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ある愛の言葉
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「え…えっと…まずは…その…
ジーニャさん…
今回は本当にありがとうございました!!
あなたとマザーハーロット様のお力が無ければゴーレムの侵略を止めておく事は出来ずに…
こうしてここでお話する事も叶わなかったでしょう…
僕はご存知の通り、他所者ではありますが…
ジュエラに関わる者として心からお礼を申し上げます…」
目のやり場に困り…視線を逸らしながらジーニャに頭を下げる優也…
その様子を見たジーニャは少し悲しそうな表情を浮かべた…
「優也様…ひょっとして…
ご相談とはジュエラの国に関わる事ですか…⁉︎
やっぱりあなたは王女様の旦那様だから…」
「ち、違います…!!」
「…何が違うんですか…?
私、期待していたんですよ…!!
優也さんが私を可愛がってくれるって…
言われたから…」
涙を浮かべたまま…
ジーニャは立ち上がって優也の胸に飛び込んだ…
妻と同じくらい若くて美しい女性…
そしてまた同じように…
一国の首長で自分に好意を持ってくれている…
優也で無ければこんな超絶美人が下着同然の姿でハグして来られるのを我慢できる筈が無かっただろう…
…ゴメンなさい…ジーニャさん…
僕も…お、男なんで…
何か羽織ってもらえますか…?」
ジーニャはハッとして部屋の姿見に写った自分の姿を見た…
「きゃあっ…!!ゴ、ゴメンなさい…」
ジーニャは慌てて近くにあったガウンを取って羽織った…
「だ、だから…目を逸らしておられたのですか…
私…仕方なく来て頂いたのかな…と…」
涙を拭うジーニャ…
「私、自分に自信がないんです…
いつもジーナが羨ましくて…」
「ジーナが?」
「ええ…明るくて…
誰とでもすぐ打ち解けられて…
思っている事を全部相手に伝えられて…
…幼い頃からずっと…
彼女のようになりたかったんです…
私は心配症で…
他人の目ばっかり気にして…
相手に嫌な想いをさせたくないと…
言葉を選んで話しています。
こんな女…誰からも愛される訳無い…
うううう…」
顔を両手で覆って泣き出した彼女の背中に優也はそっと手を置いた…
「ジーニャさん…
は、恥ずかしいけど…実は僕、ティナと出会うまでは全然モテなくってさ…」
「え、優也さんが…⁉︎」
「…うん。
お付き合いしたのも…愛ちゃん一人だけなんだ。
それも…最後は見事に振られちゃってさ…
…後から聞いたんだけど、お付き合いしたのも好きとかじゃなくて彼女に事情があったからなんだよ…」
「まあ…」
「そんな僕だったけど…
ティナに出会えて毎日が変わったんだ…
魔女だって聞いた時はそりゃあビックリしたけど…
大好きな彼女とずっと一緒にいたかったんだ…
そのうち子供も産まれて…
神様が大切な家族という宝物を与えてくれたんだ…
…もし…ティナが魔女だから…
同じ人間の女性がいいと彼女を諦めていたら…
僕はここにいる僕じゃなくて…
また別の男として生きていたと思うよ…
ジーニャさん…
たとえ自分に自信が持てない時も…
自分自身が大切だと信じた人に一生懸命になってごらんよ…
あなたがどんな人だろうと関係ない…
きっとあなたの事を大切に想ってくれるに違いないよ…」
「ゆ、優也さん…」
「…ん?」
「私が…もし…優也さんの事を大切に想ったら…」
自信無さげに目を伏せるジーニャに向かって優也はニコッと微笑む…
そして彼女の腰にそっと手を伸ばした…
あっ…
抱き寄せられて瞳を大きく見開くジーニャ…
「僕が本当に心から感謝してるのは…
一流のネクロマンサーだからとかバビロナの女王だからとかでは無く…
ジュエラや他の人達の為に一生懸命に頑張ってくれた…あなた…
自分では自信がないと言う…本当は誰よりも美しくて健気で優しいあなた…
僕には愛する妻や子供達がいるから…これが精一杯だけど…
僕はあなたの事を大切に想っているよ…」
優也は震える手で…しかし想いを込めて強く彼女を抱きしめた。
…ああ…
…私もあなたが…
ジーニャは自分の心の中でそっと…
世界中の誰にも知られないように
愛の言葉を呟いた。
ジーニャさん…
今回は本当にありがとうございました!!
