうと言うと、クインは嬉しそうに笑った。
「俺もついていっても大丈夫かな?」
不安そうにクインが尋ねた。
まぁ、ナイア様にはあまり関わりがないもんな。
でも、気にすることはないと思うぞ?
俺はクインの柔らかいオレンジの癖毛を撫でる。
「問題ないさ。ナイア様も、そのつもりでいらっしゃると思うぞ?」
あの方は周りをよく見ておられるから、アッシュ様がお子様をクインたちに見てほしいと思ってることくらい気付いているはずだ。
そう思ってナイア様からの手紙を開けると、案の定、パートナーと共に来てくれると嬉しいと書かれてあった。
「ほら、な?」
「本当だ」
見せてやると、クインはアッシュと赤ちゃんに会えると嬉しそうに笑う。
「一緒にグラフィカへ行こう」
「うん!」
俺たちは一年半ぶりにグラフィカへ向かった。
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