フィギュアな彼女

奏 隼人

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キラキラ

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「うわぁ!ちょ、ちょっとノブ…」

慌ててミキはノブの背後から目を手で隠した…


「えっ!な、なんだよ…もうすぐオレの番なのに…」

マイも真っ赤になって手で顔を隠した…でも自然と指の隙間からミヤを見つめてしまっていた…


「…お、おっきい…」


ミヤはみんなの慌てようを見て驚いた…

「一体、どうしたのかしら…」

「ミヤちゃん!!む、胸や!!」

「胸…?」

カオリの言葉にミヤは自分の胸を見た…小さな身体に似つかわしくない豊満なバストが露わになっている…


「キャアァァァァ!」ミヤは両手で胸を隠してその場に座り込んだ…


一方ダイスケは真っ暗な闇の正体が分かってきていた…顔に何かが巻き付いているのだ…

このままでは息継ぎも出来ない…

「ガバッ!ガババババッ…!」

当然泳げなくなったダイスケは泳ぐのをやめて顔に巻き付いている物を剥がしてジッと見つめた…

「こっ、これは…」ロイヤルブルーの水着のブラを持ったまま…ダイスケは固まってしまった…

「み、水着…ミヤさんの…」


猛スピードで泳いで来たリカは息継ぎの時に隣コースでぼうっと立ち尽くしているダイスケに気づいて泳ぐのを止めて彼を見つめた…


「ダイスケ…さん…?」

よく見るとその手には水着のブラが…



やっぱり…ダイスケさんも男の人だから女性に興味があるんだ…分かるけど…私がいるんだから言って欲しかったな…


リカの目に薄っすらと涙が浮かぶ…
次の瞬間リカは首までプールに浸かった…
そしてもう一度立ち上がった時、左手で自分のバストを隠して右手に自分の水着のブラを持っていた…


リカはコースロープをくぐって…水を掻き分けて…
ダイスケの元に歩み寄った…


「ダイスケさん…やっぱり男の人だからそういうのが好きなんですね…良いんですよ…自然な事だと思います…

でも…出来たらそういうのは私に言って欲しかったです。私…ダイスケさんになら何でもしてあげたいから…」


そう言ってリカは固まっている僕の手に自分の水着のブラを渡して背中から僕を抱きしめた…

「ダイスケさん…」

直にリカの胸を感じた僕は更に体温が上昇して鼓動の音がMAXになってプールの水温がお風呂のように感じてしまっていた…


「リ…リカ…」

僕の声に反応したリカはハッとして周りを見渡す…


「い、いけない…私ったら…」

手で胸を隠すとリカはプールから上がって更衣室の方に走って行ってしまった…


ファサ…

マイはミヤに大きなビーチタオルをかけて一緒に付き添って同じように更衣室の方に歩いて行った…

「あーあ!一生懸命泳いだのになぁ~!」

不貞腐れているカオリにミキは言い放つ…

「何言ってんのよ!アンタのつまらない提案でこうなっちゃったんでしょ!」


「何やて!ウチに負けたからってそんな言い方せんでええやろ?この負け犬が!」

「な、何ですってぇ…」

犬猿の仲の二人を見つめるノブ…

「あの…僕の出番は…?」






自分の手にある二人の美女の水着を見つめて僕はしばらくどうする事も出来ずにプールのど真ん中に立ちつくしていた…




色違いの同じ水着のワンポイントのロイヤルチャームが二つ、照明の光でキラキラ輝いて水面に反射して眩しかった…
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