あなたとマザーハーロット様のお力が無ければゴーレムの侵略を止めておく事は出来ずに…
こうしてここでお話する事も叶わなかったでしょう…
僕はご存知の通り、他所者ではありますが…
ジュエラに関わる者として心からお礼を申し上げます…」
目のやり場に困り…視線を逸らしながらジーニャに頭を下げる優也…
その様子を見たジーニャは少し悲しそうな表情を浮かべた…
「優也様…ひょっとして…
ご相談とはジュエラの国に関わる事ですか…⁉︎
やっぱりあなたは王女様の旦那様だから…」
「ち、違います…!!」
「…何が違うんですか…?
私、期待していたんですよ…!!
優也さんが私を可愛がってくれるって…
言われたから…」
涙を浮かべたまま…
ジーニャは立ち上がって優也の胸に飛び込んだ…
妻と同じくらい若くて美しい女性…
そしてまた同じように…
一国の首長で自分に好意を持ってくれている…
優也で無ければこんな超絶美人が下着同然の姿でハグして来られるのを我慢できる筈が無かっただろう…
…ゴメンなさい…ジーニャさん…
僕も…お、男なんで…
何か羽織ってもらえますか…?」
ジーニャはハッとして部屋の姿見に写った自分の姿を見た…
「きゃあっ…!!ゴ、ゴメンなさい…」
ジーニャは慌てて近くにあったガウンを取って羽織った…
「だ、だから…目を逸らしておられたのですか…
私…仕方なく来て頂いたのかな…と…」
涙を拭うジーニャ…
「私、自分に自信がないんです…
いつもジーナが羨ましくて…」
「ジーナが?」
「ええ…明るくて…
誰とでもすぐ打ち解けられて…
思っている事を全部相手に伝えられて…
…幼い頃からずっと…
彼女のようになりたかったんです…
私は心配症で…
他人の目ばっかり気にして…
相手に嫌な想いをさせたくないと…
言葉を選んで話しています。
こんな女…誰からも愛される訳無い…
うううう…」
顔を両手で覆って泣き出した彼女の背中に優也はそっと手を置いた…
「ジーニャさん…
は、恥ずかしいけど…実は僕、ティナと出会うまでは全然モテなくってさ…」
「え、優也さんが…⁉︎」
「…うん。
お付き合いしたのも…愛ちゃん一人だけなんだ。
それも…最後は見事に振られちゃってさ…
…後から聞いたんだけど、お付き合いしたのも好きとかじゃなくて彼女に事情があったからなんだよ…」
「まあ…」
「そんな僕だったけど…
ティナに出会えて毎日が変わったんだ…
魔女だって聞いた時はそりゃあビックリしたけど…
大好きな彼女とずっと一緒にいたかったんだ…
そのうち子供も産まれて…
神様が大切な家族という宝物を与えてくれたんだ…
…もし…ティナが魔女だから…
同じ人間の女性がいいと彼女を諦めていたら…
僕はここにいる僕じゃなくて…
また別の男として生きていたと思うよ…
ジーニャさん…
たとえ自分に自信が持てない時も…
自分自身が大切だと信じた人に一生懸命になってごらんよ…
あなたがどんな人だろうと関係ない…
きっとあなたの事を大切に想ってくれるに違いないよ…」
「ゆ、優也さん…」
「…ん?」
「私が…もし…優也さんの事を大切に想ったら…」
自信無さげに目を伏せるジーニャに向かって優也はニコッと微笑む…
そして彼女の腰にそっと手を伸ばした…
あっ…
抱き寄せられて瞳を大きく見開くジーニャ…
「僕が本当に心から感謝してるのは…
一流のネクロマンサーだからとかバビロナの女王だからとかでは無く…
ジュエラや他の人達の為に一生懸命に頑張ってくれた…あなた…
自分では自信がないと言う…本当は誰よりも美しくて健気で優しいあなた…
僕には愛する妻や子供達がいるから…これが精一杯だけど…
僕はあなたの事を大切に想っているよ…」
優也は震える手で…しかし想いを込めて強く彼女を抱きしめた。
…ああ…
…私もあなたが…
ジーニャは自分の心の中でそっと…
世界中の誰にも知られないように
愛の言葉を呟いた。
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