93 / 105
可愛い孫
しおりを挟む
「良い子達じゃのう…さて、わらわも負けてはおれんて…」
ヴァルプルギスはイミテと全世界に向けてテレパシーを放った…
「皆の者…よく聞くがよい!!
わらわは史上最強の魔女…ヴァルプルギスじゃ!!
元はと言えばこの騒動…わらわに責任の一端がある…
わらわが三大魔女を集め…そして魔女達がベヒモスを結果的に呼び出す助けになってしまった…だからわらわは逃げも隠れもせぬ…
イミテよ…!!
これから雌雄を決しようではないか!!
そなたが勝ったらベヒモスを止めるものも居なくなるじゃろう!!
だからそなたがこの世界を支配して誰でも嫁に娶ればよいじゃろうて…
だが、わらわ達は負けんぞ。この国を、仲間を、誇りを守るために…チャラチャラ召喚獣なんぞに跨って最強と謳っておるような輩にわらわ達が負ける筈がないじゃろう…
ヴァルケーノ火山の中腹…わらわの居城跡まで来い!!城を吹っ飛ばした御礼も兼ねて引導を渡してやるわ!!
あ、そうじゃ…一応ついでに言っておくがのう…こういう時の決戦にチビ、デブ、ハゲ、バカが勝つパターンは…ほぼほぼゼロじゃ!!
だからさっさと白旗でも上げに来るのじゃな…ホッホッホッ…」
…ヴァルの声は全世界に、そしてイミテにもしっかり届いたが、その安定の口の悪さにみんな吹き出すのをガマンすることが出来なかった…
「ううう…よくもよくも…世界中のカワイ子ちゃん全てをボクちゃんのお嫁さんにしてハーレムを作ってやるぞ!!
ベヒモス!!ヴァルケーノ火山に向かえ…!!」
「…という事じゃ…如何かな…⁉︎」
ソーディア王宮内の作戦会議室でソーディア王の腹案を僕達それぞれが神妙な面持ちで伺っていた…
「…いや、恐れ入りました!!
私は奴等を魔法で倒すことだけを考えていたのでしたが…流石はパルテ様も認める軍師…」
ソーディア王の作戦にアイは脱帽した…
「いやいや…この老いぼれが口出し出来るのも
これが最後じゃろうて…但し、失敗したら取り返しのつかない難しい作戦であることに変わりは無い…
全てこの世の未来はそなた達にかかっておる…さあ…皆でこの世界を守るのじゃ…」
ソーディア王は僕達の顔を一人ずつ見て…大きく頷かれた。
その時…ミスが一歩前に出て、ソーディア王に近づいて何かを渡した…
「ん…?ミスちゃん…どうしたのじゃ…?」
「これ…おじいちゃんにあげる…」
ソーディア王は目を丸くして「ワ、ワシに?」
ミスが手渡した小さな紙には「かたたたきけん」と書かれていた。
「おじいちゃん…すきなときにつかってね。
ミスのじいじとばあばももってるよ!」
ソーディア王は大きく目を見開いてゴルドの方を見た…
ゴルドは親指を立てながら笑顔で自分の肩たたき券をソーディア王…いや、マサムネに見せた…
「ほれ、この通り!!」
「おお…」
マサムネは涙を浮かべてミスを抱きしめた。
「ありがとう…ミスちゃん…この戦いが終わったら使わせてもらうよ…ミスちゃんもパパやママの言うことを聞いてしっかり頑張るのじゃよ…」
「うん…!!」
ミスは笑顔で頷いてプラティナの元へ走って行った…マサムネはゴルドに語りかけた。
「のう…ゴルドよ…孫とは本当に宝物よの。
ワシも早く欲しくなったわい。」
「仕方ないのう。お前に孫が出来るまではミスちゃんに肩をたたいて貰うのじゃな…」
ゴルドの言葉にマサムネは頷いてニッコリと微笑んだ…
「さあ…みんな…準備はいいかい…?」
優也の言葉に全員が頷いて最終決戦へと向かう…
その頃…マンションの管理人さんはアルバムを手に取って優也の結婚式や出産の時の記念撮影の写真を見ていた…
「おかしいねぇ…
優也さんとティナちゃん…
私の勘違いかしらね…?」
ヴァルプルギスはイミテと全世界に向けてテレパシーを放った…
「皆の者…よく聞くがよい!!
