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拭いきれない不安
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「実は今向かっているのはジーニャさんの師匠にあたる方で『ナイト』さん…って仰る方の所なんだ…
ただ…」
「ただ……どうされたんですか?」
「先にジーナがナイトさんに呪いの解き方を教えて貰えないかとお願いに行ったんだ…
でも…」
「ご協力を得られ無かったんですね…」
「うん…自分勝手に反目して離れてしまった人間にも魔法使いにも力は貸したくないんだって…
オマケに精霊にまで『どっち付かずの立場の中途半端な種族だからワシは嫌いだ!!』って言われたみたいで…」
「まぁ……あら…?どうしてジーニャ王女は弟子にして頂けたんですか?」
「勿論…最初は断られたみたいだけど…
ナイトさんはジーニャさんの生まれ持った素質とネクロマンサーの技を悪用しない心を見抜かれて最後まで弟子として側に置いた…という事らしいんだ…
でも…今は…事は一刻を争う…
だから…ナイトさんも同じ種族の君の話なら…」
「成程…私が呼ばれた訳がこれで分かりました…
でもどうして分かったのですか…?私の本当の姿が…」
「…愛ちゃんの未来眼だよ…
彼女は幾つかの未来の分岐を映像で見ることが出来るんだ…
そうなるように誘導する事でその未来を自分の元に呼んでくる事が出来る…
しかし今回は…」
「見てしまわれたんですね…私の姿を…」
「ゴメンよ…」
申し訳無さそうに目を伏せる優也を見て…
サブリナはニコッと笑った。
「良いんです…私…優也様のお力添えが出来るなら…
うーん…じゃあ…そのナイトさんに私から精一杯のお願いをして何とかお力を貸してもらえるよう頑張ってみます…」
「…ありがとう…僕もいくらでも頭を下げようと思っているから…迷惑をかけて本当にゴメン…」
「大丈夫…きっと大丈夫ですよ…
私がそのナイトさんっていうお爺様を説得して見せますから…
ドーンと大船に乗ったような気分で…
あっ!!もう乗ってましたよね…アハハハハ…
船室から外に出ると潮風に彼女の金髪が美しく靡く…
さっきから見えていた島がだんだんと大きくなってくる…
サブリナの脳裏を色々な不安が駆け巡る…
…ナイトさん…
一体、どんな方なのかしら…
そして優也様の前であの姿になるのは…
まるで…裸を見られるようなものだわ…
ああ…
大好きな人が側にいるのに…
バビロナの空のように彼女の心が晴れる事は無かった…
ただ…」
「ただ……どうされたんですか?」
「先にジーナがナイトさんに呪いの解き方を教えて貰えないかとお願いに行ったんだ…
でも…」
「ご協力を得られ無かったんですね…」
「うん…自分勝手に反目して離れてしまった人間にも魔法使いにも力は貸したくないんだって…
オマケに精霊にまで『どっち付かずの立場の中途半端な種族だからワシは嫌いだ!!』って言われたみたいで…」
「まぁ……あら…?どうしてジーニャ王女は弟子にして頂けたんですか?」
「勿論…最初は断られたみたいだけど…
ナイトさんはジーニャさんの生まれ持った素質とネクロマンサーの技を悪用しない心を見抜かれて最後まで弟子として側に置いた…という事らしいんだ…
でも…今は…事は一刻を争う…
だから…ナイトさんも同じ種族の君の話なら…」
「成程…私が呼ばれた訳がこれで分かりました…
でもどうして分かったのですか…?私の本当の姿が…」
「…愛ちゃんの未来眼だよ…
彼女は幾つかの未来の分岐を映像で見ることが出来るんだ…
そうなるように誘導する事でその未来を自分の元に呼んでくる事が出来る…
しかし今回は…」
「見てしまわれたんですね…私の姿を…」
「ゴメンよ…」
申し訳無さそうに目を伏せる優也を見て…
サブリナはニコッと笑った。
「良いんです…私…優也様のお力添えが出来るなら…
うーん…じゃあ…そのナイトさんに私から精一杯のお願いをして何とかお力を貸してもらえるよう頑張ってみます…」
「…ありがとう…僕もいくらでも頭を下げようと思っているから…迷惑をかけて本当にゴメン…」
「大丈夫…きっと大丈夫ですよ…
私がそのナイトさんっていうお爺様を説得して見せますから…
ドーンと大船に乗ったような気分で…
あっ!!もう乗ってましたよね…アハハハハ…
船室から外に出ると潮風に彼女の金髪が美しく靡く…
さっきから見えていた島がだんだんと大きくなってくる…
サブリナの脳裏を色々な不安が駆け巡る…
…ナイトさん…
一体、どんな方なのかしら…
そして優也様の前であの姿になるのは…
まるで…裸を見られるようなものだわ…
ああ…
大好きな人が側にいるのに…
バビロナの空のように彼女の心が晴れる事は無かった…
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