奥さまは魔王女 3rd season 〜天使達に花束を〜

奏 隼人

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ガン・モード

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すると突然ゴーレムの身体を包み込んでいた黒い呪いの炎が消え去った…



…グオォォォォォ…グガッ⁉︎


ゴーレムは呪い札の苦しみからは解き放たれた様子である…


しかし…


「ぐわぁぁぁぁぁぁ…!!!」


今度はマーブルの後を追いかけていたテラゾーの身体が黒い炎につつまれた…


「テラゾー!!!」


「だ、駄目じゃ!!

お前さんまで呪いの炎が移ってしまうぞ…!!」


振り返って駆け寄ろうとするマーブルをゴルドが抱き留めるように止めた…


「離して!!テラゾー…テラゾーが!!」


「待つんじゃ…婿殿がすぐに助ける…

あやつには考えがあるんじゃ…

もう少しだけ我慢じゃ…」


「テラゾー…うっうっうっ…」


ゴルドの胸にすがるマーブルを痛々しくみんなが見守る…






優也は一瞬マーブルの姿を見たが…

ゴーレムの方に向き直り、再びヴァルプルギス・モードになった…



「ケイティ…今度こそ…行くぞ!!」


「分かりましたですの…!!

…ブースト…!!」



手を繋いで飛び上がった二人…


ケイティは優也の耳元で囁いた。



「王子様…ケイティの背中の…第二ボタンを押して欲しいですの…」

 
「えっ…⁉︎

せ、背中の…こ、これでいいのか?」


優也はケイティを抱き寄せて…手探りで背中のボタンを探した…



それを見ていたプラティナは…


「な、何やってんの…⁉︎

ゴーレムを倒すんじゃ無かったの…?」





「あ、あった…」


優也が第二ボタンを押すと…なぜか…

ハラリと彼女の戦闘スーツの上着部分がはだけた…



「あっ…」


「うわあっ!!」


慌てて胸の前で両手をクロスさせて服が脱げるのを抑えるケイティに驚くばかりの優也…



「ち、ちが…そ、そんなつもりは…」


「良いんですの…王子様…

さあ…あなたの顔をよく見せてくださいですの…」


そう言って優也の両頬をケイティは両手で優しく包み込む…


見つめあう優也と…ケイティ…






「コラ~!!も、もう我慢できない…


あ、あなた…

ロボットのくせに人の旦那様と何やってんの!!

あーん!!

ダーリンもダーリンよ…


私という妻がありながら…そんな少女のような子と…」









「ち、違う…ティナ…こ、これには訳が…」






ケイティの瞳の中に小さな光が縦にピッと走り…


「ピッ!!

網膜スキャンを終了致しました…


ロック解除…確認!!

これより変形に入ります…」




「へ、変形…⁉︎」






……ガシャン…ガシャンガシャン…ウィーン…


ケイティ・ガンモード…変形完了致しました…




「ケ、ケイティ…これは…⁉︎」



彼女はバズーカとライフルを足して2で割ったような巨大銃形態へと姿を変えた…
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