わらわは史上最強の魔女…ヴァルプルギスじゃ!!
元はと言えばこの騒動…わらわに責任の一端がある…
わらわが三大魔女を集め…そして魔女達がベヒモスを結果的に呼び出す助けになってしまった…だからわらわは逃げも隠れもせぬ…
イミテよ…!!
これから雌雄を決しようではないか!!
そなたが勝ったらベヒモスを止めるものも居なくなるじゃろう!!
だからそなたがこの世界を支配して誰でも嫁に娶ればよいじゃろうて…
だが、わらわ達は負けんぞ。この国を、仲間を、誇りを守るために…チャラチャラ召喚獣なんぞに跨って最強と謳っておるような輩にわらわ達が負ける筈がないじゃろう…
ヴァルケーノ火山の中腹…わらわの居城跡まで来い!!城を吹っ飛ばした御礼も兼ねて引導を渡してやるわ!!
あ、そうじゃ…一応ついでに言っておくがのう…こういう時の決戦にチビ、デブ、ハゲ、バカが勝つパターンは…ほぼほぼゼロじゃ!!
だからさっさと白旗でも上げに来るのじゃな…ホッホッホッ…」
…ヴァルの声は全世界に、そしてイミテにもしっかり届いたが、その安定の口の悪さにみんな吹き出すのをガマンすることが出来なかった…
「ううう…よくもよくも…世界中のカワイ子ちゃん全てをボクちゃんのお嫁さんにしてハーレムを作ってやるぞ!!
ベヒモス!!ヴァルケーノ火山に向かえ…!!」
「…という事じゃ…如何かな…⁉︎」
ソーディア王宮内の作戦会議室でソーディア王の腹案を僕達それぞれが神妙な面持ちで伺っていた…
「…いや、恐れ入りました!!
私は奴等を魔法で倒すことだけを考えていたのでしたが…流石はパルテ様も認める軍師…」
ソーディア王の作戦にアイは脱帽した…
「いやいや…この老いぼれが口出し出来るのも
これが最後じゃろうて…但し、失敗したら取り返しのつかない難しい作戦であることに変わりは無い…
全てこの世の未来はそなた達にかかっておる…さあ…皆でこの世界を守るのじゃ…」
ソーディア王は僕達の顔を一人ずつ見て…大きく頷かれた。
その時…ミスが一歩前に出て、ソーディア王に近づいて何かを渡した…
「ん…?ミスちゃん…どうしたのじゃ…?」
「これ…おじいちゃんにあげる…」
ソーディア王は目を丸くして「ワ、ワシに?」
ミスが手渡した小さな紙には「かたたたきけん」と書かれていた。
「おじいちゃん…すきなときにつかってね。
ミスのじいじとばあばももってるよ!」
ソーディア王は大きく目を見開いてゴルドの方を見た…
ゴルドは親指を立てながら笑顔で自分の肩たたき券をソーディア王…いや、マサムネに見せた…
「ほれ、この通り!!」
「おお…」
マサムネは涙を浮かべてミスを抱きしめた。
「ありがとう…ミスちゃん…この戦いが終わったら使わせてもらうよ…ミスちゃんもパパやママの言うことを聞いてしっかり頑張るのじゃよ…」
「うん…!!」
ミスは笑顔で頷いてプラティナの元へ走って行った…マサムネはゴルドに語りかけた。
「のう…ゴルドよ…孫とは本当に宝物よの。
ワシも早く欲しくなったわい。」
「仕方ないのう。お前に孫が出来るまではミスちゃんに肩をたたいて貰うのじゃな…」
ゴルドの言葉にマサムネは頷いてニッコリと微笑んだ…
「さあ…みんな…準備はいいかい…?」
優也の言葉に全員が頷いて最終決戦へと向かう…
その頃…マンションの管理人さんはアルバムを手に取って優也の結婚式や出産の時の記念撮影の写真を見ていた…
「おかしいねぇ…
優也さんとティナちゃん…
私の勘違いかしらね…?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
いいえ、望んでいません
わらびもち
恋愛
「お前を愛することはない!」
結婚初日、お決まりの台詞を吐かれ、別邸へと押し込まれた新妻ジュリエッタ。
だが彼女はそんな扱いに傷つくこともない。
なぜなら彼女は―――
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる