フィギュアな彼女

奏 隼人

文字の大きさ
47 / 92

楽しいショッピング

しおりを挟む
そして…いよいよ星間学生杯まであと三日…

今年はヴェガの星立多目的ドームのアリーナで行われるため、明日、一日早く僕達遠征組はヴェガに発つことになった…

というのも以前ご迷惑をかけたお詫びだと合同練習で軽い調整をして寮の部屋でゆっくり休んでから本番に臨めるようにとヴェガスクールのジュンコーチから前乗りのお誘いがあったらしい。

ミドリコーチも二つ返事でご厚意に甘える事にしたと言っておられた…

僕と部長のノブはサポートメンバーとして帯同する事になっている。

大体、ウチのサークルの男子メンバーときたらエリジブルどころか…

その話をするとノブは「ダイちゃん…それは言わないでよ…」と悲しそうな表情を浮かべる…

コホン!この際、部をあげて全力でミキとリカを応援することにすると僕達は心に決めたのであった…




ヴェガスクールには大きなオールシーズンプールもあるらしい。

それを聞いた僕はリカと一緒に水着を買いに近くのショッピングモールへ出かけたのだが…



「ダ、ダイスケさん…これはどうでしょうか…」

「お、おおっ!!」

試着室のカーテンを開けて神々しいばかりの女神ゴッデスが僕の目の前に降臨した…

僕は鼻血が出そうなのを我慢していた…

「リカ…おそらくこの売り場にあるどんな可愛い水着を着ても似合わないのはないよ…」

「ええっ!でも…私…ダイスケさんに喜んでもらえるのがいいです…そ、そうだ!ネットに男の人は面積の少ない水着が嬉しいって…私、挑戦してみます!」

そう言ってリカはカーテンを閉めた…

「えっ?ちょっとリカ!僕はそんな…」

誰だよ…そんな事ネットに書き込んだの…

再びカーテンが開くとそこには布地が殆ど無い限りなく裸に近いリカの姿が…

彼女は必死に手で前を隠している。

「は、恥ずかしい…でもダイスケさんが喜んでくれるなら…」

「だ、大事な彼女にこんな水着を着せて人前になんか出せないよ…フ、フツーのやつが僕は嬉しいな…」

「大事な彼女…」

僕の言葉にリカはニコッと笑って「分かりました!私、フツーの水着にします…」と言ってまたカーテンを閉める…

次にリカが着て見せてくれたのは光沢のある
薄いワインレッドでロイヤルチャームのワンポイントがあるビキニだった…

「ど、どうですか?」

「う、うん…いいんじゃないかな?…とても可愛いよ…」

「ダイスケさんが気に入られたのなら私もこれがいいです!じゃあ…これにします!」


「うん!じゃあ…僕の水着も選んでよ…彼女に選んでもらうなんて初めてだし…」

「分かりました!一緒にショッピングって本当に楽しいですね…うふふ…」





ミキは出発を明日に控えてもリンクで一人調整を繰り返す…

「ショートはみんな纏めてくるだろうから…

勝負は二日目のフリーになるわね。

私はこの大会のために全てを賭けて頑張って来た…

絶対に負ける訳にはいかないわ!!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら

瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。  タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。  しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。  剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

N -Revolution

フロイライン
ライト文芸
プロレスラーを目指す桐生珀は、何度も入門試験をクリアできず、ひょんな事からニューハーフプロレスの団体への参加を持ちかけられるが…

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

処理中です...