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ミキの秘密
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シズカさんの車でリンクに着いた僕達をミドリコーチが迎えてくれた…
僕は危険なことをして大目玉を食らうと覚悟していたのだが、ミドリコーチは僕が無事だった事を涙を浮かべて喜んでくださった…
「本当に無事で良かったわ…」
「でもね、ダイスケ君…これでミヤさんが無事なら良かった良かったとはならないわよ…みんなに心配をかけた事…肝に命じなさい!」
シズカさんに言われて僕は「分かっています…皆さん本当に勝手なことをしてすみませんでした…」
僕は頭を下げて心から謝罪した…
そして僕の所に駆け寄って来た女の子達が…
「あの…ミヤさんを助けてくれてありがとう…」
「ウチからも礼を言わせて貰うわ…おおきに…」
ミヤさんのチームメイトのカオリとマイだった…
「い、いえ…ミヤさん…早く回復すると良いですね…!」
彼女がいるとは言え、あまり可愛い女の子に免疫のある方ではない僕は赤面した表情を見られないようにそそくさとロッカールームで着替えているリカの方へ向かった…
「なあ…あの子、カワイクない?顔とかはフツーやけどウチやったらミヤさんみたいに助けてもろたらグラッとくるけどな…」
「ちょっと!聞こえるわよ…あのストイックでクールなミヤさんがそんな事になる訳無いじゃない…とにかく部屋を用意してくれたみたいだから私達も行きましょう…」
「それもそやな…」
女子ロッカールームの前でリカを待っていると、ミキの車椅子を押したシズカさんが僕の前にやってきた…
「全く…昔からムチャするんだから…あなたと一緒にいるとハラハラするわ…」
ミキが呆れたような顔で僕を見つめた…
「ゴ、ゴメンよ…」
「じゃあ…みんなを寮まで送ってくるわね…
ミキちゃんの足はもう大丈夫だと思うけど…しばらくはメディカルチェックもあるから…」
そうだ!…僕はミキの事をシズカさんに単刀直入にぶつけてみる事にした…
「シズカさん…ミキは…ミキの足はバイオツリーシステムを…?」
シズカさんとミキは顔を見合わせて目を丸くした…
「驚いた…よく分かったわね…でも厳密にはちょっと違うかな?」
「滑りが…リカの力強い滑りとよく似ていたんです…」
「なるほど…いつもリカをそばで見ているあなただもんね…丁度ミキちゃんもいるし…良いわ…私ね、リカの事を全部彼女に話したの…」
「えっ…」
「ミキちゃんも最初はね、少しショックを受けたようだったけど、ニコラも私の事も幼い頃から知っている彼女だから受け入れてくれたのかもしれない…」
「で、でもバイオツリーは無機質な物に命を与えるものでは…?」
「…実はね、私、ニコラのバイオツリーシステムの研究を引き継いで色々分かった事があったの…」
「分かった事?」
「リカのバイオツリーシステムは人体一体分の骨格や筋肉、臓器などの形成が可能の試作品だったわ…
例えばそれを下半身だけに限定しては出来ないのか?
それと、もう一つ…リカの脳は完全にAIと結合したわ…つまり有機質の中にある無機物質とシステムが結合した場合はそれを取り巻く有機物質とも一体化するのか?
この二つの疑問をリカのサンプルデータと私の仮説と照らし合わせて実験を繰り返した結果…それがあなたが見たミキちゃんよ…」
僕はミキを見つめた…ミキも僕を見たが少し照れたのか視線を逸らしながら言った…
「な、なによ…男のくせに涙なんか浮かべちゃって…私は何としてでももう一度翔びたかっただけ…それだけよ…」
僕の目には知らないうちに涙が浮かんでいたらしい…
でも僕には恥ずかしさより込み上げてくる嬉しい感情のほうが大きいような気がした…
僕は危険なことをして大目玉を食らうと覚悟していたのだが、ミドリコーチは僕が無事だった事を涙を浮かべて喜んでくださった…
「本当に無事で良かったわ…」
「でもね、ダイスケ君…これでミヤさんが無事なら良かった良かったとはならないわよ…みんなに心配をかけた事…肝に命じなさい!」
シズカさんに言われて僕は「分かっています…皆さん本当に勝手なことをしてすみませんでした…」
僕は頭を下げて心から謝罪した…
そして僕の所に駆け寄って来た女の子達が…
「あの…ミヤさんを助けてくれてありがとう…」
「ウチからも礼を言わせて貰うわ…おおきに…」
ミヤさんのチームメイトのカオリとマイだった…
「い、いえ…ミヤさん…早く回復すると良いですね…!」
彼女がいるとは言え、あまり可愛い女の子に免疫のある方ではない僕は赤面した表情を見られないようにそそくさとロッカールームで着替えているリカの方へ向かった…
「なあ…あの子、カワイクない?顔とかはフツーやけどウチやったらミヤさんみたいに助けてもろたらグラッとくるけどな…」
「ちょっと!聞こえるわよ…あのストイックでクールなミヤさんがそんな事になる訳無いじゃない…とにかく部屋を用意してくれたみたいだから私達も行きましょう…」
「それもそやな…」
女子ロッカールームの前でリカを待っていると、ミキの車椅子を押したシズカさんが僕の前にやってきた…
「全く…昔からムチャするんだから…あなたと一緒にいるとハラハラするわ…」
ミキが呆れたような顔で僕を見つめた…
「ゴ、ゴメンよ…」
「じゃあ…みんなを寮まで送ってくるわね…
ミキちゃんの足はもう大丈夫だと思うけど…しばらくはメディカルチェックもあるから…」
そうだ!…僕はミキの事をシズカさんに単刀直入にぶつけてみる事にした…
「シズカさん…ミキは…ミキの足はバイオツリーシステムを…?」
シズカさんとミキは顔を見合わせて目を丸くした…
「驚いた…よく分かったわね…でも厳密にはちょっと違うかな?」
「滑りが…リカの力強い滑りとよく似ていたんです…」
「なるほど…いつもリカをそばで見ているあなただもんね…丁度ミキちゃんもいるし…良いわ…私ね、リカの事を全部彼女に話したの…」
「えっ…」
「ミキちゃんも最初はね、少しショックを受けたようだったけど、ニコラも私の事も幼い頃から知っている彼女だから受け入れてくれたのかもしれない…」
「で、でもバイオツリーは無機質な物に命を与えるものでは…?」
「…実はね、私、ニコラのバイオツリーシステムの研究を引き継いで色々分かった事があったの…」
「分かった事?」
「リカのバイオツリーシステムは人体一体分の骨格や筋肉、臓器などの形成が可能の試作品だったわ…
例えばそれを下半身だけに限定しては出来ないのか?
それと、もう一つ…リカの脳は完全にAIと結合したわ…つまり有機質の中にある無機物質とシステムが結合した場合はそれを取り巻く有機物質とも一体化するのか?
この二つの疑問をリカのサンプルデータと私の仮説と照らし合わせて実験を繰り返した結果…それがあなたが見たミキちゃんよ…」
僕はミキを見つめた…ミキも僕を見たが少し照れたのか視線を逸らしながら言った…
「な、なによ…男のくせに涙なんか浮かべちゃって…私は何としてでももう一度翔びたかっただけ…それだけよ…」
僕の目には知らないうちに涙が浮かんでいたらしい…
でも僕には恥ずかしさより込み上げてくる嬉しい感情のほうが大きいような気がした…
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