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姐さん
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そして大会一日目の夜…選手とスタッフ達はスケートリンクの同じ敷地内にある宿泊施設に滞在することになっていた…
運営サイドが食堂にケータリングサービスを呼んでくださっていてビュッフェ形式でみんなで夕食を摂った。
「ジャーン!超巨大パンケーキよ!!」
「うおっ!」ミキが超笑顔で僕に見せてきた…
「ジャーン!!超豪華パフェですよ!!」
「何で?何で?」
今度はリカが嬉しそうに僕に見せる…
「ご褒美なのよ…」
ミドリコーチが笑いながら言った…
「私が何でも頼んでいいって言ったのよ…二人共頑張ったし…明日も頑張って欲しいからね…」
リカは僕のところに駆け寄って手を引いた。
「さあ、一緒に食べましょう…ダイスケさん…あの衣装を考えてくれたのはダイスケさんですから…」
リカの言葉を聞いたミキも少しパンケーキを取り分けて僕に差し出してくれた…
「確かに…アンタのコーディネート…イイ線行ってるわね…はい!ご褒美よ!」
「あ、ありがとう…」今日の二人の主演女優に褒められて素直に嬉しい気持ちになった…
パンケーキとパフェを出前して下さったのはミヤさんと行った行きつけのカフェのマスターだった…
目が合った僕は「あの…いつもありがとうございます!」と挨拶をした。
「ああ、兄さんかい!ミヤちゃんにもよろしくな…!」ニコッと笑ってマスターは帰って行かれた…
辺りを見渡すとヴェガのメンバーも食事を摂っていたがミヤさんの姿は見えなかった…
「あれれ?」
カオリとマイと一緒にテーブルで食事をしていたのはさっきまで僕達のテーブルに着いていたノブだった…
「ノブ…お前…」
ノブはニッコリと笑顔を僕に向けた…
「ああ…ちゃうねん!ウチが一緒にご飯を食べようって誘ったんや…この兄ちゃんもキャプテンとしてウチらのために部員を使ってリカちゃんの衣装の装飾を集めてくれたやろ…せやから何かお礼をしたいと思ってな…そ、それに…姐さんの幼馴染らしいし…
「ね、姐さん?」
その時、僕は背中に刺すような視線を感じた…
振り返ると後ろからパンケーキを食べていたフォークを握りしめてこっちを睨んでいるミキの姿があった。
「な、なるほど…そ、そうだ君達…ミヤさんは…?」
僕の質問にカオリとマイは目を伏せて「それがな…」マイを見つめるカオリ…
「…ミヤさん…お部屋で召し上がられるって…」
マイもそれ以上は何も語らなかった。
「ダイスケさ~ん!早く食べないとパフェのアイスが溶けますよ…ウフフ…」
僕は後ろからのリカの呼びかけに「分かった!今行くよ!…君達!今日はありがとう…
明日もお互いに頑張ろうね!それとノブをよろしくお願いします…!」
そう言って僕はリカの所へ戻った…
食事を摂っていたミドリの元にジュンが現れた。
「コーチ…今日は寛大な措置を取って頂きまして本当にありがとうございます。改めてお詫びのご挨拶をさせて頂きたくて…」
「貴女のお気持ちは十分理解しているわ…
もういいじゃないの…あの子達の中ではもう解決している話よ…
それよりもミヤさんを大切にしてあげて頂戴…明日またお互いに全力を出せるようにね…」
「…はい…」
少し目を伏せたジュンにミドリは少し意外な申し出をした…
「ジュンコーチ…貴女に少しお話があるの…
後で私の部屋に来ていただけないかしら…
お待ちしているわ…」
運営サイドが食堂にケータリングサービスを呼んでくださっていてビュッフェ形式でみんなで夕食を摂った。
「ジャーン!超巨大パンケーキよ!!」
「うおっ!」ミキが超笑顔で僕に見せてきた…
「ジャーン!!超豪華パフェですよ!!」
「何で?何で?」
今度はリカが嬉しそうに僕に見せる…
「ご褒美なのよ…」
ミドリコーチが笑いながら言った…
「私が何でも頼んでいいって言ったのよ…二人共頑張ったし…明日も頑張って欲しいからね…」
リカは僕のところに駆け寄って手を引いた。
「さあ、一緒に食べましょう…ダイスケさん…あの衣装を考えてくれたのはダイスケさんですから…」
リカの言葉を聞いたミキも少しパンケーキを取り分けて僕に差し出してくれた…
「確かに…アンタのコーディネート…イイ線行ってるわね…はい!ご褒美よ!」
「あ、ありがとう…」今日の二人の主演女優に褒められて素直に嬉しい気持ちになった…
パンケーキとパフェを出前して下さったのはミヤさんと行った行きつけのカフェのマスターだった…
目が合った僕は「あの…いつもありがとうございます!」と挨拶をした。
「ああ、兄さんかい!ミヤちゃんにもよろしくな…!」ニコッと笑ってマスターは帰って行かれた…
辺りを見渡すとヴェガのメンバーも食事を摂っていたがミヤさんの姿は見えなかった…
「あれれ?」
カオリとマイと一緒にテーブルで食事をしていたのはさっきまで僕達のテーブルに着いていたノブだった…
「ノブ…お前…」
ノブはニッコリと笑顔を僕に向けた…
「ああ…ちゃうねん!ウチが一緒にご飯を食べようって誘ったんや…この兄ちゃんもキャプテンとしてウチらのために部員を使ってリカちゃんの衣装の装飾を集めてくれたやろ…せやから何かお礼をしたいと思ってな…そ、それに…姐さんの幼馴染らしいし…
「ね、姐さん?」
その時、僕は背中に刺すような視線を感じた…
振り返ると後ろからパンケーキを食べていたフォークを握りしめてこっちを睨んでいるミキの姿があった。
「な、なるほど…そ、そうだ君達…ミヤさんは…?」
僕の質問にカオリとマイは目を伏せて「それがな…」マイを見つめるカオリ…
「…ミヤさん…お部屋で召し上がられるって…」
マイもそれ以上は何も語らなかった。
「ダイスケさ~ん!早く食べないとパフェのアイスが溶けますよ…ウフフ…」
僕は後ろからのリカの呼びかけに「分かった!今行くよ!…君達!今日はありがとう…
明日もお互いに頑張ろうね!それとノブをよろしくお願いします…!」
そう言って僕はリカの所へ戻った…
食事を摂っていたミドリの元にジュンが現れた。
「コーチ…今日は寛大な措置を取って頂きまして本当にありがとうございます。改めてお詫びのご挨拶をさせて頂きたくて…」
「貴女のお気持ちは十分理解しているわ…
もういいじゃないの…あの子達の中ではもう解決している話よ…
それよりもミヤさんを大切にしてあげて頂戴…明日またお互いに全力を出せるようにね…」
「…はい…」
少し目を伏せたジュンにミドリは少し意外な申し出をした…
「ジュンコーチ…貴女に少しお話があるの…
後で私の部屋に来ていただけないかしら…
お待ちしているわ…」
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