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リカはアイドル
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「ダイスケさん…何ですかね?この人だかり」
「さあ…?でもひょっとしたら…」
…いよいよ効果が出て来たのかな…?
その時、その人だかりの中から僕達を呼ぶ声が聞こえた…
「ダイスケ君!リカさん!ちょっと!一体どうなってるの?」
ミドリコーチの声を聞いた人達の視線が一斉にこちらに向けられる…
「リカちゃんだって?」
「キャーッ!どこどこ?」
黄色い声が僕を押しのけてリカを取り囲む…
「生のリカちゃん…やっぱりカワイイね!」
「あ、ありがとうございます…」
「好きな食べ物って何ですか?」
「えっと…パフェかな?」
「これ…良かったらどうぞ…」
「わあ…綺麗なお花…ありがとうございます!」
その時、ノブがタブレットを持ってリンクの中から出てきた…
「さあ…スケート部に入部希望の方はこちらですよ!
スクールI.D.と名前を教えてくださいね!」
そう言って彼は僕の顔を見てウインクで合図をした…
「私…入部します!」
「僕も僕も!」
「リカちゃんみたいに楽しく滑れますか?」
僕も「ヨッシャー!」と叫びガッツポーズをする…そこにコーチが駆け寄ってきた…
「ダイスケ君!一体これはどういう事?
何故…急にあんなに人が…」
「リカにアイドルになってもらったんですよ…」
「アイドル?」
「正確にはネットワーク限定のアイドルです。
こないだリンクを貸して頂いて、リカがスケートで滑りながら踊る動画を撮りました…
そしてそれをギャラクシーチューブに流しました…」
「ギャラクシーチューブ?あの星間最大規模のネットワーク動画サイトね?」
「そうです。そしてノブにも手伝ってもらって出来る限りの拡散をしました…それがこの結果です。」
「なるほど…分かったわ…リカさんにはスケートの才能があるようにあなたにはまた違う才能もあるようね!とにかくありがとう!きっとこれで状況も変わってくるわ…」
コーチは笑顔で人だかりの前に行って「ほらほら…あなた達…何しに来たの!入部希望でない人は帰りなさい!見学はスタンド席へ。そして入部希望の者はキチンと並ぶこと!分かった!」
ミドリコーチの迫力にみんな一瞬たじろいだが、リカのスケーティングが見たい一心で来たスクール生達はスタンド席へ行ったり入部したり…帰る人はほぼいなかった。
リカがリンクに降りてコーチの指導を受けながら滑る…その姿を見てスタンド席のギャラリー達はため息を漏らす。
僕はスタンド席の一番上からリカに手を振る…リカも手を振り返す…ギャラリーはそのリカの笑顔を見て全員が自分に手を振ってくれたように思った…
「私、やっぱり入部しようかな…」
「俺も…リカちゃんと一緒のリンクは無理だけど同じチームメイトになりたいもんな…」
ギャラリーのほとんどが帰りにもう一度入部希望の意を申し込んできたらしい…
みんなが帰ったリンクでリカはクールダウンをしている…スタンド席の通路でリカを見ていた僕の横に車椅子のミキがやって来た…
「ダイちゃん…やっぱりあなたは凄い人…小さな頃から私が困った時にはいつも助けてくれた…私…もっと素直になれば良かった…」
そう言って彼女は大粒の涙をポロポロと流した…
思わず両手で顔を覆った彼女の背中に手を当てて
「泣いてる場合じゃないよ…これからも君がサークルを背負って行かなきゃね…これからが本当に大事な時間だからさ…一緒に頑張ろうよ…」
「うん…」
ダイスケとミキが話しているのに気づいたリカは不思議な感情に襲われる…
「うーん…なんかモヤモヤ…胸が痛いの…
何でだろう?」
「さあ…?でもひょっとしたら…」
…いよいよ効果が出て来たのかな…?
その時、その人だかりの中から僕達を呼ぶ声が聞こえた…
「ダイスケ君!リカさん!ちょっと!一体どうなってるの?」
ミドリコーチの声を聞いた人達の視線が一斉にこちらに向けられる…
「リカちゃんだって?」
「キャーッ!どこどこ?」
黄色い声が僕を押しのけてリカを取り囲む…
「生のリカちゃん…やっぱりカワイイね!」
「あ、ありがとうございます…」
「好きな食べ物って何ですか?」
「えっと…パフェかな?」
「これ…良かったらどうぞ…」
「わあ…綺麗なお花…ありがとうございます!」
その時、ノブがタブレットを持ってリンクの中から出てきた…
「さあ…スケート部に入部希望の方はこちらですよ!
スクールI.D.と名前を教えてくださいね!」
そう言って彼は僕の顔を見てウインクで合図をした…
「私…入部します!」
「僕も僕も!」
「リカちゃんみたいに楽しく滑れますか?」
僕も「ヨッシャー!」と叫びガッツポーズをする…そこにコーチが駆け寄ってきた…
「ダイスケ君!一体これはどういう事?
何故…急にあんなに人が…」
「リカにアイドルになってもらったんですよ…」
「アイドル?」
「正確にはネットワーク限定のアイドルです。
こないだリンクを貸して頂いて、リカがスケートで滑りながら踊る動画を撮りました…
そしてそれをギャラクシーチューブに流しました…」
「ギャラクシーチューブ?あの星間最大規模のネットワーク動画サイトね?」
「そうです。そしてノブにも手伝ってもらって出来る限りの拡散をしました…それがこの結果です。」
「なるほど…分かったわ…リカさんにはスケートの才能があるようにあなたにはまた違う才能もあるようね!とにかくありがとう!きっとこれで状況も変わってくるわ…」
コーチは笑顔で人だかりの前に行って「ほらほら…あなた達…何しに来たの!入部希望でない人は帰りなさい!見学はスタンド席へ。そして入部希望の者はキチンと並ぶこと!分かった!」
ミドリコーチの迫力にみんな一瞬たじろいだが、リカのスケーティングが見たい一心で来たスクール生達はスタンド席へ行ったり入部したり…帰る人はほぼいなかった。
リカがリンクに降りてコーチの指導を受けながら滑る…その姿を見てスタンド席のギャラリー達はため息を漏らす。
僕はスタンド席の一番上からリカに手を振る…リカも手を振り返す…ギャラリーはそのリカの笑顔を見て全員が自分に手を振ってくれたように思った…
「私、やっぱり入部しようかな…」
「俺も…リカちゃんと一緒のリンクは無理だけど同じチームメイトになりたいもんな…」
ギャラリーのほとんどが帰りにもう一度入部希望の意を申し込んできたらしい…
みんなが帰ったリンクでリカはクールダウンをしている…スタンド席の通路でリカを見ていた僕の横に車椅子のミキがやって来た…
「ダイちゃん…やっぱりあなたは凄い人…小さな頃から私が困った時にはいつも助けてくれた…私…もっと素直になれば良かった…」
そう言って彼女は大粒の涙をポロポロと流した…
思わず両手で顔を覆った彼女の背中に手を当てて
「泣いてる場合じゃないよ…これからも君がサークルを背負って行かなきゃね…これからが本当に大事な時間だからさ…一緒に頑張ろうよ…」
「うん…」
ダイスケとミキが話しているのに気づいたリカは不思議な感情に襲われる…
「うーん…なんかモヤモヤ…胸が痛いの…
何でだろう?」
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